ちょっと気になるいい事、言葉、最新技術

書籍、映画、旅、最新技術から選んだ心に残るもの。速読者向けは、青文字表示。内容は小学生でも理解できる表現使用

何故、何の為に戦うのか 『クリード・炎の宿敵』 CREED 2

2019-02-06 09:00:04 | 映画から見える世の中の動き

@映画「クリード・炎の宿敵」CREED 2

主人公のボクサー・アドニス(クリード2世)とロッキー(スタローン)との死闘をかけた勝負をボクシングファイトで見せる痛快な、且つ男魂を見せつける映画。 アポロ・アドニスはロシアのボクサーから父を亡き者にされた息子(2世)でその親友でありセカンドとしてのロッキーとともにボクシング世界ヘビー級新チャンピオンになった。アドニスは聴覚障害のある女性ビアンカと結婚し、娘を授かるが娘も遺伝していルことにショックを受ける。家族を持った親として、ボクシングでの王者として不安を抱える中、ロシアの強敵、ドラゴの2世、ビクターと勝負する。ところがビクターの野蛮な戦いから敗れたかに思えた勝負は反則負けとなり、チャンピオンシップはそのまま保持することになる。だが、リングの上で受けた絶望的なダメージは肉体的、精神的にもどん底に。アドニスは戦いの目的に苦悩し続けるが、それは人としての生き様を貫くことでチャンピオンとして再度の勝負をロッキーと誓い、特訓が始まる。ビクターもロッキーへの復讐と貧困の生活苦からの闘志を燃え上がらせ再試合のゴングは遂に鳴った。クリード2世はクリーンヒットを浴びせられ何度もダウンさせられるが、その度に何とか立ち上がる。その結果は後半で見えるが、双方の戦いは手に汗をも感じる熱狂するシーンが何度もあり、ロッキーのテーマソングが流れた時には勝負は決まっていた。

**人はどこまで強くなれるのか。強くなるには肉体的以外に何が必要なのか。  何故、何のために戦うのか。誰にために戦うのか、そして何を守り、何を手に入れようとしてるのか。クリード2世とドラゴ2世は互いの執念の戦い・死闘の戦いの意義を見せた。見応えのある作品で、感動する場面も多々あるが、試合直後のクリード2世とロッキーとの仕草、信念を持ってギリギリまで戦い、やり遂げたお互いを見つめ合う無言の間に感動する。言葉はもう要らない。