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歳を取ってもできるのが「創造力」 

2022-02-13 07:45:36 | 歴史から学ぶ
時代と共に変わる変化、そこに「創造力」を活かすことが必要とされる。固定概念をぶち破り、全く違った視点で物事を捉え、意外性と面白みを持たせることが時代のニーズとなりつつある。人を惹きつける「創造力」は年齢に関係なく誰でもいつでも可能なことだということだ。あとは「勇気」「行動」「やり抜くという意気込み」だろうか。
『型破りの発想力』齋藤孝
これからの時代は「発想力:クリエティビティー」(新たな価値を創造する能力)
    文化的価値の重要性が増す時代となる
ー日本人の目の付け所・発想
    新幹線の車内清掃:「奇跡の7分間」
    コンビニのサービス力(製品群とその種類)「仮説・実験・検証」
福澤諭吉の「学問のすすめ」
    人に学びの差が出るのは「学んだか学んでいないか」
    学ばない人は簡単な力仕事しかできない
これからの学校の学び
    アクティブラーニング(能動的な学習方法)・問題解決力を身につける
    「何のために」学ぶのかをしっかり教えることが優先されるべき課題
ー孔子の言葉「知・仁・勇」
    西郷隆盛も愛用した3つの漢字、特に「勇」は日本人にかける「勇気」
    日本人は真面目だが、真に学びに貪欲になっていない
    「型があるからこそ、型破りもできる」
ー世阿弥「型」を身につけることから始める
    「能」は現在能と無幻能 霊的な存在をこの世の人に物語る(武士の正式な儀式)
    「歌舞伎」は大衆の為の芸で現代的な話も入り混じる
    「能」は人の子ことに意外性を感じさせる手段」花・空に例える(離見の見)
    古いものと新しいものを混ぜ合わせる(離れたところから見るアイデア・工夫)
    「歳を取っても進化に終わりはない」(集中力のコントロール)
    「固定概念を持つな」変化を恐れない
ー宮本武蔵 必ず結果を出すための「吟味・工夫・鍛錬」
    2つの目「観る」「見る」から「空」が見えるという
    沢庵和尚の「一枚の葉に囚われては木は見えん。一本の樹に囚われては森は見えん。どこにも心を止めず見るともなく全体を見る。それがどうやら「見る」ということだ」
    剣術は使えるようにならないと意味がない(徹底した経験主義)
    「意表を突く」(切るを見極める)
ー松尾芭蕉 発想力は「目の付け所」である
    一見細かいところに気が付く=画期的な発想につながる
    芭蕉の発想は「旅」という外からの刺激
    「対機説法」指導法の一つで機を捉えて解く
        「人の能力を引き出す」
        「聞く態度」
ー千利休 価値観そのものを創り出す
    美の価値観の再編成「わび」と言う「物」で具体化    
    この世にたった一枚しかない皿、壺、良いものの中にある不完全さ
    発想は「面白さ」の発見である (茶室のにじり口:武士の権威「刀」は持ち込めない)
    当たり前のことを完璧に振る舞うこと「おもてなし」の心遣い
ー葛飾北斎 江戸時代のクールジャパン
    十返舎一九「東海道膝栗毛」後に、同じジャンルを「線」で切り開く
    売名(名を15回も売り)、93回の引越し
    歳を取っても上達することができると考えた人生観



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