3キロ離れた場所で原付のVベルトが切れ、車両が動かなくなった瞬間、私は困難な決断を迫られました。ただ原付を置いて帰るわけにはいきませんので、炎天下の猛暑の中、私は1時間以上もかけて、原付を押して家まで帰ることを決意しました。
この決断は容易ではありませんでした。炎熱の中、汗が流れ、体力を奪われる状況でしたが、私は途中で諦めることなく、原付を押し続けました。それは身体障害1級の人間にとっては非常に過酷な試練でしたが、私は自分の限界を超える覚悟で取り組みました。(バカ!)
家に帰り、エンジンを開けた瞬間、Vベルトが粉々に粉砕されている光景が私を迎えました。2万6千キロもの走行距離を経た原付のVベルトが切れてしまうのは、避けられないことでした。
しかし、幸いにも私はDio・ZXAF35の部品(Vベルトやウエイトローラーなど)を事前に購入していたため、すぐに修理に取り掛かることができました。
インパクトレンチが無いので、ユニバーサルプーリーホルダーを使ってプーリーを取り外し、新しいVベルトとウエイトローラーを取り付ける作業に取り掛かりました。
作業はサクサクと進み、約1時間ほどで修理が完了しました。Vベルトが入らず泣いたり、ボルトが一本余ったりは絶対していない(涙)
なんだか内容の濃い1日でした。