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情を失くし自我で押し進む『宮廷の諍い女』76話

2024-05-18 07:40:28 | 映画から見える世の中の動き
皇帝の寵愛を受けたいと後宮での争いに多くの妃が巻き込まれ、殺害される。身重になっても狙われる後宮を嫌い華妃(スン・リー)は寺で修行する。そこで皇帝の弟と恋仲になるが戦死したという噂で再び後宮に戻り自分の人生を全うする覚悟する。情に溺れると寵愛も出世も出来ない後宮の争いは自分との戦いとなる。他の寵妃への情けを抹消し自我を全面に推し進めることで生き延る世界だ。現代、特に政治家の世界にある「自画自賛」し、自己主義的に「金と名誉」に貪欲な世界と同じに映った。
中国時代劇『宮廷の諍い女』76話
1722年、康熙帝の第四皇子・胤禛が、九子奪嫡と呼ばれる皇子間の暗闘を制し新皇帝(雍正帝)に即位した。その後宮では、妃嬪の頂点である皇后と、大将軍の妹でもある皇帝の寵姫・華妃(スン・リー)とが、それぞれ派閥を形成し暗闘を繰り広げ始めていく。