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資本主義は富裕層の優遇・保護、貧困層をさらに増やす構造

2024-07-27 07:41:28 |  社会の歪みと偏見
『世界の上位1%の超富裕層、10年で資産6480兆円増 』時事通信記事。驚くべき記事の内容は『こうした超富裕層は「資産の0.5%未満に相当する税金しか支払っていない」と指摘している』
現代の資本主義は富裕層を保護し、多くの格差を引き出し、貧富層はさらに貧しくなり、飢餓状態になっている人々もいるという図式なのだ。日本の場合、ミニマムタックスの導入で、年間所得が3.3億円超の納税者において、3.3億円超の部分の所得に対する所得税額の割合が22.5%を下回る場合、22.5%との差分を追加課税する仕組みである。課税対象者は年200人台、税収は年300~600億円程度(大和証券調べ)
日本の富裕層の世帯数と保有資産規模 (野村総研調べ) 
・超富裕層(5億円以上):9万世帯/105兆円  
・富裕層(1億円以上5億円未満):139万5000世帯/259兆円  
・準富裕層(5000万円以上1億円未満):325万4000世帯/258兆円  
・アッパーマス層(3000万円以上5000万円未満):726万3000世帯/332兆円
・マス層(3000万円未満):4213万2000世帯/678兆円


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