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日本語の「感情をあらわす言葉」の豊富さを知る『気持ちを表す言葉の辞書』

2022-02-23 10:00:50 | 人生を「生かす」には
@日本語の難しさ、それは多くの比喩した感情の言葉があるからだ。現代でも使われている日本語と言うが漢字検索でも出ない言葉も多々ある。現代人には口語で使っても通じない言葉もちらほらあると感じたが、日本語の「感情を表す」豊富さに驚く。 「喜怒哀楽」の表現が多い日本語は不思議だ。
『気持ちを表す言葉の辞典』飯間浩明
喜怒哀楽をはじめ、人間の感情を表すことばには、さまざまな表現があります。
ー感情の言葉
    喜ぶ 愉悦に感じる・糠喜び・喜び勇む
    怒る 癇に障る・憮然とする・青筋を立てる・業を煮やす・憤怒にもえる
    悲しい もの悲しい・悲嘆に暮れる・嘆かわしい・悲痛・沈痛・しめやか
    楽しい 謳歌する・満喫・和気藹々・享楽・快楽・極楽・愉快
    寂しい・怖い    戦く・畏怖する・震慄する・怖気ずく・鬼気迫る・怖々
            人恋しい・寂寞・侘しい・膝を抱える・哀愁・旅愁
            肝がんの至・忸怩たる思い・斬鬼に耐えない・決まりが悪い
    照れる 面映い・ハニカム・モジモジする・気恥ずかしい・くすぐったい
    恋する 慕う・思慕・恋慕・焦がれる・見初める
    夢中になる 時を忘れる・熱に浮かされる・溺れる・無我夢中・首っ丈
    好き 愛慕・愛しい・愛着がある・好感を持つ・憎からず思う
    熱中する 寝食を忘れる・入れ込む・熱狂する・没我
    疲れる 草臥れる(くたび)・顎を出す・精も魂も尽きる
    悩む 難儀する・煩わしい・懊悩する・気に病む・思い詰める・物思いに耽る
    心配になる 気もそぞろ 憂惧する 憂える 憂慮する
    不安になる 危ぶむ 案ずる 心許ない 心を痛める
    安心する 安らぐ 心丈夫 安堵する
    苦しい 悶える 悶々 身悶える 憂苦 艱難 思い煩う ひもじい
    辛い 掻きむしられる 憂き目を見る 見るに忍びない 断腸の思い
    切ない やるせない 胸が締め付けられる やりきれない キュンキュン
    満足する ほくほく 会心 満悦 悦楽 気が済む 御の字
    焦る まだるっこい 逸る 焦燥する 気が急く 気忙しい もどかしい
    疑う 訝しい 疑念を抱く 半信半疑 疑心暗鬼 猜疑の念 うろん(胡乱)
    驚く 肝を潰す 度肝を抜かれる 衝撃を受ける 脅威 雷に打たれる
       腰が抜ける 愕然とする 驚嘆する 唖然とする 圧倒される
    呆れる     呆気に囚われる 呆然とする 性懲りも無く キョトンとする
    緊張する 張り詰める 気を張る 固唾をのむ タガを締める
    興奮する 込み上げる はやり立つ たけりたつ 高揚する 感情を昂らせる 
    期待する ワクワクする 待ち望む 待望する 心が騒ぎ立つ 指折り数える
    失望する    落胆する 暗然 肩を落とす 暗澹(あんたん)失意に沈む
    嫌い    反吐が出る いけ好かない 疎ましい(うと)愛想が尽きる
    憎い 憎々しい 憎悪する 面にくい 厭わしい(いと)不倶戴天    
    恨む 怨恨、遺恨 根に持つ 妬む 恨みつらみ 恨めしい 呪う
    悔しい 口惜しい 悔恨する 牙を鳴らす 切歯扼腕(せっしやくわん)
    妬く 嫉む(そね) 僻む(ひが)岡焼き 凛気を起こす やっかむ 妬心
    残念に思う 遺憾 無念 名残 憾み(うら)本意ない
    懐かしい 偲ぶ 追憶 追想 追懐 回顧 顧みる 懐古
    魅せられる とろける 魅了される 酔う 恍惚とする 陶酔する 痺れる
    憧れる 羨望 羨む 憧憬 垂涎の的 傾倒する 心酔する
    傷つく  傷心 凹む 挫ける ちくちく 痛手を受ける トラウマになる
    後ろめたい やましい 気が差す 後ろ暗い 人目を憚る 罰が悪い
    飽きる 倦怠 食傷 げんなり 所在がない 興醒めする 飽き飽き
    敬う 一目を置く 敬意を払う 仰ぐ 崇める 敬服する 敬慕する
    つまらない 味気ない 退屈 無味乾燥 甲斐がない 眠気を誘う
    感動する 琴線に触れる 脳裏に焼きつく 感銘を受ける 心を動かされる
        胸を打たれる 胸が熱くなる 感慨に耽る しみじみ グッとくる
        感じ入る 感極まる 感に堪えない 感嘆 感服 感無量 共感する
    誇らしい 意気揚々 得得とする 優越感を抱く 晴れがましい 得意満面
    自慢する 鼻高々 したり顔 誇る 鼻にかける 思いあがり
    同情する 労しい 気の毒 痛ましい 他人事とは思えない 情けを掛ける
    情けない 浅ましい 不甲斐ない しがない みうずぼらしい 儚い 惨憺
    満たされない 不本意 しこりが残る 飽きたらない 呆気ない
    納得できない 釈然としない 意に沿わない 解せない 合点がいかない
    感謝する 恐れいる 痛み入る 恐悦至極 身に余る 恐れ多い 忝い
    面白い 剽軽(ひょうさん) 興に入る 臍で茶を沸かす 滑稽
ー気分の言葉
    気分が良い 快感 快い 爽快 心地よい 痛快 快適 清々しい 爽やか
    浮かれる 舞い上がる 晴れやか 鼻歌混じり 心が浮き立つ 陽気
    落ち込む 愁い しおれる 憂鬱 鬱ぐ(ふさ)物憂い(ものう)鬱々とする
    苛立つ 焦れる 苛立たしい 歯痒い いざったい カリカリする
    不愉快 臍を曲げる 気を腐らせる 苦々しい 胸糞が悪い 虫唾が走る
        機嫌を損ねる わだかまり 後味が悪い 心地が悪い
ー心の言葉
    揺れ動く 心を躍らせる 心が惹かれる 弾む 解ける 乱れる 震える 
        奪われる 騒ぐ 心留まる 沁みる 心急く 心ここに在らず 心しぐる 
    思いやる 心を砕く 心を致す 心が篭る 心無い
ー気の言葉
    気 気が紛れる 気が軽い 気が張る 気が引ける 気が滅入る 気が詰まる
ー状態・様子の言葉
    落ち着いた 悠然 平然 悠々 泰然自若 安らか 和やか 物に動じない
    落ち着かない あくせく ウロウロ マゴマゴ ソワソワ オタオタ 
    平気な様子 事も無げ 無頓着 けろり 平気の平左 恬然(てんぜん)
    スッキリ 晴れ晴れする 清清する 気が晴れる 溜飲が下がる 胸がすく
    はっきりしない 有耶無耶 曖昧 もやもやする どっちつかず 漠然
        おぼつかない 煮え切らない 捉えどころがない 不得要領 優柔不断
    涙を流す シクシク ポロポロ 啾啾 おいおい さめざめ 滂沱(ぼうだ)
    怖がる 罠わな おどおど オロオロ 恐怖に包まれる
    小言と言い訳 ぶうぶう ボソボソ くどくど ブツブツ 歯切れが悪い
        しどろもどろ 尖り声 声に棘がある
ー気性・性質の言葉
    気性と性質 意固地 肝が据わる 頑な 気高い 無邪気 烏滸がましい
        臆病 不実 飽きっぽい 卑怯 厚顔 引っ込み思案 野暮
ー程度の言葉
    程度 無性に 極めて ひたすら 全身全霊 この上もない 限りなく
        能う限り 遮二無二 露骨 こよなく 甚だしい
ー行動の言葉
    笑う 微笑む 口元が綻ぶ 相好を崩す 顔を綻ばせる 破顔する 
        嘲笑う 冷嘲する ほくそ笑む 晎笑する 莞爾とする ヤニ下がる
    泣く 慟哭する 目頭が熱くなる 目が潤む 嗚咽する 声が潤む 涙に咽ぶ 
        涕泣 泣き崩れる 泣き沈む 啜り泣く 泣き伏す 忍び泣く むずかる
    見る 背ける 付ける 見開く 守る 奪われる 見惚れる 敵にする 瞥見
        凝視する 見入る 睨みつける 上目使い 見合わせる 虎視眈々
    声に出す 2つ返事 愚痴をこぼす 唸る 歓呼する ぼやく 弱音を吐く
        惚気る(のろけ) 嘆声をもらす 声を弾ませる 曇らす 猫撫で声
    喜びのあまり 手舞足踏(しゅぶそくとう) 欣喜雀躍(きんきじゃくやく)
         小躍り 随喜の涙 はしゃぐ 狂喜乱舞 呵々大笑 抃舞する 
    聞く・聴く 耳障り 聞き惚れる 聞き捨てる 聴き過ごす 聴いて呆れる    
             耳をそば立てる
    慌てる 度を失う 面食らう あたふたする 泡を食う 狼狽える 取り乱す
        狼狽する 倒けつ転びつ
    態度が大きい 愚弄する 驕慢 虚仮にする(こけ)鼻であしらう 人を食う
    信じる 妄信する 真に受ける 過信する 確信する 
    不機嫌になる 風向きが悪い ご機嫌ななめ 仏頂面 顔を顰める 拗ねる
    怒りが現れる 血相を変える 癇癪を起こす 怒りが爆発 逆上 憤怒の形相
            堪忍袋の緒が切れる 当たり散らす
    不満を表す 役不足 渋々 心ならずも ふくれっ面 剥れる 地団駄を踏む
            気色ばむ 捨て台詞を残す
    迷う 左顧右眄 思いあぐねる 思案に暮れる 躊躇う 逡巡する 彷徨う
    我慢できない 忍びない 見るに耐えない 堪らない 喉から手が出る
    恐れのあまり 恐れ慄く 戦慄を覚える 鳥肌が立つ 戦慄く(わなな)
  身震いする 怖ず怖ず 総毛立つ  物怖じする
ー体の言葉
    頭 頭が重い 頭が上がらない 頭を冷やす 頭を抱える 
    顔・面 顔を曇らす 顔から火が出る 顔負け 頬を赤らめる 喜色満面
    髪・毛 怒髪天を衝く 髪の毛を逆だてる 後ろ髪を引かれる 白髪三千丈 
        身の毛がよだつ 鼻毛が長い 旋毛を曲げる
    眉    眉を曇らす 眉根を寄せる 柳眉を逆立てる 眉唾物 八の字眉 愁眉
    目・まなじり 目に余る 目が泳ぐ 目を三角にする 目を皿にする
        目を見張る 目を輝かす 眦を下げる 眦を決する
    口・唇・嘴 口を尖らす 開いた口が塞がらない 口を濁す 唇を噛む        
        嘴が黄色い 嘴を鳴らす 唇を返す
    歯 歯を出す 歯を噛む 歯を食いしばる 奥歯にものが挟まる
        歯が浮く 歯軋りする 歯牙にも掛けない
    耳    耳が痛い 耳に逆らう 耳を疑う 耳に立つ 聞き耳を立てる
        耳にタコができる 耳を澄ます 耳を塞ぐ 耳に付く 耳苦しい
    鼻    鼻が高い 鼻に付く 鼻持ちならない 鼻を蠢かす 鼻が凹む 鼻白む
        鼻息が荒い 鼻で笑う 鼻が明く
    手    手を打つ 手を合わせる 大手を振る 手をこまねく 心手を加える
    足    足が地につかない 足がすくむ 二の足を踏む 足蹴にできない
    胸 胸を貫く 胸が詰まる 胸を躍らせる 胸が騒ぐ 胸に溢れる
        胸を刺す 胸が痞える 胸を反らす 胸を焦がす 胸を撫で下ろす    
    腹 腹が黒い 腹に据えかねる 腹が据わる 腹に落ちる 腹を括る
    息    息を凝らす 息を吐く 息が詰まる 息を呑む 息筋張る 青息吐息
    血    血湧き肉躍る 血が騒ぐ 血が沸く 血も涙もない 血走る 血眼になる
        血道を上げる 血の気がひく 血の滲むような
    涙    涙を飲む 涙の雨が降る 涙ぐましい 有り難涙 暗涙 泣の涙 感涙
    身    身を焦がす 実を粉にする 憂き身を窶す 身につまされる 身骨を砕く
        身を入れる 身を抓む 肩身が狭い 身を引き締める
ー季節の言葉
    春・夏 春めく 春眠 山笑う 長閑(のどか)梢の夏 春愁 春色 山滴る
    秋・冬 悲秋 秋の空 秋めく 秋の香 秋風が吹く 秋色 秋の声
        秋思 山装う 秋麗 寒露 心の秋 身に入む 枯野 秋爽 山眠る
ー気象の言葉
    雲    靉靆(あいたい)暗雲 鱗雲 雲海 浮雲 東雲 
    叢雲(むらくも) 青雲
    風    風冴ゆ 風光る 風薫る 東風(こち)木枯らし 空風 北風
    雨    卯の花腐し 翠雨 春時雨 洒涙雨 五月雨 甘雨 氷雨 鬼洗い
ー色の言葉
    いろいろな色 色良い 色合い 色めきたつ 色をなす 色づく 色褪せる
    赤    赤恥を描く 赤烏帽子 赤貧 赤心 赤裸々
    青    青山 青菜に塩 青二才 青天白日
    白と黒 白々しい 白日 白糸 暗黒 どす黒い 黒白を争う(こくびゃく)
ー音の言葉
    音 煩音 喧騒 快音 哀調 好音 潮音
ー数の言葉
    数 一喜一憂 一日三秋 一笑に付す 一条の光 一心不乱 四の五の言う
        二の句が継げない 五臓六腑が煮え返る 七転八倒 七難八苦 九腸寸断す
ーたとえの言葉
    たとえ 堰を切ったよう 砂を噛むように 石に齧りついても 平蜘蛛のよう
        能面のよう 親の仇のよう 竹を割ったよう 泥のように眠る
        紅葉のような手 湯水のように使う 火の消えたよう 綿のように疲れる
        取って付けたよう 影の形に添うよう 絵に書いたように 水を打ったよう
ー言葉にならない
    言語を絶する 言うに言われぬ 筆舌に尽くし難い 言葉に尽くせない えも言われぬ


心までは決して読めない『ドライブマイカー』⭐️3.5

2022-02-23 07:50:57 | 映画から見える世の中の動き
@長すぎて映画で訴えたいものがよく見えない、と言うより後半以降に訴えたいことが詰まりすぎなのかもしれない。夫は妻が浮気をしていても妻の愛を信じていた。それは妻の脚本のための目的で妻の愛は夫と一緒にいることだと信じていた、だが妻から裏切られることが恐怖だった。「誰も人の心までは決して読めない」と言うこと、たとえそれが長年一緒に生活した妻でも。 
『愛はお互いを見つめ合うことではなく、ともに同じ方向を見つめることである』サン=テグジュペリ -
『ドライブマイカー』
愛娘を亡くし、愛する妻を失った男が人との関わりを通して自らが向き合い、生きる希望を取り戻していくこの物語を映画化。 日本の映画らしく、ゆったりした生活の中で男は言葉少なめで感情を表に出さない性格は変化もあまり気にしない、だが、人間関係、恋愛を除いて。 舞台俳優であり、演出家の男は瀬戸内の島に向かう、目的は広島での舞台公演を実行する為。舞台俳優の選別で故人の妻、脚本家との関係者を一人選んだ。そこでは過去の不幸な事故から若い女性の専属ドライバーを雇っていた。 


漂流の恐怖に立ち向かう『アドリフト41日間の漂流』⭐️4.5

2022-02-22 16:58:46 | 映画から見える世の中の動き
@41日間の孤独な漂流が教える事。絶望感に面した時の人の行動は想像がつかない。この映画にあるタミーは生き残る為にヨットの方角・緯度などコンパスの操作を学び、雨水を飲み水にし、嫌いだった生魚を捕食し、最後まで諦めず41日後に漸く発見、保護された、とある。人は飲み食い無しで何日生きられるのだろうか、さらにその強い意志なくして生き延びれないことを教えてくれるのがこの映画だ。 漂流中亡くなった婚約者の言葉「生きなさい」がその意志を繋ぎ止めたのか・・・天国からの「心の声」はいつまでも生きているのだ。
『アドリフト41日間の漂流』
1983年、婚約したばかりのタミー24歳とリチャード33歳の41日の間の漂流、最後はタミーだけの孤独な旅となったノンフィクション映画だ。 サンディエゴに向かう途中でハリケーンに遭遇、ヨットが走行不能となり、リチャードも瀕死の重症となった。二人は必死に生き延びようと努力するが重症を負ったリチャードは死を悟った。「もう言っていいわ」という言葉でリチャードは身を海に沈めたが、その後タミーはリチャードの「生きなさい」と声が聞こえたと。タミーは今でも航海を楽しんでいると言う



体内埋め込みマイクロチップの進化

2022-02-22 10:37:00 | 最新技術(IT)で変わる事
体内埋め込み可能なマイクロチップの技術。先進国のスウエーデンでは既に3000人以上の人にチップを埋め込み(手の甲)、鍵(車家)、クレジットカード、電車チケット、パソコンのログイン、販売機での買い物等の機能が可能だと言う。その他ドイツ、北米なども進化しており生体情報、パーソナル情報などGPSで位置情報からアルツハイマーなどの人々にも転用されつつある
将来、人の記憶・知識・個人情報はこのマイクロチップに収められると言うこと。学校の入試試験等のカンニングなど一気に世界が変わることになる。
下記はその記事とYouTubeの動画(英語)である


守る人がいたからこそ今がある「オンリー・ザ・ブレイク』⭐️5

2022-02-22 07:45:06 | 映画から見える世の中の動き
自然との戦いは「感」と今までの訓練だが、プロでも間違いが起こる。それがこの悲惨な事態(大火災で仲間の隊員を死なせた)を招くことになった。だが、そこからの教訓はいつまでもみんなの心を一つにしている、それは「守ってくれた人々がいるから今があると」と。人は間違いをする、間違いをしない人間などいない、と思えばやれることは沢山見つかる、いや見つけて誰かがやるしかないのだ。使命感に燃えた消防隊は悲惨となったが、心に残るモノを遺してくれた。
「オンリー・ザ・ブレイク」
恋人の妊娠で生き方を変え森林消防隊に入隊した愚れた若者(ブレンダン)は過酷な訓練を得、本番の審査も合格、チームがグラニットマウンテンホットショットの名として登録され地域のチームとして昇格した。 いくつかの山火事に貢献しヒーローとなったチームはやがて巨大な山火事に出動、だが20人中19人が焼死した悲惨な事態に、ノンフィクション映画だ。


隣国の軍事力とその組織の脅威『ウルフ・オブ・ウオー』⭐️4

2022-02-21 16:10:46 | 映画から見える世の中の動き
中国映画でこれほど最新の戦争兵器(最新デジタル装置など先進国の模倣品でも)を使ったストーリーは見たことが無かったが、最後に司令官が言う「中国を脅かす者に安全な場所などない」はとても威圧感を覚えた。軍事力は限界がない、だから脅威に、恐怖を招く。今後「一発触発」的な行動がない事を祈りたい。特に情報戦となる今後は要注意(翻訳・通訳含め:誤訳は決して許されない)が必要だ。
「ウルフ・オブ・ウオー ネイビー・シールズ傭兵部隊vsPLA特殊部隊」
中国の特殊部隊に入隊した凄腕のスナイパー・ロン軍曹は訓練中、何者かに実弾射撃の攻撃を受け、同僚一人が殺害された。 それは中国系のマフィアが摘発、スナイパーによって殺害されたことを受け、恨みを果たす為元シールズ仲間を金で雇った中国系化学会社のボスによる計画だった。

地球の最新・深海の深さは1万983m(+ー6m)と言う

2022-02-21 10:16:14 | 世界の不思議・出来事
@世界の深海場所はマリアナ海溝でたまたま探査機機の故障で発見されたという。チャレンジャー海淵の深さは1万983メートル(±6メートル)であると計算した。 果たしてどんな生物、獣的生き物がいるのだろうか。今後を期待したい。


愛子の未来の人生を尊重した父親の決断『エール』⭐️5

2022-02-21 07:44:23 | 映画から見える世の中の動き
父親の決断はとても凄い選択と行動だ。聾唖家族との切り離しすることは娘には到底できないことを敢えて父親がその選択肢を選んだこと。それは「娘の未来ある人生」を鑑みた辛い苦しい決断だったと思う。 聾唖家族にとって娘の歌唱力を判断する聴力もなく「娘を信じて選択した」が最高の贈り物になったはずで、とても感動的な映画だ。
「エール」
フランスの田舎で牧場を経営する聾唖障害者の家族、両親、弟が難聴で唯一姉だけが家族と外の人の会話の仲介をしていた。姉が歌の才能があると評価されてコンクールに参加する事になり、特訓が始まる。 だが、家族のことを思うことで一旦キャンセルせざるを得なかった。学校での歌の演奏会で多くの人々から絶賛を受け、父親は決断する「娘の人生」を選ぶときは今この時なのだと


生みの親と育ての親、どっちが優位になるのか『あしたは最高の始まり』⭐️5

2022-02-20 17:49:00 | 映画から見える世の中の動き
生みの親か育ての親か、どちらが親権を得る事ができるのか。一番悩むのはやはり子供の方であり、選択は難しい。身勝手な親はまたいつかその身勝手さが出るかもしれない。それを思うと、やはり「育ての親」に軍配を上げる方が子に対する深い愛情は歴然としているだろう。
「あしたは最高の始まり」
突然男の元に「あなたの赤ちゃん」として赤ちゃんが置き去りに。男は必死に母親を探したが見つからず、男手一人で育てる事にする。そして8年が過ぎると突然母親が名乗り出て娘を返してほしいと訴え、裁判では勝利したものの遺伝子解析で父親ではない事が証明される。娘は育ての父と一緒がいいと父親と逃亡する。やがて母はその意味が理解できた。それは男だけが知る娘には悲しいかな期限付きの病魔がとりついていたからだ。


地球温暖化、19世紀と比較して1.1度上昇 で何が起こる?

2022-02-20 14:01:27 | 世界の不思議・出来事
@地球の温暖化 過去8年間は、1880年に現代の記録管理が開始されて以来、最も温暖で、年間気温データ、2021年の地球は、産業革命が進行し、世界中に気象観測所が出現した19世紀後半よりも約1.1°C(1.9°F)暖かくなった、と言う。(NASAデータ分析 https://earthobservatory.nasa.gov/images/149321/2021-continued-earths-warming-trend
その主な地球の変化:
IPCCの第5次評価報告書は、このまま気温が上昇を続けた場合のリスクは:
  • 高潮や沿岸部の洪水、海面上昇による健康障害や生計崩壊のリスク
  • 大都市部への内水氾濫による人々の健康障害や生計崩壊のリスク
  • 極端な気象現象によるインフラ機能停止
  • 熱波による死亡や疾病
  • 気温上昇や干ばつによる食料不足や食料安全保障の問題
  • 水資源不足と農業生産減少
  • 陸域や淡水の生態系、生物多様性がもたらす、さまざまなサービス損失
  • 同じく海域の生態系、生物多様性への影響


敗戦で遺すもの、それは日本人の「誇り」だった『アルキメデスの大戦』⭐️4.5

2022-02-20 07:52:22 | 映画から見える世の中の動き
@バルチック艦隊撃破など日本戦艦の勝利は太平洋戦争に向けてもその迷信が強調された、という映画だ。頑固頭と時流が読めない陸軍、それに海軍(戦艦派)の上昇部が求めたもの、それは「自慢(見栄)」「士気(権力)」であり戦争の勝負そのものではなかった点は現在の政治家にもある。それは国民目線での政策ではなく、政治権力・権力保持中心的な考えで進んでいるのは情けない。特に安倍政権からの内閣は恥の塗り重ねが多く、日本経済の鈍化成長につながっていると思う。
『アルキメデスの大戦』
太平洋戦争が始まる数年前の日本海軍。 日本海軍の軍拡予算会議において、戦艦の建造を優先するか空母を優先するかの議論が紛糾した。戦艦派は敵の度肝を抜くような巨大な戦艦で士気を上げたいと実際の見積もりより格安で提出、一方空母派は、これからの戦術で必須なのは飛行機による攻撃で巨体戦艦は狙い撃ちされるだけ、と主張。空母派は戦艦派の見積は論外で虚偽違反となると見積計算を帝国大学の天才に依頼した。
日本・日本人が負けても「誇り」(日本の象徴)が持てる偉大さを世界に遺したい、と言う夢が海軍にはあった。 戦艦「大和」(3000名の戦死)であった。


運命のまま絶対に諦めず生き抜く『蔵』⭐️5

2022-02-19 13:20:07 | 映画から見える世の中の動き
悲惨な運命を辿る名家、後継者に恵まれず苦難の道を歩む。視覚障害を抱えながら逞しく生き抜く「烈」は最後に自分の我儘を主張する。それは女で「蔵元」になること、好きな人と一緒になること。 誰もが「どうして私がこんなことに・・・」不運を背負うことで人生は逆方向に動く。だが「烈」は克服し、それを支えてくれる人を自分の「感」を頼り生き方を見つける。 凄く、逞しく、強い生き方(絶対に諦めず)を教えてもらった気がする。涙腺が緩む感動的な映画だ。
『蔵』 2002年NHKで放映されたドラマ
越後の銘酒「冬麗」視覚障害を抱えた一人の女性継承者のノンフィクション映画。蔵元の長男に迎えた蝋燭屋の娘に8人の子は何も死産で漸く九番目の女の子に恵まれた。だが、目が不自由で13歳で失明!その母も娘の目のお参り巡礼で命を落とし、年頃になった娘は父親に蔵元になる事を願う。


プレゼンの要は「シンプル」が基本『1分で話せ』

2022-02-19 07:51:28 | 起業家への知恵
プレゼンテーションの要は訴求力だ。「何を言いたいのか」を明白にして「どうしたいのか」を訴えるものである。それを簡単に簡単な言葉で表現できれば最高である。あとは「質疑応答を含めた議論」に持ち込めばいいのである。
下記は北米のシリコンバレーの起業家の1分ピッチというのがありご紹介します(参考までに)
みなさん、こんにちは 私は・・・・創設者の・・・・です。
1、私たちは、・・・・・・をしています。(製品名・市場展開・開発)
2、・・・・のために(顧客層・強み)
3、・・・・のもの(アイデア・製品詳細)で解決(課題に対して)しています。
4、それは・・・・に対する顧客満足(市場)のためのものです。
5、現在あるもの(競合他社)とは・・・・・が違う(差別化)ものを提供するものです。
Hello, I’m _________ founder of the __________.
  1. We make (deliver, lease etc), a _________ (things)
  2. for _________(type of customer)
  3. that (gives the solution, solve the problem of) ________(describe in sentence)
  4. the benefit to (customer) is _____________
  5. Our solution is different from the competition because __________(describe secret things)
「概要」1分で話せない話は、どんなに長くても伝わらない
「話が長い、手短に話せ」。長いのは話がまとまっていない証拠でもあり、相手に伝わらない一番の原因。そこで,伝わる伝え方の「型」の部分だけでなく、「結論の決め方」、「言い切れない」というメンタルの部分の話から、1分で記憶に残す方法など、誰でもできる方法を指南する。「伝える・プレゼンテーション」そのための「伝えるスキル」=「伝える」
人の話は80%を聞いていない=1分で話す  結局、動かしてなんぼ
    相手はどんなこに興味があるのか
    ゴールは何か
ー主張と結論を整理する
    「~だから」「である」で確認=簡単な言葉を使用:スッキリ・簡単
    伝わない4つの話
        プロセスを話すな・気を使いすぎる・自分の意見を言わない・笑いが入る
    人のイメージを想像する(相手の立場に立ったビジュアル+たとえを入れる)
    SDS(SummaryーDetailsーSummary):まとめ+詳細
    PREP(PointーReasonーExampleーPoint):主張ー根拠ー例示
    PCSF(ProblemーChangeーSolutionーFuture):問題ー変化ー解決策ー未来
ー何を優先させるか・結論は誘導しない