ちょっと気になるいい事、言葉、最新技術

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「雪の無い北京」でのオリンピック開催、なぜ!

2022-02-13 17:05:55 | 世界の不思議・出来事
@北京の北西にあるXiaohaituo Mountainエリア(延慶県張山営の西大荘科村)の2022年2月は平均積雪は3.3センチ。その為、北京オリンピックでは120万立方メートルの人工雪を使用、そのために必要な水の量は2億2300万リットル、さらに3つのポンプ場と8つの冷却塔、130台の発電機を使用した降雪機を利用。人工雪は溶けにくくするため、水には化学物質が混ぜられており、これは人工雪の下に存在する植物や、溶けた水が流れた環境(動物・農地等)深刻なダメージを与える。人工雪は「30%が氷、70%が空気」でできており、『10%が氷で90%が空気』という自然の雪と大きく異なり、人工雪を使った斜面は物理的に硬く、アスリートが斜面を下る速度が速くな流、と言う。
そもそも今回「雪の無い地域での開催がどうして認められたのか」IOCへの「金銭」疑惑がさらに広まっても不思議ではない。

スケート、カーリングなど室内競技は北京市内である

感染発生から収束までの国、医者、研究者はどう対応すべきか『アウトブレイク』⭐️5

2022-02-13 13:49:00 | 映画から見える世の中の動き
このドラマは伝染病が拡大する環境に人は、国は、医者は、研究者はどのように対応していくかの記録映画だ。 是非政治家、専門家は見てほしい映画のひとつだ。
1、記者発表(政府の国民対する感染病発生告知内容とタイミング)
    国民に対する呼びかけで混乱を避け、遅らせようとする国側と専門家の早期発見と隔離対応で対立
2、試験薬の無断投与(瀕死状態の人間への対応、試験薬の無許可使用)
  人への臨床実験なしで投与することでの国、感染研究者、製薬研究者との葛藤 「命の重さ」何を優先させるか
3、越権行為(権力者の権限とその行使)
  大臣の権限を利用して医者に対して試験薬を優先して自分のパートナーに投与させた事 (身勝手な行動が裏目に)
『アウトブレイク 感染拡大』
カナダの田舎で飼育していたペレットが発症源、だがそれが判るのは随分後のこと。ドラマは感染が拡大する環境に人は、国は、医者は、研究者はどのように対応していくかの記録映画だ。ペレットに触れた人物から瞬く間に感染。最初は咳だけ、その後喉、頭痛、倦怠感など発症し、病院に行っても風邪の診断。一か月後に死亡者が病院に運ばれた患者と共通点が見つかり、初めて強力な伝染病だと認定。徐々に感染者数が増え、範囲も広がることで感染源の特定が難しくなる。隣国、米国ボストンの製薬会社が動物検証中の新薬ワクチンを公表、だが人間への臨床試験投与はされておらず1年後と発表。だが、カナダの研究所所長は極秘に死を宣告された患者に投与することで実験を挙行、十二人中八人が回復する。この時公安大臣が権限を利用して試験薬を優先して自分のパートナーに投与させ、その代わり打つべき子供が亡くなった。その後200名が死亡、研究所の所長の娘も含めた子供が感染している事で感染源がペレットとわかると漸く感染源から収束した。だが肝心な子供の命を大臣の権限で引き換えになった母親の恨みへとかわっった。


「富嶽三十六景」は北斎72歳の作 要は年齢より「創造力」

2022-02-13 10:43:27 | 歴史から学ぶ
@89歳まで生きた北斎は晩年の二十年間に最も優れた作品を残したが、著名な作品「富嶽三十六景」は彼が72歳のときに描かれたものである。死ぬまで絵画への情熱を失わず描き続けた北斎の姿勢に共感する、好奇心と興味にかられて新たな作品に挑み続けてた一人だ、とある。要は「成功と年齢は関係なく、創造力にある」とのことだ。詳細記事はForbes Japan

歳を取ってもできるのが「創造力」 

2022-02-13 07:45:36 | 歴史から学ぶ
時代と共に変わる変化、そこに「創造力」を活かすことが必要とされる。固定概念をぶち破り、全く違った視点で物事を捉え、意外性と面白みを持たせることが時代のニーズとなりつつある。人を惹きつける「創造力」は年齢に関係なく誰でもいつでも可能なことだということだ。あとは「勇気」「行動」「やり抜くという意気込み」だろうか。
『型破りの発想力』齋藤孝
これからの時代は「発想力:クリエティビティー」(新たな価値を創造する能力)
    文化的価値の重要性が増す時代となる
ー日本人の目の付け所・発想
    新幹線の車内清掃:「奇跡の7分間」
    コンビニのサービス力(製品群とその種類)「仮説・実験・検証」
福澤諭吉の「学問のすすめ」
    人に学びの差が出るのは「学んだか学んでいないか」
    学ばない人は簡単な力仕事しかできない
これからの学校の学び
    アクティブラーニング(能動的な学習方法)・問題解決力を身につける
    「何のために」学ぶのかをしっかり教えることが優先されるべき課題
ー孔子の言葉「知・仁・勇」
    西郷隆盛も愛用した3つの漢字、特に「勇」は日本人にかける「勇気」
    日本人は真面目だが、真に学びに貪欲になっていない
    「型があるからこそ、型破りもできる」
ー世阿弥「型」を身につけることから始める
    「能」は現在能と無幻能 霊的な存在をこの世の人に物語る(武士の正式な儀式)
    「歌舞伎」は大衆の為の芸で現代的な話も入り混じる
    「能」は人の子ことに意外性を感じさせる手段」花・空に例える(離見の見)
    古いものと新しいものを混ぜ合わせる(離れたところから見るアイデア・工夫)
    「歳を取っても進化に終わりはない」(集中力のコントロール)
    「固定概念を持つな」変化を恐れない
ー宮本武蔵 必ず結果を出すための「吟味・工夫・鍛錬」
    2つの目「観る」「見る」から「空」が見えるという
    沢庵和尚の「一枚の葉に囚われては木は見えん。一本の樹に囚われては森は見えん。どこにも心を止めず見るともなく全体を見る。それがどうやら「見る」ということだ」
    剣術は使えるようにならないと意味がない(徹底した経験主義)
    「意表を突く」(切るを見極める)
ー松尾芭蕉 発想力は「目の付け所」である
    一見細かいところに気が付く=画期的な発想につながる
    芭蕉の発想は「旅」という外からの刺激
    「対機説法」指導法の一つで機を捉えて解く
        「人の能力を引き出す」
        「聞く態度」
ー千利休 価値観そのものを創り出す
    美の価値観の再編成「わび」と言う「物」で具体化    
    この世にたった一枚しかない皿、壺、良いものの中にある不完全さ
    発想は「面白さ」の発見である (茶室のにじり口:武士の権威「刀」は持ち込めない)
    当たり前のことを完璧に振る舞うこと「おもてなし」の心遣い
ー葛飾北斎 江戸時代のクールジャパン
    十返舎一九「東海道膝栗毛」後に、同じジャンルを「線」で切り開く
    売名(名を15回も売り)、93回の引越し
    歳を取っても上達することができると考えた人生観