@「仙厓義梵」(せんがいぎぼん)江戸時代の禅僧・画家とあるがユニークな絵師であり、可愛くも面白く表現する作品は観ているだけでも楽しい。多分その時代には異色な人物だったのではないだろうか。布袋様と子供の絵は何とも穏やかで安らぎを与えてくれる。(参照:下記画像)江戸時代にもこんなにもユニークな僧がいたことにビックリだ。それに仙厓和尚の「老人6歌仙」も老人というものを細かく観察して的中させているのは面白く、楽しい。老人にとって戒め(老害)になるのか(下記記述・もしくは 参照:http://erikaishikoro.blog.fc2.com/blog-entry-449.html)「知足」を知ることで自己啓発することが大事。
『清々しい日本人』武田鏡村
- 「世間体などは気にせず、自分の心に忠実に従って、行きたいということが『清々しい』のである」その結果人自身の存在が清しい光となって包み込み勇気づけてくれる。
- 「桃水雲渓」慈悲活動をしていた日本の僧侶
- 「生まれるときは裸で何も持ってはいない、死ぬときも裸で、せいぜい経帷子1枚だ。この道理に気づかぬものは、誠に愚かなことだ。人の生死には何ら差別はない」
- 「石橋湛山」軍国主義に屈しなかったのちの総理大臣
- 吉田茂の「狂犬に噛まれたと思ってくれ」GHQに対する屈託
- 「土光敏夫」大胆な行政改革の断行に秘められた質素な生活原点
- 食卓にメザシ・極めて質素な生活ぶりが民衆の共感を呼んだ
- 「月給をもらうだけなら来るな、仕事を趣味とする者だけ来い」
- 「自分を向上させることによって人生を豊かに生きられる。豊かさとは経済的なものではなく、生き方の豊かさである。それには仕事をすることで生きがいを持つ、働きがい、生きがいを感じられるのは仕事にある」
- 馴れ合い体質では会社は潰れる・問題をさらけ出し解決する
- 人出が少ないことで工夫して、能力以上のものが発揮される
- 「仙厓義梵」ユーモラスな言葉で勇気を与える
- 新築お祝いに「ぐるりと家を取り巻く貧乏神」・・・「七福神は外に出られず」
- 「老人6歌仙」とは
- シワがよる、黒子ができる、腰が曲がる、頭が禿げる、ヒゲが白くなる、手は震え、足はよろつく、歯は抜ける、耳は聞こえず、目は疎くなる、身に添は頭巾、襟巻、杖、眼鏡、湯たんぽ、温石、尿瓶、孫の手、聞きたがる、死と無流る、寂しがる、心は曲がる、欲深くなる、くどくなる、気短になる、愚痴になる、出しゃばりたがる、世話やきたくなる、子を褒める、達者自慢に人は嫌がる
- 人の利益のために行うならそれは全て善心、すなわち仏の慈悲心と同じ行為となる。だが自分の利益の為はどんな善心でも皆悪業となってしまう。
- 足ることを知ることを「知足」というが、現状に満足することよりも大きな財産はなく、これ以上の禍いがないことほど幸福なことはない。それなのに現状に不満を抱いて不平を言って、不幸だと嘆くことは自分を見失ってしまう。
- 「円空」日本中に「微笑み」を残す
- 微笑みは心の反映、自他の心に安らぎをもたらす
- 「微笑み」5千体の円空仏を残す
- 「世阿弥」「能」を確立させた
- 「風姿花伝」能に「花がある」心を表す
- 「能」という芸道に不屈の信念があったから逆境を乗り越えられた
- 「夢窓疎石」禅の心の日本庭園
- 京都の苔寺西方寺、嵐山の天龍寺、鎌倉瑞宝寺、山梨の惠林寺
- 「人は活くる上で誰もが他人から恩を受けないものはない。その恩に感謝する気持ちを失ってはいけない、また人は生きる上で、どうしても怨みが生じる。だが、怨みを怨みで報いれば、怨念は際限りなく続く。人はそれぞれの邪心を改めて、お互いに手をたづさえて生きよ」
- 「人は生きる上で、どうしても怨みが生じる。だが怨みを怨みで報いれば怨念は限りなく続く。人はそれぞれの邪心を改めて、お互いに手を携えて生きよ」
- 「橘曙覧」心の美を楽しむ
- 「楽しみは朝起き出でて、昨日まで無かりし花の咲ける見る時」(クリントン大統領が紹介した蘇る存在)
- 自分の感性を信じて信じられることを楽しむ「私有自楽」
- 「杉原千畝」人道主義を貫いた外交官
- 日本の法を上手くくぐり抜け(目的地が明確で日本経由であれば許可、その後但し金銭あるものに限る)ユダヤ人6千名にビザを発給した
- 「李方子」朝鮮皇族になった日本女性
- 昭和天皇の妃殿下になったかもしれない朝鮮皇帝の妃
- 朝鮮での社会的弱者への貢献
- 「津田梅子」英語教育に生涯をかけた
- 7歳で岩倉具視らを渡米し、11年留学
- 女性の地位向上で津田塾を開講
- 「荻野吟子」女医第一号
- 35歳、明治17年医師の免許を最初に取得