銭湯OL日誌~銭湯ガイドマイスターへの道~

お風呂。特に銭湯が好きです。現在「銭湯検定3級」を持ち、次回の2級に向けて勉強中。【関連】銭湯OL、銭湯、銭湯検定、

【銭湯】銀座 金春湯レポート

2013-03-25 22:48:59 | 銭湯レポート
~湯上りの一杯は外で~

私の尊敬する、とある会社の部長は
「接待でお得意を満足させたい時の一件目」を
「銭湯」とおっしゃっています。

まず銭湯で汗を流し、
まず銭湯で体をすっきりさせてから、
一杯という訳です。
このホスピタリティ溢れたスタートには様々な理由があるわけですが(また別で書きたいと思います)、
銭湯後に飲み会って、、、素敵ですよね。

さて、それにばっちりな銭湯が、
なんと銀座にあります。

銀座の資生堂パーラー裏、
金春通り。
今話題の俺のイタリアンがある通りです!
信じられない好立地。

青い光が、控えめに光ります。




銀座でこの銭湯のれんを見ると、
なんかホッとしちゃいます。


さて。
こちらの金春湯の特徴は。

男女湯兼用の番台があること。

今は珍しいですよね。
私は初でした。
切り盛りするお母様もテキパキ。美しいです。

また壁画が銀座らしく豪華なことも特徴でしょう。

湯船側には鯉の滝登り。


洗い場側には四季の鳥と草木。


紅葉は落ち葉につながるので縁起がよくないとみなし、描くケースは少ないと、銭湯検定でも出題されたりする訳です。が、なんのその。
こうして四季の流れの中に紅葉があれば、逆に通年で絶えない彩りを見るわけですから 気持ちがいいです。
今はこの季節ね、なんて意識したりして。

そういう形に縛られないとこ、
素敵です。

あとひとつだけ特徴をあげさせてもらうならば、
銭湯に休憩場所がないこと。
つまり、続きは銀座の街で一杯でやってくれってことですよね。

銀座はそういう街。
その無駄の無さ、愛すべき銭湯です。

近々先輩後輩で繰り出したいな、、、


そんな下町とは異なる色の
金春湯でございます。


やすこ。

【温泉】軽井沢 とんぼの湯

2013-03-25 15:23:27 | 温泉関連
~空間からつくる星野リゾート式~

先日軽井沢でのスキー帰りに、
星野リゾートさんが運営する
とんぼの湯に行ってきました。


温泉は久しぶりです!


星野リゾートと言えば、
雰囲気作りやおもてなしで有名な会社。
そのホスピタリティはマーケティングの方面でも注目されています。


まず入館。
タオルは、旅の思い出にということで買い取りの手拭いを買いました。ロゴ入り!300円。

ちなみに友人が借りた
レンタルタオルはふかふかでした。マイクロファイバーみたいなものでしょうか。


さて浴室。
広い。
広い。
ひろーい!


本当にこのような三角屋根の建物から、外が見えます。


外に露天風呂があり、
男湯との仕切りにはガッチリした木枠の壁があります。
普通、、、これだけですよね。
ただとんぼの湯は、
木枠の境目に染め布をはためかせているんですよ。
風向きによって布の表情も変わります。


仕切りを、ただの隠す目的じゃなく、
魅せることも意識してるのかな
なんて思います。
見えないけど、魅せる感じです。


あとは
湯上りに飲む水は湧き水だったり、
ドライヤーが驚く程即乾だったり、
いろいろ感動するわけです。


とにかく、
お客様が気持ちよく、
かつスピーディに楽しめる工夫が溢れていました。

高原でしか育たない花豆をつかった
花豆ソフトクリームもうまし。
単なるソフトクリームじゃない、また花豆をちゃんと添えてる。
やっぱり見せ場を考えてるんでしょうか、星野リゾートさん。


また他の星野リゾートも行きたいですね。銭湯に慣れていた日々のいい刺激になりました。



※今回はズルして星野リゾートさんのhp写真を拝借してしまいました。ごめんなさい。

やすこ。

【銭湯】東十条 藤ランド レポート

2013-03-12 08:41:40 | 銭湯レポート
~ジャグジー天国と岩風呂の両刀で、ゆっくり長居~

以前、同じ東十条の地蔵湯でも
ジャグジー天国と書きましたが、
同じ東十条のこちらもジャグジー天国!!

座風呂、ミクロンハイブラ、マッサージ風呂。
全部ジャグジー!
三種のジャグジーがツボを刺激します。

ただジャグジーは気持ちいい一方で、
三種を制覇して、普通の湯だけだと時間バランスを考えなくてはなりません。
さもなくば、あたたかすぎて
クラクラしてしまいます。

そこで岩風呂!

@ナビ東京さんから貼り付けた写真です。
私の印象では、写真よりも奥行きがありました。

岩風呂は天井はあるものの、
外気が通りやすい露天に近いお風呂。
また岩風呂が薬湯のお風呂なので、
長めに薬湯に浸かることができちゃいます。
ちなみに当日は瑠璃の薬湯。

ここでちょっと体を冷ませます。
で、またジャグジー戻ったりして。
サウナもあるので、そちらも行けますね。


改めて、いろいろなお湯を楽しむには
時間のバランスがあるのだと思います。

またそのバランスは湯船以外にも現れます。

ここ藤ランドは
洗い場、休憩場共に
銭湯の平均的なサイズよりゆとりがあるのです。

休憩場所で
ゆっくり、味わう牛乳はうまうまです。

まぁいつものことですが、
いつも以上に湯上りの湯冷ましで
長居をしてしまいました。



まさに「湯」ではなく「ランド」です。名称にも現れる銭湯の顔だな、と思ったりもします。


やすこ。

【銭湯情報】東京圏内銭湯チケット

2013-03-10 23:30:36 | 銭湯情報
買いました!
銭湯チケット。



10枚つづりで4200円。


つまり300円お得です!
たった300円?と侮ることなかれ。
いえ、私も侮っていたのです。
でも、割と定期的に銭湯に行くならばお勧めです。
なぜなら、、、

★スムーズ
お釣りの手間を省けます。
せっかちなお客様、番台さん、無きにしも非ずなので、自分のためにも周りのためにもなります。

また何より

★通っぽく見える
銭湯の通っぽく見えます(笑)。
各々の銭湯には常連さんがいて、各々の勝手を知り尽くしています。
そのテリトリーにおじゃまするには、ちょっぴり、ほんのちょっぴり勇気がいるわけです。
そんなとき「私、銭湯よく行きます」とアピールできるチケットは、ちょっぴりの勇気を押してくれますよ。
これは銭湯88箇所スタンプラリーノートも似た意味を持ちますが、両方あると各々の銭湯とより距離が近くなれます。少なくとも私は。

いろんな銭湯巡りをするにも、
同じ銭湯の常連になるにも、有効なはずです。これが江戸時代から銭湯チケットが続く所以かなと。


ちなみに銭湯検定テキストによると、
江戸時代は銭湯チケットを、
「湯札」とか「羽書」と呼んだそう。

~銭湯へ羽書で行くは品がよし~
とうたわれた想いは、
今にも変わらないことかもしれません。



やすこ。