銭湯OL日誌~銭湯ガイドマイスターへの道~

お風呂。特に銭湯が好きです。現在「銭湯検定3級」を持ち、次回の2級に向けて勉強中。【関連】銭湯OL、銭湯、銭湯検定、

【日々銭湯】小岩 友の湯 〜干し芋と小岩〜

2016-06-26 06:26:46 | 日々銭湯レポート
~また一つ増える楽しみ~

小岩の友の湯さん。
以前グッド!モーニングさんでも
紹介させていただいたお風呂屋さん。

友の湯さん紹介ブログ


友の湯さんは鉄道ジオラマが有名ですが、
よく見ると喋る猫の人形や、
販売品だとアイスクリーム、コピー機とか銭湯らしからぬ面白いものがまだまだ沢山あります。

そして先日はなんと、干し芋を発見!

脱衣所にポスターがあったので、
気をつけてみたら
茨城産の干し芋がカウンター前に笑。

私は大学芋が好きですが、干し芋も好きですよ。
聞くところ、奥様が美味しいと気に入られて売ることにしたそうです。

旦那様の好きなジオラマと、
奥様の好きな干し芋があるカウンター前は平和。
最近はリアル猫ちゃんもお蔵出し中なので、運が良ければ会えますヨ。

あと干し芋は
常に販売はしないみたいなので、
見つけた人はラッキー!

そして友の湯さん前の商店街は
やっぱり素晴らしいですよ。

パン屋さんのルチアさん、
大好きな絶品のカレーパンは夜は流石に売り切れていたけどまとめ売りパンも
おいしすぎる。

友の湯さん近くにある肉屋さん、
鳥七さんの唐揚げと鶏皮揚げが
こちらもおいしすぎる。

特に鶏皮揚げは、パリパリでお酒のつまみにも良さそう。
でも私はご飯といただきました。
値段、、忘れましたが、
とにかくお手頃ですよ(^_^)


これからも日々変わる友の湯さん
と小岩に期待。
普段あまり寄り道しない人でも、
友の湯さんに向かう道中の
小岩ならできる気がしますよ。
(ちなみに立ち飲み屋さん、焼き鳥屋さんもあります。焼き鳥1本100円もいただきました✨)

ちょっとお腹空かせて、小岩に!


やすこ。

【東京銭湯】大崎広小路 万福湯

2016-06-25 08:26:44 | 銭湯レポート
〜世界ふしぎ発見な銭湯〜


万福湯さん。
なんともご利益ありそうなお名前。

大崎広小路駅から徒歩1分、
大崎広小路駅は大崎から電車で2分、
という素晴らしいアクセス。
しかも大きな通り沿いであります。

いかにもな佇まいである煙突などは見えないから、ぼーっとしていたら通りすぎてしまいそう。
なんにせよ、安定感ある佇まいですね。


〜世界ふしぎ発見な壁〜
以前菊水湯さんという銭湯に、
浴室の正面にも出口面にも
ペンキ絵があって「両A面のペンキ絵」と呼んでいました。
万福湯さんは、ペンキ絵ではないですが両A面の銭湯です。

浴室正面は、ヨーロッパの農村風景のタイル絵。
その上に何故かヤシの木の写真プリント。


そして浴室からみえる脱衣所の出口面(つまり浴槽に浸かっていると見える景色)にはハワイみたいな写真、ニースみたいな写真、ヨーロッパ古城の写真が大判プリントで貼られています。

それはかなりの大判で、
生半可にポスター貼ってみたとかじゃないプリントでございます。
比較的ヨーロッパとハワイ?な景色が多い気がするのは気のせい?
世界旅行というか、世界ふしぎ発見をみているような気分です笑。


〜お子さまと来れる!程よい温度〜
お湯はぬるいとまではいかないけど、
家風呂に近いかな 熱くはないです。
ちびっ子少年が、洗い場でお姉さんお母さんと顔つけしていました。

また、浴槽でちびっ子は「赤いよー」と
浴槽のライトに興味津々。
そう、赤い、あとみどりもあるね。
信号カラー。

やっぱり浴槽ライトは、子供受けするんだと再認識です。
また、熱くないから、
そうやってお湯を楽しめているのも
多分事実です。

熱湯と薄めのあくなき戦いは、
よく銭湯では繰り広げられますが
なんだか多分ここは平和そう。

脱衣所には、品川区はお子様も住みやすい街に、、、みたいな区のポスターが2枚。
番台の奥様も優しいし、
恐らくそういうスタンスなんですね。

だから、お子様いらっしゃる方も、
是非。

※ちなみに6月末に訪問したから、
冬とかの温度はまだわかりませんのでご注意下さい。


***番台の女性、とても感じの良い方な銭湯でした。五反田での用事まえだったので、ややバタつきましたが気持ちよく、開けた銭湯ですよ。あと、思い返すと清潔でした。なにより、なによりです。
お子様も来やすい銭湯であるということも、なかなかポイントかと思います。
世界ふしぎ発見チックなデザインが刺さるかは、お子様次第ですが。私が小さい頃、きっとこの世界観は好きだったろうと思います笑。




*番台式
*牛乳あり
*座式ドライヤー、普通ドライヤーあり


やすこ。

【埼玉銭湯】与野本町 鈴の湯

2016-06-19 08:26:25 | 銭湯レポート
〜面影入り乱れる銭湯〜
鈴の湯さんは、郷愁を誘うポイントがたくさんある銭湯です。
と言っても、私の地元にあったとかではなく、もしかしたら誰しも懐かしい気持ちになるのではないでしょうか。


〜埼玉からみるような富士〜
中島さんのペンキ絵。
女湯に富士山が据えられていて、嬉しいです。
そして富士山麓は、田んぼと古民家。
以前埼玉の戸田から富士山を観たことがあり、場所柄小さくみえるのですが雰囲気は似た感じです。
普段は富士山の麓は、湖、林が多いから、この人の気配がある富士山麓はとてもあたたかい気持ちになります。



〜びっくり!肩マッサージ〜
湯船はボディマッサージ2機がある浴槽と、肩マッサージとジャグジーがある浴槽の二つ。
そしてポイントは、肩マッサージ。
以前どこかでこの形をみたことがあったけど、看板もなく、稼働していませんでした。
これか!という感じです。
二つのお湯の出口からジェットが勢いよく出て、肩にあてた場合は飛び散らないようにフリンジ(のような鉄のネックレスの束)みたいなものが出口についています。

実際にやってみると気持ちよいです。
確かに、湯船のマッサージはどうしてもボディマッサージで肩下のマッサージになるからありがたいです。
以前みかけてオブジェ化していたものが、元気に動いているのは嬉しいです。。


〜石鹸渡シ口〜
噂に聞いていたが、初めてみる、
石鹸渡し口が鈴の湯さんにはあります。
渡すのと、受け取るのと、二口あるんですね。

使っている人はいませんでしたが、
石鹸の跡が少しついていました。
一緒に来た家族やパートナーと、石鹸を分け合うってなんだか素敵ですね。。


〜番台の位置が不思議かな〜
鈴の湯さんは、カウンターが女湯手前にあります。でも脱衣所に入ると、まさに男湯女湯の境に番台があったようなつくり。

結局聞けずじまいでしたが、
鈴の湯さんのまえには大きな道路があるので拡張工事で土地が削られたのかななんて思っていました。

番台があったころから恐らく存在していたような、古時計。「鈴乃湯」と白文字が美しくかかれていました。
形は変わっても、昔からの鈴の湯さんは存在している、、、と勝手ながら懐かしくなりました。


***与野本町駅前は綺麗に整備されていて、高架下にも商業施設、手前には芝生という整備具合。
かわいいオブジェがあったので撮影していたら、

1990年代のものとわかりました。
今からすでに20年前に新しくなったであろうこのまちで、鈴の湯さんは直向きにお湯を張って下さっています。
改めてしみじみ。

*駐車場あり6台分
*牛乳販売機あり(レトロな押し出し式です!)
*アサヒ自販機あり
*黄色桶あり


やすこ。


【東京銭湯】吉祥寺 弁天湯

2016-06-12 06:26:50 | 銭湯レポート
~「吉祥寺の銭湯」である銭湯~
吉祥寺の美容室帰り、
髪はそのままで、最後は身体まで仕上げる気分で弁天湯さんへ。

スマホの電池が切れてしまったので、入り口の構えが撮影できませんでした。。
破風とかではないのですが
大きな屋根がある堂々たる構え、横にはコインランドリー。いつか写真足します!
また脱衣所の天井も雰囲気があります、円が3個 静かに配置されています。



~ポカポカになる湯~
梅雨入りもして暑いせいか、浴槽入って早々にぽかぽかしてきたました。
けど、これは弁天湯さんのゲルマニウム鉱石のお湯(正しい名前を不覚にも忘れてしまいました、ごめんなさい)のせいかもしれないです。

効能を記載した看板は少し年期もので、ざっくり言うと「毎日入るとより良いよ」という事が書いてあったです。
かい文章は忘れてしまったのですが、何らかの症状を持った人を思いやる様な書き方で 「ぜんそく」が該当する私は 「ありがたやありがたや」という気分で入浴していました。

ちなみに、いろいろな効能部分に「夜尿症」というのがあって、ここにて初めて知りました。意味はわかるけど。。

この浴槽はイラストよりももっと大きいです。
湯が出てくる柵の奥には蛙の親子が石の上に鎮座しております。

お客様がカエル様に、身体がよくカエル様に・・・でしょうかね?


~薬湯は珍しい「旅の宿」~
入浴剤は家庭用入浴剤だと、銭湯の公衆浴場では色が出にくいと聞きます。

しかし家庭用入浴剤で有名な、しかもそこそこ高い「旅の宿」が入っているなんてラッキー。やはり色は薄めで、ジャスミンのいい香りがしました。

浴槽側面から赤いライトが照らされていて、視覚的にもぽかぽかします。


~アーチな天井に富士山の贅沢~
最近はアーチ天井に巡り会う率が高いのですが、
ゆるやかなアーチに描かれた富士山・・・
そして連峰が険しくつらなる様子はホレボレです。
やっぱり山脈の頂のペンキの色合いは、のぼせるまでみていたいです。。
恐らく町田様が描かれた新幹線も凄く勢いがある様子。新幹線に松がかかっているのも良いです。
左側には「美しい日本」と綺麗な白文字で書かれています。
男湯はなにか書いてあるのでしょうか。。


~客層に街柄~
夜21時頃と私にしては早い時間に訪問。印象的だったのは、学生の男友達同士7人で入ってゆく若者そして、
バレエの帰りの中学生位の女の子達。
今の時代の生活にしっかりと弁天湯が根付いている感じがしました。

湯上がりにロビーをみると、ここは「吉祥寺walker」でも紹介されていて、ピース又吉さんもきていた銭湯らしいです。なんだか納得。



***以前こちらでは「風とロック」さんが「風呂とロック」と称してイベントを開催された様です。その時の写真パネルやポスターも貼ってあったりして、

きっと店主さんも心がロックな方なのでしょうと ひっそり妄想をしてみたりします。でも混んでいたから店主さんとはご挨拶せずに帰宅。

いかにも「街の銭湯」というか「吉祥寺の銭湯」という感じです。



ちなみに洗い場は多めだから、混雑してても窮屈ではありませんでした。
そして浴槽に長めに浸かる人も少ない印象。
吉祥寺散歩がてら、行くべしですね。



* 牛乳あり グリーンダカラあり
* ケロリン桶あり



やすこ。

【長野銭湯】長野 亀の湯(善光寺近く)

2016-06-05 23:26:03 | 銭湯レポート
~洋館で嗜む湯~

長野は、戸倉の公衆浴場が良すぎて、
もうこれ以上は無いだろうと思っていました。
戸倉国民温泉
戸倉観世温泉
しかし。
運命は巡る。

なるとさんのブログを拝見すると、
善光寺あたりに良い銭湯のレポート!
なるとさん銭湯ブログ


~洋館としての銭湯~
一目みて、洋館であります。
歴史あって保管されてきた、
シックな歴史館のような佇まい。
事前に調べていたからわかったものの、
普通ならば銭湯とは思わないでしょう。

しかも洋館めいているけど、
よくあるレトロ銭湯のように男湯女湯が分かれています。

なんて、洒落ているのでしょう。。


~外観にとどまらない洋館の空気~
銭湯は外観と内観にギャップはつきもの。それが楽しかったりしますが、今回はあまりにも外観内観に統一感があり惚れ惚れします。

入口と同じように、浴室の窓も
お洒落にカーブ。

また、センターにある浴槽も、
角という角全てがゆるやかにカーブ。
カーブというか、あしらいの無い四隅は無いと言えば伝わるでしょうか。

全く薄っぺらい表現ですが、
地元北海道だと
函館や小樽の大事に保管されている洋館みたいなムード。まさか銭湯で、素っ裸で、そんな素晴らしい空間にいるなんて感動します。


~洋館には美術がありけり~
鯨がダイナミックに泳ぐ油絵がありました。多分油絵かな。。
銭湯で、長野で、なんで海を臨むかと思いましたが、、逆に内陸からだからこそ意味があるのかも。
そして、壁面のトルコチックなデザインや、アートな窓枠を見ると、ここはギャラリーなんだという理解がすんなりできます。洋館のギャラリー。

しかも天井の湯気抜きの凸も、
ゆるやかなカーブをえがいています。
私の絵が下手くそで悔しいですが。。


~地下サウナほど秘密めいた空間はない~
浴室には地下に降りる階段が。
常連さんらしい奥様に
「階段の下は行って良いのですか?」
と抜けたことを聞き、
サウナだと教えてもらいました。

地下のサウナ、、仙台でもありましたが、それは浴室自体も地下でありました。
今回はサウナだけが地下。
なんでしょう。この秘密めいた感じ!
でも、安全を考慮してか?サウナに下る階段途中は脱衣所から窓付きで見えるんです。

階段をおりたら、サウナは右手、
左手にはタイルでベンチのようになっている空間が案外広めにある。
しかも、ビニールのダイエットクッションのようなモノが置かれていて、
誰かの私物なのか。なんなのか。
その一瞬デッドスペースに見える感じはドキドキします。。

サウナは程よい温度。
で、サウナから出ると、階段を上がるから ちゃんと階段を登れる程度に汗をかくことが大事ですね。
ついつい長居してしまうから。


***とにかく洋館で、プライドを感じるつくりのクセに落ち着いてしまう魔法のような銭湯です。
このような銭湯は東京ではみたことがないなぁ。。エリア外の方も是非行きましょう。
そして、戸倉から続いた長野の公衆浴場。。個人的には当たりばかりで、公衆浴場のクオリティが抜群なエリアなんじゃないかと思っています。
また行きたいな。。長野の公衆浴場。

こちらは長野で食べたラーメン。
店舗名忘れましたが(すみません)、
美味しかったなぁ。

ちなみに帰りは深夜バスの時間間違えて、ビジネスホテルに一泊した阿呆な。。でもいい公衆浴場が沢山だから悔いなしです!!



やすこ。