銭湯OL日誌~銭湯ガイドマイスターへの道~

お風呂。特に銭湯が好きです。現在「銭湯検定3級」を持ち、次回の2級に向けて勉強中。【関連】銭湯OL、銭湯、銭湯検定、

【台東銭湯】台東銭湯タオル

2016-03-27 22:26:27 | 日々銭湯レポート
~台東区浴場組合の記念品~


稲荷町の日の出湯さんに行ったら、
台東区浴場組合さんのタオルを頂けました!

日の出湯さん過去のレポート

嬉しい!


かわいい!銭湯の世界がつまったタオル。


台東区の銭湯で先着で日頃の御礼として渡ししているそうです。なくなり次第終了。

思わぬときにノベルティをいただけると、嬉しいものです。サプライズです。

10/10とかも、
銭湯の日と認識してなかった人にとってはノベルティ(東京だとラベンダー湯とタオルなど)はサプライズですよね。

イベントにめがけるのもいいけど、
偶然って幸せだなぁ。


やすこ。

【ご紹介】テレ朝・グッド!モーニング様でのご紹介(高田馬場福の湯・小岩友の湯・王子神谷金星湯)

2016-03-20 11:26:11 | メディア・イベント出演
~テレビ朝日「グッド!モーニング」様 「ちょっと得した気分になれる銭湯」~


遅くなってしまいましたが「グッド!モーニング」様で銭湯取材させていただきました、第3弾のレポートをさせて頂きます。

さて、2月に放送した3回目は「湯上がりも楽しい銭湯」という切り口。
と言っても、どの銭湯も「湯上がりも楽しい」のですが、
格別にキャッチーな体験ができるお勧め銭湯を紹介させて頂きました。

◎ともの湯(小岩)
入り口前に大きな鉄道ミニチュアが走り、巨大な鉄道ジオラマがフロント前に広がります。ジオラマの操作は店主さんがして下さります。
お湯は超軟水でトロトロの化粧水の様な仕上がり。打たせ滝や超協力なジェットマッサージ等身体もほぐれる機能も盛りだくさんです。
銭湯OL友の湯さんご紹介


◎金星湯(王子神谷)
日曜の朝だけ店主さんのつくるモーニングが食べられます。引き立てのコーヒーと沢山盛られたモーニングセットでいい1日のスタートを。
お湯は日替わりの「生薬湯」が楽しいです。実際の生薬やレモン等が湯船に浮いているので、浴室に入った瞬間にいい香りがします。
銭湯OL金星湯さんご紹介



◎福の湯(高田馬場)
フロント前にミーアキャットなど可愛い動物と珍しい動物が沢山待っている、福の湯さん。店主さんにお願いすれば、日によってはふれあう事も可能です。ちなみにカメレオン、タランチュラ等普通ではお目にかかれない動物も。お湯は結構な熱湯と薬湯兼ぬる湯があり、交互に入るのにちょうど良い設定。お湯は軟水で程よく肌にすいつきます。
銭湯OL福の湯さんご紹介


3回に渡って出演させて頂きましたグッド!モーニングさん。
1度企画は終了ですが、夏も、秋も、そしてまた冬も
機会あればまたお願い致します。

今回、毎回様々なお風呂屋さんに営業前や営業後に
取材をさせて頂き、沢山のご迷惑をおかけしました。。
また、紹介している銭湯は全部私がお勧めしたいという要望を出し、
グッド!モーニングの取材スタッフ様が細やかなアポ取りをしてくださりました。
銭湯の皆様、お客様、スタッフ様、皆様に心より感謝です。


やすこ。

【東京銭湯】王子神谷 金星湯

2016-03-19 07:26:07 | 銭湯レポート
~湯に想いを注ぐ~


私の住まいからは比較的近いものの、
一度だけの訪問となっていた、
王子神谷駅、東十条駅から近い
金星湯さんのご紹介です。


こちら、2月の「グッド!モーニング」特集でも取材にお伺いさせていただきました。
その時は特集内容上、
日曜朝にモーニングが食べられることが
メインでしたが、やはりそれ以外もご紹介したい次第です。


~生薬湯~
薬湯は薬湯でも、生薬湯なのが金星湯さんの魅力。

生レモン湯の日ならばレモンが浮いているし、
ローズマリー湯ならば、刻んだローズマリーが袋に入っている。
入浴剤のような視覚的なわかりやすさはないけれど、
入ればふんわりと薬湯の香り。
生薬湯は、自然薬湯とか言えそうですよね。

本当に身体にいいものに浸かっている感じがしあわせです。
そして、湯上りもふんわりといい香りです。

生薬湯は、きっとお手入れが大変だろうなと思います。粉状の薬湯にはない繊維とかもあるでしょうし。。
それでも生にこだらわれる金星湯さん、純粋なこだわりを感じます。


~マリンな気分~
壁はヨットがデザインされ、下方にはカラフルタイル、、というタイルは
以前にもあったのですが。


私は柱がいいなと思いました。
浴室入ってすぐと浴槽にもある二箇所の大黒柱と、サウナ側に続くタイルは
桜貝を水色にしたような爽やかなタイルです。

んー下手絵では伝えられない。
タイル一枚一枚がグラデーションかかって、大人しく輝く感じです。
これは、壁タイルのマリン風によく合います。

なにより、浴槽でぼーっとするときに、
その水色の桜貝タイルをぼーっとみるのが好きです。


~日曜朝はモーニングが食べられる~
金星湯さんは日曜朝は、モーニングが食べられます。かなり本気モノのモーニングです。

・ひきたて淹れたてのコーヒー
・焼きたてのトースト
・フルーツ
・ゆで卵
・野菜ジュース
これで400円はお得すぎ!

実際、儲けなんてないそうです。
店内には「店主の心意気」とありますが、まさに心意気ありきのモーニング。

トーストはサクサク。
フルーツの上には生クリーム。フルーツ盛るだけで済ませないところが素敵です。
コーヒーは少し酸味のある味がトーストに合います。
しあわせです。
本当にいい日曜がはじめられそうです。


***モーニングで取り上げられることが多い金星湯さんですが、
モーニングからもわかるように、
一つ一つに丁寧なことは浴室にも共通です。全部のお湯を是非味わいたいです。
日曜日以外も来たいなとしみじみ思います。


やすこ。

【北海道温泉】支笏湖 丸駒温泉

2016-03-12 06:26:00 | 温泉関連
~女同士で語りたい日の秘湯~

昨年の話ですが、
よかったなぁとスルメの如く思い出す
北海道支笏湖の丸駒温泉のご紹介。

高校から長年の友人のリサーチにより、
新千歳空港からも近くて、
絶景らしいからと決めた旅館です。


~支笏湖という贅沢~
普段、銭湯で心に抱くのは富士山。
高い頂。

でも支笏湖の周りにはなだらかな山。
静かだけど水面の動きがある湖。
この写真だとわかりにくいですが。。


なんだか、とっても穏やかな気持ちになりました。もっとひろーいですよ。

この支笏湖を眺めながら、
湯船に浸かることができます。
で、普通の屋内浴槽、露天風呂があるのですが、、、露天風呂がたまらんです。
明るい時間は支笏湖。
夜は満点の星。


~ちょっと鉄っぽい~
丸駒温泉の湯は塩化物泉らしく、
「肌に付着した塩分が、蒸発を防ぐため 保温効果抜群。熱の湯と呼ばれる。」とサイトに書かれています。
確かにかなりポカポカでした。
部屋に戻ると汗もかけてきたりして。

あと塩っぽいだけではなく、
程よく鉄くささもあって
すごく温泉に入っている感がする泉質です。

お肌は赤みが私は落ちつきました。
気分としては、内側から肌が強くなった気がする。。
それに身体が軽い。
ポカポカのせいか腹痛も治った。
なんだか本当にリアルな湯治だなぁと思います。


~女同士で貸切露天風呂~
貸切露天風呂は、やはり家族やカップルなイメージですが。女同士で入るのはとびきり楽しかったです。

暗めだから、ちょっとセンチメンタルになったり。


銭湯だと悲しいこと、つらいことは、
流していこうって気になりますが、、

ここは、悲しくても、つらくても、
いいんじゃない って気になりました。
支笏湖と、丸駒温泉と、やはり親友に感謝。


~秘湯すぎて見過ごす~
そして翌日は朝湯をして、
あとは荷物をまとめる、、という時に
脱衣所にある「秘湯」のドアを発見。

「秘湯って書いてあるよ!」
「え、全部秘湯じゃなかったの?!」
「だよね、、、」
「いや、ここから先が秘湯なんじゃない??」
「そうだ。様子見だけでもしようか笑」
と、秘湯のドアを開ける。

先は木の囲いがあるスロープが延々と見える。
勢いで行った女2人はタオルを持たず、浴衣でスロープを歩きました。
(帰りに後悔したことは言うまでもない笑)
階段を上がったり、下がったりして、
やっと「日本秘湯を守る会」の提灯が!
目の前には支笏湖の水面と、
まるで一続きかのような岩風呂。
ここが、丸駒温泉創業以来続く天然露天風呂でした。
支笏湖の水位と一緒に変動しているため、比較的浅めでしたがそれもまた味です。
天然露天風呂は下に玉砂利を敷いてあり、下から温泉が湧き出ているそうです。季節によって、玉砂利の量を調整して温泉を適温にするらしいです。
で、その玉砂利が足裏に心地よい。
本当に自然と一緒に生きている感じです。
丸駒温泉秘湯紹介
湖とつながったような境目までみえて、
本当に素晴らしい湖畔でした。
丸駒温泉は全てが秘湯級ですが、
この本館から歩いていく秘湯は秘湯すぎました。

身も心も洗われたような気持ちでした。
また行きたいです。


丸駒温泉


やすこ。

【青森銭湯】弘前市新町 長寿湯

2016-03-05 22:26:00 | 銭湯レポート
~三角屋根の綺麗な空間~
大学芋のご縁で青森におじゃまし、もちろん銭湯へ。
青森は県民数に対する銭湯比率が全国1。
つまり、銭湯が欲されている場所 という事なのですねー。
本州の最北ですから、納得。


~入り口からすぐ脱衣所~
この「女湯」のドアを空ければ すぐに下足場&脱衣所です。


関東圏以外ではその様な構造が多い気がします。
東京は下足場はあくまでも外で、脱衣の手前という事は少ないですよね。
だから挨拶して下足してからお代を払うまでの間があって、ちょっと楽しい。

~三角屋根の開放感と安堵感~
長寿湯さんは珍しい、三角屋根です。
傾斜がとても急で天井が高いので開放感もあるし、
一方で凸形の湯気抜きが無機質に思えるくらい 三角天井っていいですね。

スキー場のロッジとか。大きなログハウスみたいな感じ。
(私の実家も三角屋根だったので、そこからの贔屓があるかもです笑)
上部に昔は窓がついていたのでしょうが、今は塞がっておりました。
また、天井は黒ずみやすいハズですが、綺麗にされていました。

~丸タイルの触り心地も安堵感~
浴槽のタイルは丸いタイルを敷き詰めたもの。
薬湯は緑色タイル。普通の浴槽&深湯は水色タイル。

私はこの丸タイルが四角タイルよりも好きです。
触感が好きなのです。足裏に当たる心地が丸だから、優しいのですよね。
お湯はそこそこ熱かったです。でも、雪ではなく雨が降っていたから、ちょうどよいのかもと思いじーっとあたたまりました。天井をぼーっと眺めながら。


~綺麗な神棚~
銭湯でお客様に見える場所に神棚があるのは初めて見たかもしれない。
良く、テレビとか、古時計が置かれている、男湯・女湯の境目・・
つまり番台さんが一番真正面に見えるのは神棚なのです。
それもとっても綺麗にされている。電気もついている。

私の実家も無宗教ですが、新しく家を建てた際は神棚を設置しました。
最近はちゃんとご挨拶できていないけど。
こうして浴室以外にも大切にされている場所があると、
丁寧に営業されている事が伝わってきます。やっぱり、丁寧な銭湯を嫌いな人なんていないですよね。


***キャリーケースを引きながらおじゃましたのですが、店主さんはあくまでも深堀しない。
(大体は「どこから来たの?」って言われる事が多いのですが、あくまでも あたたかく迎え入れてくださるというスタンス)
で、牛乳を購入した際に、思い切ってお話してみたらとても丁寧にお話をしてくださりました。
店主さんが「創業は万博の前年ですごく賑わったけど、いまはね、青森も最近は減ってきてね。。」とさびしそうに仰っていました。私もなんだか、さびしくなりました。

青森にある銭湯の1つしか知らない私がうまく言えませんが、
どうか、皆さま、長寿湯さんに足を運んでみてください。
長寿湯と屋号をつけた想いが、ひっそりとでもしっかりと感じられる銭湯です。


*牛乳あり
*通常のドライヤーあり
*駐車場あり



やすこ。