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銭湯OL日誌~銭湯ガイドマイスターへの道~

お風呂。特に銭湯が好きです。現在「銭湯検定3級」を持ち、次回の2級に向けて勉強中。【関連】銭湯OL、銭湯、銭湯検定、

【東京銭湯】三田 万才湯

2015-12-20 17:26:22 | 銭湯レポート
※万才湯様は2015/05/31に閉店されました。あの空間がなくなるなんて、未だに信じがたいですが。。経営者様、店長様、お疲れ様でした。ありがとうございました。

~東京の余韻に浸る~
北海道出身の私から観て、
素晴らしい東京感がある銭湯です。
それも、芝という土地柄がよく出ていて味のある東京銭湯。


~分け入って落ち着く銭湯~
田町駅、三田駅から程近いところにある万才湯さんは、居酒屋が固まったエリアにあります。近くに焼き鳥屋さんもあり、思わず足も止まります。

こちら入り口。



~江戸の夕焼け~
万才湯さんの浴室の天井は、もやがかったピンク色。うまく言えないけど、オールウェイズ3丁目・・みたいな甘酸っぱい空の色。
その下にある男女湯の境目は、
瓦屋根の塀を模したようなつくりで、
なんとも江戸っぽい造形。
また、床は滑りにくい石ころをコンクリで固めたもの。瓦屋根と空とリンクして、一つの街角に素っ裸で紛れ込んだような感覚です。

あと鏡が月の形で、ちょっとレトロなおしゃれさ。


~夕焼けと夜のレインボーブリッジ~
そして湯船から油絵?がみえます。
油絵はレインボーブリッジ。
わざわざレインボーブリッジのペンキ絵を観なくても、レインボーブリッジは近い場所です。
が、油絵でやさしく描かれ、
男湯女湯をまたぐレインボーブリッジは ちょっと懐かしい気持ちにさせます。

レインボーブリッジは1987年に完成。私が2歳の時です。幼心レベルですが、東京ですごい橋があると聞いた記憶があります。すごいな東京、
って思いました。それから羽田空港へのモノレールで何度もレインボーブリッジを眺めてきました。
レインボーブリッジに感じる想いは人それぞれでしょうが、私は小さい頃の憧れに似たものが蘇るのです。みなさんは何か思いますかね。

~熱湯~
万才湯さんは熱湯で有名なことを恥ずかしながら知らず、入ってびっくりしました笑。
肌は赤くはならなかったけど、浴槽で身体を動かすのが躊躇われるくらい熱かったです。でも気持ちよいんですよねぇ。
あまり動かずにじっと入りました。
特に深い浴槽は熱すぎたので、浅いジャグジーある方で。
ちなみに薬湯もありますが、そちらは普通かな。でも、ぬるくはないです笑。



~前フリなしが潔い。ダウンタイム~
洗髪していると、おもむろに洗い場の電気が消えました。代わりに男湯との境にある壁面に、ポツリとスポットライト。
そしてプシューと天井からミストが落ちてきました。

どうやら、万才湯さんの仕掛けたダウンタイムのようです。
天井のミストの下には腰掛けがあり、とても美人なお姉さんがちょこんと座って目を閉じていました。

とてもムーディで、程よい薄暗さ。
誰かとくるのも良いけど、
1人でじっとしたい時に最適なところと個人的には思いました。


***海水湯さんも然り、万才湯さんも羽田空港行き来途中に寄りやすい立地です。今回は空港の見送り帰りでぐったりしていたので、万才湯さんのダウンタイムや静かな空間にすっかーり癒されました。そして、お遍路スタンプをいただき忘れました笑。
肩こりもスッキリして、究極の癒しでした。


やすこ。

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