銭湯OL日誌~銭湯ガイドマイスターへの道~

お風呂。特に銭湯が好きです。現在「銭湯検定3級」を持ち、次回の2級に向けて勉強中。【関連】銭湯OL、銭湯、銭湯検定、

【九州銭湯】熊本地震を受けて

2016-04-30 06:26:16 | 銭湯レポート
~熊本地震を受けて~


この度は熊本地震によってお亡くなりなられた方に哀悼の意を捧げます。
また、被災者、関係者の方々、1日も早い復興をお祈り申し上げます。

二年前、熊本出身の友人と九州を旅しました。もちろん、熊本も。
銭湯と阿蘇にある大学芋屋さんに訪れました。

そのとき訪れた熊本のくすり湯さんは、
今年2月で休業となっております。
ですから、私は今ある熊本の銭湯に思い出を馳せることはできません。


でも、九州で頑張ってお湯を張っている銭湯組合の情報を見ると胸が熱くなります。

熊本銭湯リンク

銭湯が少しでも心の救いになることを
私は信じています。
熊本の地でもお風呂が
少しでも多くの人の癒しになりますよう。

もちろん、本質的なことの解決が山積みであるからそれも合わせてですが。

熊本に対して思うことがいろいろあり、
うまく言葉にできませんが、
1日も早い平安を祈ってやみません。


やすこ。

【日々銭湯】稲荷町 日の出湯

2016-04-09 06:26:17 | 日々銭湯レポート
~日の出湯さん一階~

先日、稲荷町駅の日の出湯さん、
初一階でした。4回目にして。。

他の内容と合わせて書くつもりが、
あまりにも長くなってしまったので
1項目でアップ!
※日の出湯さん 2階


~天井の解放感~
二階の天井も突き抜けて解放感ありますが、一階の解放感も好きです。
うまい例えがみつからないけど、教会みたいな縦長の突き抜け感は落ち着きます。


~優しいミストサウナ~
1階のサウナは熱すぎないので気持ちよいです。広さは3人座れるくらいの大きくはないサイズですが、ちょうどよい温度だから息がつまりません。

8-16分くらい入ると良いとアドバイスポスターがあり、なんとなく8分入り。水分補給が大事と書いてあったので、思わず生唾笑(頭の中には番台横の冷蔵庫。。)。

外気と自然感を取り入れる2階の岩風呂とは対象的に、自分の悪いものをゆるゆる出す感じ。1階と2階のバランスはすごいなぁ。。


~炭酸シャワー髪ツヤツヤ~
100円で楽しめる炭酸シャワーは偉大です。
最近髪の毛が痛んで細くなり、
ツヤがなかったんですが、、ツヤツヤに(あまりにまんますぎて怪しいかもですが笑、ほんとうに)。
脚もサラサラ。

全身に炭酸水とか贅沢です。
炭酸のお湯は最近増えていますが、
なかなか頭にはかけられないから
髪の毛と頭皮にいいご褒美です。

ちなみに口に入ると、
当たり前ですが炭酸水の味。


~販売品が好き~
改めて書くと、
日の出湯さんの飲料ケースや販売品を眺めるのが好きです。普通の銭湯には無いラインナップだからです。

ビールだって金麦もあるし、
グリーンダカラもあるし。。。
オシャレな海外の炭酸もある。

そして私の日の出湯さんからの気に入りはスチームクリーム。

世の中にあるスチームクリームは、
中身が一種類しかないそうですよ笑と店主さんに言われながら買いました。

薔薇の柄は年配の方から人気だそうで、、なんてそういう話もしていると缶デザイン選ぶのも楽しい。

普段スチームクリームには出逢わなかったであろう人が、銭湯にあることでたまたま買ってみて、愛用する。。それって素敵ですよねと店主さん仰ってました。

私もスチームクリームは雑貨屋さんで見かけたことありましたが、
日の出湯さんで見なければ購入しなかったでしょう。
カウンターの楽しい時間と一緒に、スチームクリームは自然と巡ってきたのです。

こんな感じに、銭湯にあることで、
いろいろなモノがたちまち意味のあるものになるから不思議です。
そしてやっぱり日の出湯さんは人柄銭湯ですね。

何度訪れても、もっと訪れたくなる銭湯。日の出湯さんでした。

やすこ。

【青森銭湯】青森まちなか温泉

2016-04-02 13:26:19 | 銭湯レポート
~まちなかのおんせん~
青森行きの高速バス内で・・・
降車の案内と共に
「乗務員が まちなか温泉のチケットをお渡ししております。ご希望の方はお声がけ下さい。」
との案内。

高速バスでガチガチになった身体に
「まちなか温泉」という言葉はじわっと染みてゆきます。
迷いもなく、乗務員さんに「温泉の券ください」とお願いしました。
乗務員さんのコート胸ポケから券を出して頂く。

~広々朝コミュニティ~
青森での朝イチの用事が終わり、速攻まちなか温泉へ。

訪問したのはまだ9時とかで、「おはようございます」の時間。
朝風呂しに来た奥様方がわいわい賑わっている。
でも、広いし浴槽もたくさんあるから混雑さは感じないです。
人口に対し銭湯の件数が最も多い県、だけあります。
来るスタイルは銭湯とほぼ同じで、
皆時間をざっくり決めて約束はしないけどいつもの顔なじみがいる模様。

~浅く・深く~
私が気に入ったのはプール張りに深い水風呂。
水風呂で深い事は珍しい気がします。
子どもは1人で入らない様にと注意書きあり、確かにそうだなと思いました。

また、逆に浅いサークル状の湯船もあってこれは浅瀬の様な浅さ。
多分50cmくらいしかないのではという湯船の高さ。(推定)
ここに奥様方が大胆に寝そべる姿は圧巻です。

ぬるいから結構みんな長湯です。がんばれば昼寝もできそう。。できたら幸せだろうな。
そんな自由な湯船ですが、サークル状になっているから 周囲を観たくなきゃ観ないで済むし笑、
平和な湯船です。
私はちょこんと柱に寄って、脚をのばしていました。

~温泉~
ちょいしょっぱい塩泉。
浴室内の大きな湯船と、露天でも温泉が愉しめます。
それはそれは、お肌ツルツルです。
露天風呂からはこれといった景色は見えないけれど、
空がばーんと大きく見えるのは 東京の半露天風呂とは違った開放感が。

でも、雨ざらしだけどちゃんとした壁があるので、
壁画があったらもっと素敵だな・・なんて妄想してしまいました。


***「まちなか温泉」で深夜バスでばきばきになった身体もちゃんとリセットされました。
やっぱりお湯に勝るもの無し。

1階の食堂では、ソフトクリームも販売していたので、
私はりんごシャーベットを食べました。

1人で食べていて、周りを観るとご夫婦でお蕎麦等を召し上がっている方々がチラホラ。
ああ、みんな浴室は1人でも、ご夫婦で来ていたのか!と。
なんだか寂しくなりました。
でもきっと、定期的にご夫婦の習慣でまちなか温泉に来る人々の日常を思うと心はあたたかに。
そんなまちなか温泉は、スーパー銭湯でありながら
銭湯に近いぬくもりも感じる空間でした。

青森まちなかおんせんリンク

やすこ。