大宮喜三郎の腹黒徒然草  下巻

     沖の干潟遥かなれども、磯より潮の満つるが如し

高校の夏休みにタイムスリップ

2024年08月19日 20時48分35秒 | 日記
 毎日が日曜日のように過ぎ去り、気がつけば昼寝ばかりしている自分がいる。その怠惰さに少しばかりの恥ずかしさを覚え、ガレージに眠っているW1-SAを引き出すことにした。このバイクは、かつての青春の象徴であり、乗るたびに体力も気力も高校時代の夏休みに戻るかのような感覚を呼び覚ます。

 エンジンをかけ、アクセルを回すと、風が体を包み込み、時間も空間も忘れさせてくれる。アクセル全開で走るその姿は、まるで「鞍馬の天狗の化身、鬼もたじろぐ猛虎の如し♪」だ。笑いがこみ上げてくるが、それもそのはず、昔の自分が蘇ったような気持ちになるからだ。
    
 バイクにまたがり、道を駆け抜ける瞬間、現実の時間が止まり、無邪気で自由だったあの頃にタイムスリップする。そして、そんなひと時が、再び今日を特別な日に変えてくれるのだ。
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