銭湯OL日誌~銭湯ガイドマイスターへの道~

お風呂。特に銭湯が好きです。現在「銭湯検定3級」を持ち、次回の2級に向けて勉強中。【関連】銭湯OL、銭湯、銭湯検定、

【千葉県】馬橋 馬橋バスセンター

2014-05-31 17:26:25 | 銭湯レポート
~コミュニティーセントウ~

手術の傷もふさがり、後は一生懸命リハビリの日々。
ということで茨城帰りの常磐線駅で、駅近な銭湯におじゃますることにしました。

手術後初めての銭湯は、、、
コミュニティーセントウ
馬橋バスセンター!


千葉県馬橋駅を降りたら
即煙突が見えるという幸せ~な環境です。

やっぱり銭湯は景観の一つだなって、思いますよね。


*カモメが飛んだ日
レッツエンジョイ東京には壁画は洗い場のみの写真で、壁画がないのかなと思いました。
しかし、ちゃんとありましたよ。シンプルなタイル壁画でした。
レイアウトとしてはこんな感じ、ですがタイルとなると雰囲気違うんですよね。

カモメが飛んだ日が頭に流れるのは私だけでしょうか。
これくらいシンプルなタイル絵は、逆にわかりやすくて、潔い心地がします。


*銭湯の景色を気付かせてくれる
L字型の浴槽レイアウトは今までも、あったのですが、こちらではやけにL字の良さを感じました。

それは、、湯気抜きの天井窓から、空の暗くなる移り変わりが見えるんです。
特にこんな明るいうちに来た日には。空がパステルブルーから紺色に移ろう様子が素敵です。
そりゃ、L字じゃなくても天井窓は見えますがね。やっぱり人が沢山いて、キョロキョロしにくい銭湯では、空と向き合えるレイアウトも最適なんだなと勝手に思いました。

ちなみに天井はこんな縁取りがされてました。初めてみる縁取り。

やっぱり、空をみなよ、ですね。



*コミュニティーセントウ
この銭湯、昔は馬橋湯って名前だったところを、コミュニティーセントウ馬橋バスセンターにしたようです。
カタカナですね。あえて、セントウの後にバスセンターって付いてるあたり、、、銭湯の想いを感じますよね。

コミュニティーセントウの看板に偽りはなくて、近所の奥様方がすごい回転率で来ていました。

男性は番台前の充実した漫画を楽しんでます。漫画といっても、コミックではなく、、、冊子!冊子が階段式に山積みになってら!気合い入りすぎです。きっと漫画好きなのかな、旦那様。

女性は水風呂やサウナを上手く活用して、すごくリズミカルな入浴なんです。
浴室で長くおしゃべりするお客様はいなく、みんな手際よく、でもゆっくり入浴していて、洗い場が足りない様な事態もなく、でもちゃんと洗い場は埋まっている状態でした。
お客様と銭湯のリズムがすごく合っていました。


**関東内で、東京以外の銭湯は初めてでちょっとどきどきの訪問でした。
今回はまさに地域密着型銭湯という言葉を感じずにはいられません。
みんな気軽に、日常の1部でセントウに来ていることがわかるのでした。
久しぶりの銭湯復活が、銭湯の源点に戻れるような銭湯であったことをラッキーに思います。
サウナ、ジャグジー、水風呂、全部ゆっくり味合わせていただきました。
ありがとうございます。


*余談
水風呂でアイシングして、熱湯を繰り返し、こっそりストレッチをしてきました。すると、手術後伸ばしにくい膝が、すんなり伸ばせました!
やっぱり、、、銭湯パワーはすごいな。手術後で、銭湯に来れるようになったという開放感もまたとないものでした。


*ケロリン桶あり
*座式ドライヤーあり


やすこ。

【東京銭湯】新御徒町 三筋湯

2014-05-23 23:26:41 | 銭湯レポート
~格~

三筋湯。
先月の東浴さん機関紙「いちまるいちまる」の第一弾の写真表紙で堂々とした姿を披露した銭湯。

なんて美しい銭湯なんだろうと惚れ惚れしながらも、ただ見入るだけに留まっていた私。

ですから「いちまるいちまる」さんの表紙ということは知らずに、、、行きました汗。



*手入れにぬかりなし
レトロなつくりを丁寧に使い込んできた感ある三筋湯さん。
お手洗いに出る際に、奥に続く木の廊下が見えたのですが、床がピカピカでした。丁寧に雑巾かけしているって感じしてました。
お客様に見えない部分も磨き上げる、だからこそ味があるんですよね。


*魅せる工夫
最初の魅せる工夫を上げると、、
脱衣所のお庭。
お庭には池に鯉。棚に植物。
ご近所に花苗屋さんもあったから、そこから買っているのかな。
そして脱衣所のお庭に夜の明かりを灯す銭湯があまりない中、三筋湯はライトアップ!

ライトアップなんて当たり前でしょーと思うことなかれ。私は偶然なのか、脱衣所にあるお庭がライティングされてるレトロ銭湯は初めてです。
脱衣所から見えるお庭は、何故か大概暗いんですよね。
夜型銭湯訪問者には喜ばしい創りです。


そして魅せる工夫二つ目。
浴槽のお湯がシュワシュワ踊って見えるんです!
イメージは下記の絵のように。

浴槽のサイドから嫌味ない色のライティング。ライティングに調和する水色の浴槽タイル。
清水湯さん、湊湯さん、とかに見られた光とお湯と色の魔法です。
ビル銭湯でも稀なこの計算されたジェットの世界、まさかレトロ銭湯で味わえるとは!
ブクブクシュワシュワ。。。
泡に視覚も身体も包まれて、贅沢すぎます。
浴槽レイアウトはこんな感じです。

ともかく、レトロ銭湯には珍しい魅せる工夫がされていて、格を感じちゃいました。


*溶岩と壁画の壮大な世界。
見上げれば壮大な壁画でした。
「いちまるいちまる」さんの表紙ですと男湯は富士山の様です。
女湯は立山。連峰のガツガツした稜線は険しい表情ですが、色合いもあってやはり癒されます。女湯に立山という選択が、なんだか粋ですよね。
空には飛行機なんか飛んでいて和みます。

また、溶岩が下と左壁に敷き詰められているせいか、壁画と現実の世界がすんなりつながってきます。
また溶岩から落ちる滝の角度が鋭く、ピチピチと元気に落ちてました。
まさに銭湯の醍醐味が凝縮されている感じです。


*ご近所は皆お得意様
脱衣所のロッカーは極めて少なく、ロッカースペースの半分は木棚。
定額ロッカーはよく見ますが、フリーの棚でこれだけオープンスペースな棚は初めて見ました。
所狭しと、でも行儀良く桶や椅子が並んでいます。
しかも皆さんが桶を包むスーパーの袋と、脱衣所のゴミ箱を包むスーパーの袋がお揃いです笑。すごいローカル感、好きです。
でも、定額ロッカーではないこの棚に、私だってその気になれば銭湯セットを置いてもよいのですよね。
近くに職場でもあったらなぁ。
こんな感じにローカルさと、オープンさが絶妙なさじ加減があって、なんだか馴染みたくなってしまいます。


**三筋湯の余韻に浸りながら、あの銭湯なら絶対に本に載ってるような、、、と思い本棚に手を伸ばして直ぐにいちまるいちまるの表紙に気付きました。
あぁ知ってたら、もっと番台さんに話したりできたのになぁなんて思いましたが。
思いましたが、それもそれで良かったかなと。確かに美しい写真の世界そのままでしたが、なんだかそれ以上のものを感じられたような。

ちなみに三筋湯の男浴室には水槽があり、鯉が泳いでるそう。
女湯はお庭の鯉と、入口のグッピーがます。

グッピーって育てるの大変って聞いたような、、、うーん、本当に格ある銭湯です。


*ケロリン桶あり
*座式ドライヤーあり


やすこ。

【東京銭湯】板橋本町 竹の湯

2014-05-11 17:26:17 | 銭湯レポート
~誰かと行きたくなる銭湯~

板橋本町の竹の湯さんに行きました。

ガラリと開けたら腰にタオル巻いたおじちゃん!?あれれ、れ男湯でした!
最近この間違いが多く、、疲れてるかも、、。

しかし番台のお母様が笑ってくれたから救われました。
この番台は入口を向いた番台だから、入ってきたお客さんがダイレクトに見えるのです。珍しい形式ですよね。
でもおかげで救われました、よかったよかった。

*背中合わせな浴槽
番台のレイアウトも珍しいですが、竹の湯は浴槽が中央に寄った縦型の浴槽。
この浴槽の良いポイントは、、側面の壁画も正面の壁画も、浴槽からよく見えることでしょう。
とりわけ側面の壁画は洗い場に面していることが多くて、その側面壁画のあるシャワーに座れないと壁画が見えなかったりしますよね。

よくよく考えると、男湯女湯で背中合わせにして入っていることになりますよね。うん、面白い配置です。

*男女で行くと倍楽しい(多分)
浴室のへきは中島さん筆。それも2012年ですから新しめです。島の奥にも島、その奥に大海。やっぱり奥行きが違いますよね。心洗われます。
やっぱり巨匠壁画はどれを見ても圧巻です。景色は館山でした。

で、それで めでたしではなくて。
男湯が気になるのです。

そう、スカイツリーに富士山っぽい山が見えるのです。
このレイアウトが、、どうやって、どんな空間にスカイツリーと富士山が同居するのか気になって気になって仕方ないです。
今回番台さんには聞けなくて、、こういう男女が違う壁画がある場所は是非異性を誘って行くべきかもですね。大概1人で行く私は反省。
描かれているものの見え方、描かれているものの違い、必ず異なる視点がある性別別の美術館みたいなものですからね。

*静かな湖畔に四季を探す
先程壁画が、見やすくて良いです~と書きましたが、本当に見やすい。
そして個人的に、めちゃくちゃ切なくなる絵があります。

こんな平和なようなワイド絵です。
そう一枚絵なんですよね。
これくらい長いと場面展開為れている壁画もたくさんありますが、ひとつの景色。
でもね、、、こんだけ広い湖畔の村でにはおじちゃん1人しかいないんですよ。このおじちゃんっす。

桜が咲くお家から、鍬か?鉄砲?を運んでいます。1人で。
これだけ広い村の中で1人で生活を営んでいるように見えるおじちゃんを見ると、ただの描写とわかっていても、
切なくなります。
この壁画を描いた人はどんな気持ちで、おじちゃんを描いたんだろう。
側面の壁画は湯船から眺めながら入れるため、いろんな妄想が膨らみます。


*深熱い幸せ
竹の湯の湯船は大きく二つ。

手前はジェットが3つくらいで、広い湯船。
奥は深く、「1.05mあるから注意して入って」的看板まであるくらいです。
確かに子ども1人じゃ入れないかもですね。
そしてどちらも熱湯です!
しかし先ほどの側面壁画等眺めていたら、心地よくなる熱さ、、、。
でも、長湯はできないですね笑。

えんじ色ついた深みあるタイルは淵が曲線になっていて、熱湯から上がる際に慌てて縁をつかんでもなめらかな手当たり。
水の蛇口も他にはない角が丸いオニギリ形。そこからチョイと出る蛇口はかわいらしいです。
これも熱湯から慌てて、水蛇口ひねってもらなめらかな手当たり。
なんて、浴槽の淵にも勝手に味わいを感じるのでした。


**壁画にストーリーある銭湯で、かつ男湯女湯の差がある。だから、ここは異性と行くとより楽しいかなとおもいました。あがってから比較したりして。
あと、浴槽が男湯と女湯背中合わせの縦レイアウトだから、お互いの声も聞こえやすいかもですね。
「あがるよ!」とか、声掛けするのはコツをつかまないとしくじるから笑。
お父様お母様、お友達、恋人、いろんな方と一緒に是非。
でもあえて一人で行って、私の様に隣の壁画に妄想を膨らますのもありですよね。
一人でも、二人でも、誰とでも、な竹の湯でした。


*藤丸カゴあり
*座式ドライヤーあり
*レトロマッサージ機あり
*ケロリン桶あり
*自販機:サントリー、伊藤園、


やすこ。

【東京銭湯】北千住 美登利湯

2014-05-05 22:26:55 | 銭湯レポート
~ギャップが肝心~

北千住の銭湯は、
足立区民プールに行った帰りに梅の湯さんという銭湯に行くという謎のルートが私にあるのですが、
ちゃんと時間を設けて美登利湯に。


*荘厳なつくり
美登利湯の入口付近で、
カバンから回数券とスタンプ帳を出そうとガサガサしていましたら、、、
前を歩いていた大学生位の男女のうち女子三名が「すごっ!!」「下町!」「レトロだぁ」と絶叫。
そうだよ、そうだよ、なんなら入ってみてよ、中にも世界が広がるよ、、、と私も心で叫びましたがね、行き先があったのか通り過ぎてしまいました。
さぁそんな絶叫を巻き起こす外観とは。

納得の造り。

全体はこんな。
コインランドリーの屋根はさりげなく緑色。

女子学生は「煙突も!!」とも言ってました。この直感の叫び、大事ですよね。


*新しくなるってこーゆうこと?
外観とは裏腹に、下足場からして綺麗。下足箱は古いけど、その周りは最近つくりましたって声が聞こえるような壁で、新しい色。
番台さんも。脱衣所を向かないしきりある別空間。こちらも綺麗。
脱衣所も綺麗。畳柄の床に、ロッカーめ新しめ。
浴室の床タイルも、立派な温泉とかに貼ってるような、面積がおっきいタイルが清潔です。

あれれれー、なんか新しくて綺麗で、、、淋しいじゃんかよ。


*新しくある理由
どうしようってくらい。外見とギャップがありすぎます。
って思ったとき、浴室の壁面を見ました。

ピンクのグラデーションされたタイルと(上の絵では四角い模様がピンク色)、その上にライト!!ライト付けたら、壁画がかけないよう泣。

しかし、ここまで見て、はたと美登利湯さんの意志を感じました。
つまり、清潔で、美しく、健やかな、、誰もが一番に望む銭湯を極めようとしてるんだと思います。
あくまでも憶測ですが。。

やっぱり、どんなに美しい壁画があっても、綺麗じゃない銭湯は、、、あるときもありますし、
綺麗の感覚も十人十色ですしね。
レトロと感じるか、古いなとネガティブに感じるかも人それぞれ。
だからこそ、シンプルな新しさ、清潔さを追求してるんじゃないかなと思います。


*見上げてごらん
そんな解釈をひとしきりしながら、お湯につかり、、、
丁寧に塗られたカベや湯気抜きを眺めていました。そう、全部丹念に白塗りされているんです。かつて湯気抜きのキワに水色で入れたであろう、模様の上にも、丹念な白塗り。

そして、見つけました。

湯気抜きの凸面に、光のクロスができているんです。
これは夜だけかな、こんな感じに白い壁が息付いています。素敵です。
計算されたチャペルの日差しを見たような気分。
もしかしたら、これって凸の湯気抜きではよくある見え方ですか?しかし、私は初めてみました。かつて壁画があった場所にあるライトの光が作り出した、光の芸術かのように。
シンプルな綺麗さに、さり気なく宿された美しさです。
多分他が派手ならば、こんなに湯気抜きは際立たないかもしれません。
気づけば高く広がる天井に意識をもってゆかれる、素敵な創りですね。
上を向いて浸かろう、、という感じです。


*強い泡に包まれて
湯船の構成はこんな感じ。

お湯は黒湯かと思うくらい、薬湯が全浴槽に広がっています。

近所の奥様と会話しましたが
「たまに来るの?」と聞かれ、
「いえ、はじめてで。」
「すごい色でしょ。今日はなんか濃いみたい。いつもはもうちょっと薄いわよ」
との話もありました。
なるほど、教えてもらえなかったら、この銭湯の特徴として認識しちゃうとこでした。
普段はそんなに濃くないそうです。
教えてくれてありがとうございます、奥様。

ジャグジーとジェットの勢いも強いですし、濃い薬湯はさながら濁流のようでした。
勢いはいつも強いみたいで、
この沢山の泡に包まれて、、改めて湯気抜きを見つめていたのでした。


**そんな外見と中のギャップがある銭湯でしたが、途中にも書いたように意思を感じる銭湯でした。
恐らくさらに時代が進んでも、今の宮造りを変えることなく、でも綺麗で新しい内装をキープしてゆくんだろうなと思います。
そういった燐とした意思を感じる銭湯でした。番台様も、テレビで爆笑する笑顔が最高なお父様でした。
北千住の商店街をぶらりぶらりしながら、是非立ち寄りたいですね。


*ケロリン桶あり
*藤籠あり
*座式ドライヤーあり
*レトロ体重計あり


やすこ。


【銭湯OL】入院して見えた銭湯 入浴は入欲。

2014-05-04 22:26:28 | メディア・イベント出演
今回は銭湯OLが入院をきっかけに気付かされた、お風呂に対する想いを
熱く(このゴールデンウイークの東京並みに?)語ります。

前置きとしては、、
以前書いたことがありましたが、
靭帯を切ってしまい、
靭帯再建の手術をしました。
それが5/1のこと。

人生初の手術で、
大変心細く、怖い手術でしたが、
どうにか無事終わりました。
まだ膝は痛いのですが、
その中で発見できた幸せなお風呂話を書きます。


*銭湯は見守る
入院日にタクシーに乗って病院に向かったのですが、
その時につい最近お邪魔した竹の湯さん前を通りました。
同乗していた母に、ここ先週行ったの!とはしゃぐさながら子供の私。
タクシー運転手さん曰く「この街に詳しくなきゃ、ここは通れませんよ(ニヤリ)」とのこと。
入院前のピリピリした空気が、
和みました。


入院後、膝が痛すぎて、辛すぎて、手術しない方が楽だったのではと泣きそうだった頃。
気を散らすために、病室から窓をぼーっと見てました。
なるべく空を見て、たまに街を見ていました。
すると、、街に銭湯っぽい屋根が見えました。
ん?ん?
銭湯マップを取り出す私(直ぐは入れないクセに持ち歩く)。
竹の湯だぁあああ!!
膝の痛みより辛かった心が、
和みました。

銭湯って、街の景色なんだ
と改めて思いました。
瓦屋根の、大きな建物。

小さくてわかりにくいけど左側に瓦屋根があります。わかりますかね?

退院して、膝が元気になりましたら、
竹の湯に真っ先に行きます。


*銭湯は繋ぐ
手術当日は同じ時間帯に手術する奥様も一緒に、看護師さんのアテンドでICUに向かったのですが、その奥様と仲良くなりました。
なにせ、手術直前の家族からも離された時に「がんばりましょうね!」って手を取り合ってくださった優しい方ですから。術後もたまにおしゃべりしたりして。
で、お家が近いことが判明したので、もちろん商店街やら喫茶店やらスーパーやらジモティートークで盛り上がりました。
ときたら、当然ながら銭湯です。
奥様のホーム銭湯、やはり私もたまに行く銭湯でした!わぁ嬉しい!
しばらくお互い脚が悪いから、ドトールとかでお茶して笑、ちゃんとリハビリできたら銭湯でも会いましょうねってなりました。
銭湯のおかげで、私と奥様の共通のゴールが見えました。


さて、ここからはお風呂全般のお話です。

*お風呂は人を幸せにする
「入浴」は「入欲」。

今回手術をして、3日入浴できず、体拭きでしたが、、、やっぱり久しぶりのお風呂は幸せでした。
あぁ、洗う、洗い流すってこんな気持ちよいんだって。
また病室では「いつお風呂入れるの?」みたいに、皆が手術後のお風呂を、さらに言えば毎日のお風呂を待ちわびているんですよ!
恐らく定時で頂けるお食事の献立の話より、断然にお風呂の話が多いです。
ね、ね、お風呂ってすごい力があるんだなって私は再認識しましたよ。
「入浴」は「入欲」だなって。
欲望のひとつ。それも、明るい欲望。


*シャワーを入浴化する新設備
今回は整形外科のシャワー室、バスタブ室なので、車椅子用の椅子とか、バリアフリーな手すりなどは完備されていました。ありがたし。
しかし、おったまげた設備が一つ。
それは自動シャワー!!

リハビリ用椅子に座りながら、
上半身と脚に同時に複数ノズルから出るシャワーが当たるのです。

私がこれが素敵と思った理由は、
シャワーなのに上半身と脚が同時に温まる点です。
それもバリアフリー対応です。
銭湯に行けない日はユニットバスの私は、シャワーで全身をあたためるのがいかに手間がかかるかがわかります。
だからこそ銭湯に行くのですが、
予期せぬコンディションや、事態で銭湯に行けない、そもそも湯船NGの人もいると考えると、、、すごい意義ある製品だなと思いました。

*お風呂に入れない時
入院中に3日お風呂に入れなかった際、体は拭くとして頭が悩めるとこかと思います。
私はこちらを使いました。
またまたラッシュのドライミーという(ラッシュ好きですが、ステマではありませんよ笑)皮脂をおさえるパウダーです。
ラッシュの割りに無臭で、粉を頭皮に揉み込む感じ。
頭洗わないとベタベタする人にオススメです。3日間全然ベタベタしませんでした。

でもあくまでも皮脂をおさえる役割ですから、もっと長く洗えない場合はどうしたらいいんでしょうね。
店員さんも「何日間もドライミーは避けましょう!」って言ってました笑。
まぁ本当はお風呂に、銭湯につかれるのが一番ではありますよね。


**入院をめぐる入浴記
入院でこんなに入浴への気付きがあるなんて思っていませんでした。
それもポジティブな気付きばかり。
入院前は、入院したら入浴へのネガティブな渇望しかないかも、って思っていましたから。
だから正直びっくりです。

とりわけ先ほどの「入欲」が共通して
触れ合えた病棟の方々が
私にそのことを気付かせてくれました。

目下の痛みは辛いですが、
治療以外の点でも入院できたことに
感謝したくなる今宵です。


やすこ。