@『狙われた暗殺者』Polar 2019、
「ブラックカイザー」とは有能な一人請負殺人鬼、主役のダンカン(ミケルセン)。元雇い主の若い殺し屋たちが、引退を目論むダンカンの抹殺・殺戮計画するスリラー映画。 ダンカンは、過去ある家族への暗殺を行うが一人の娘だけ殺害できなかったことが・・・・。引退を決意し、田舎に引きこもるが、隣に若い女性が一人でいる事を知り、知り合いになる。ある日元雇い主の殺し屋連中がその田舎のダンカンを襲い、同時にその女も奪い麻薬中毒にさせる。襲われたダンカンは辛うじて襲った殺し屋たちを殺害するが、その雇い主に捕まり、酷い拷問を受ける。やがて拷問から逃げ出し、女を助け家に連れ帰り看病する。ところがその女はあの家族の一人娘で過去を知っていた。終盤、家族の仇として女に銃を突きつけられる・・・・**因縁とはこういった場面にあるのかと思わせる、結末は人は過去の憎しみがあっても愛する事を忘れない、人間愛に変える術を心得ている。人は変わることができる。過去の憎しみがあろうとも変えることができる生き物なのだ。