@「癒し」を求める人が増えるのはどうしてなのか。真の友人か家族が本来であれば癒してくれるはずなのに、満足できない。それは真剣さが感じれない人間関係になりつつある所為かもしれない。人に他人を気遣う余裕が無くなっているからだろう。また、それはSNS/Twitterのような感情がない文章のやりとりから短文明解を追求する世だからかもしれない。 だが、一つ大事な言葉を常に使うことで違って来る。 それはどんな時でも心から「ありがとう」と言えれば変化が生まれると信じたい。それにいつもの挨拶も互いの心を癒すはずだ。 もう一つこの小説で気になった言葉は「もっと冒険しておけばよかった」という多くの老齢者が悔やむ言葉だ。若い時は「金」はないが「時間も体力もある」、老齢者になると「金」はあるが、「時間があっても、体が自由にならなくなる」、できるのは若い時だけ。(後悔先に立たず)
『癒し屋キリコの約束』森沢明夫
「Bookdata出典」昭和歌謡を流す純喫茶「昭和堂」のオーナー・霧子は、四十路の美しい女性だが、金にはがめつく、性格はだらしない。営業中でも、お気に入りのロッキングチェアに腰掛けて、漫画片手にビールをごくごく…。雇われ店長として働くアラサー女性・カッキーと、愉快な常連客たちが、なんとか店を支えている。しかも「昭和堂」には裏稼業が…。町の人々の悩みを解決する「癒し屋」だ。噂が噂を呼び、癒しの依頼はひっきりなしだが、依頼者が持ちかける無理難題に、カッキーと常連客たち「アシスタント」はいつも大わらわ。しかも、霧子の奇想天外なアイディアで、結果は必ず予想外の展開へ!そんなある日、店に霧子への殺人予告が届く…。明日への希望が、心をやさしくほぐす、爽快エンタメ小説。
- 「探すのをやめた時 見つかることもよくある話で」井上陽水
- 「人間という生き物は極限まで照れると首をすくめたながら喋る」
- 「相手の欠点を探すのをやめた時、相手の長所が見つかる」
- 嫁と姑の喧嘩をやめさせる「癒し」の技、それは第三者を仲介させお互いの欠点・長所を書き、とことんお互いに罵り合う、褒め合う。そうすることで相手の思いが自然と打ち解け理解できるようになる
- 「いつかは誰でも 愛の謎が解けて 一人きりじゃいられなくなる」佐野元春
- 人を真に愛し、恋したことのない人をその気にさせる技、それは何か共通の視点を探し出し、相手と心底まで入り込み話してみること
- 「幸せは誰かがきっと 運んでくれると信じてるね」H2O
- 万引きする母の癖を治す技、それは一番知られたくない相手・家族に自分の大切ものを吐かせ価値を見せること、そして自分の今ある姿は決して不幸ではないと悟らせる(弱みを暴き、見せること)
- 「浅い夢だから 胸を離れない」村下孝蔵
- 「普通」の人生を知る(夢を諦めること・そこそこの安定で妥協すること)
- 「才能ってのは、成功するまで絶対に努力を止めないという、自分自身を説得し続ける能力のこと」
- 就職できない理由は、心に迷いがあるから。それをはっきりさせることで返答の仕方、仕草が変わる
- 90代以上の老人たちの90%以上が賛同する言葉「もっと冒険しておけばよかった」
- 「時間旅行が 心の傷をなぜかしら埋めてゆく 不思議な道」久保田早紀
- 結婚詐欺に会い人生をやめたくなる・・・
- 周りのみんなが「最後のお願いをする」で立ち止まらせる
- 「人間は他人にありがとうって言われるために生まれてきたんだ。だから他人の役に立って、喜んでもらえた時には使命が果たせる」
- 「幸せになりたい気持ちがあるなら明日を見つけることはともて簡単」竹内まりや
- 「人って長所で尊敬されて、短所で愛されているんだ」
- どんなことがあっても「ありがとう」の一言は心地いい
- 「人間の心って不思議なもんでさ、自分で断ち切ったはずの過去には、いつまでも月までも付き纏われて重いんだけど、しっかり受け入れた過去は、その瞬間から歩くなるんだよね」
- 「今日は倒れた旅人たちも 生まれ変わって歩き出すよ」中島みゆき
- 「人間ってさ、真剣に何かに迷っている時は、他人の言葉に安易に従うよりも、とことん迷いに迷ってでも、自分で答えを出して、その答えの通りに行動した方がいいんだよ」
- 「ああ日本のどこかに 私を待っている人がいる」山口百恵