セローに乗って、修那羅峠を通って青木峠のトンネルを抜け、四賀村から保福寺峠を駆け上がり、勢いで蝶ヶ原林道を走り美ヶ原までひとっ走り。
眼下に三才山トンネルに続くR143が見える。(ここまでは、舗装された道路なので問題ない)
この時期の林道は樹木が茂り、薄暗いトンネルのようになっていて、車ならともかくバイクに乗って単独で進入するにはチョット勇気がいる。
倒木や落石を避けながら「クマ出るなよー」って走っていたら、シダの茂みがガサガサ・・・。
「ゲェ!」
突然、目の前を20頭くらのニホンジカの群れが横切って行き、急停車。
「驚かすなよぉ・・・」
シカと衝突したら、バイクは大破し人も怪我をしますから、ある意味クマより危険だ。
人が全く通らない林道・脇は目もくらむ断崖絶壁・携帯は圏外・単独行動で行き先を家族は知らない・・・。
確実に遭難するパターンだ。
烏帽子岩が見えるあたりまでくれば視界が開け一安心。
16歳の夏休みにバイアルスに乗って、ここに来た記憶が有る。
あれから月日が流れ、少年は耄碌爺になってしまったけれど、美ヶ原・王ヶ頭の姿は変わりない。
「やっぱ、山はいいなぁ」
林道で半クラッチを多用したので、左手の人差し指にマメができて、中指の皮がむけた。
還暦が近い耄碌爺の所行とは思えない。
耄碌爺、身長5尺8寸2分 体重18貫6百 極めて健康!。
新潟県最大のパワースポット弥彦神社へお出かけ。
凛とした拝殿の前に立つと、さまざまな不浄が心身から取り除かれるのが実感できます。
お勧めですヨ。
火の玉石では、願い事を頭の中に思い浮かべて、石を持ち上げましたが・・・。
超ーー重いぃ。(涙)
閣下が、弥彦山の山頂でアイスクリームを食べたいと言うので、「志田大太刀」の見学はパス。(号泣)
「志田大太刀」見たかったなぁ・・・。
閣下と梅干を作ったから六月十二日は梅干し記念日。(笑)
ヘタを取って水洗いして乾かす。
・良い香りがします♪。
・完熟した南高梅は柔らかいので、水洗いはやさしく。
・完全に乾燥させない方が塩付きが良い。
容器と漬物用ビニール袋を焼酎で消毒。(手に小さな傷が有ったみたいで、傷口がしみるぅ・・・)
梅を平らに並べ、その上に塩をふり、梅と塩を交互に積んで行く。
重石が無いので、砂糖500g×3袋とペットボトルで代用。
梅雨明けに、4日くらい天日干しで完成かな。
用意したもの
・南高梅 5Kg 580円 今年は不作だそうです。
・粗塩 (あら塩) 1kg 160円 1Kgの根拠は無い。(汗)
・漬物容器 20リットル 800円 20リットル以上だと動かすのが大変。
・消毒用焼酎(度数35%) 少々 焼酎の残りは、マタタビ酒で使用。
・漬物用ビニール袋(1枚) 100円
「申年の梅は縁起がいい」って言いますし、何より「季節を感じながら丁寧に暮らす」のは素敵です。
この場所で満開のサツキを眺めるのは10回目になる。
トルストイのイワン・イリッチじゃないけど、頭の中に「ゴンドラの唄・小林旭」が流れる。
あっという間の10年だったなぁ・・・。