銭湯OL日誌~銭湯ガイドマイスターへの道~

お風呂。特に銭湯が好きです。現在「銭湯検定3級」を持ち、次回の2級に向けて勉強中。【関連】銭湯OL、銭湯、銭湯検定、

【銭湯】浜松町 ふれあいの湯

2013-06-23 20:30:12 | 銭湯レポート
~薄桃色の東京オアシス~

浜松町。
と言えばモノレールの発着場所。
そしてビジネス街。

そんな場所に、
銭湯があるんですよ。ね。


受付は一階。
階段のぼって二階が女湯。
タイルを隔てて男湯女湯という銭湯が大半なので、この階段はある意味新鮮。

ウエスタン式のドアを押すと、
(思い切り押さないでくださいと張り紙あり笑)
脱衣所。

そして浴場は薄ピンクを基調とした
カラーで女性らしい空間です。
(男性のみなさま、男湯の色はわかりません。ごめんなさい。)

さて正面にある
ひとつの湯船には、、、
レインボーブリッジ!!

またしても私のヘタ絵ですが、色味的にはこんな感じです。
恐らくですが、夕焼けの中のレインボーブリッジに見えます。
この色合いが、浴場の薄いピンク色と非常に合っています。

お湯は熱湯。
熱湯につかりながらレインボーブリッジを眺めます。
私にとってレインボーブリッジは、
地方にいた昔は東京の象徴であり、
今は職場近くの景色のひとつです。

これまでレインボーブリッジに
特別な情緒を感じることはなかったのですが、
こうして熱湯から浴室のモチーフとして向かい合い、レインボーブリッジが優しい存在に思えてきました。
東京タワーに懐かしさを感じるのと似た感覚でしょうか。
これも銭湯パワーですね。


ドライヤーはハンディ式で無料(珍しい!)
カランもプッシュ式ではなく、ダイヤル式。
東京の新しいアイコンであったレインボーブリッジを筆頭に、
このような細やかな備品もちょこちょこ最新で新鮮です。
ですが、懐かしい気分を抑えられないのは、壁画を中心に薄桃色でまとめられた銭湯パワーかもしれません。

そんな東京砂漠のオアシスでした。


やすこ。


【銭湯】田端 宗湯

2013-06-20 22:30:27 | 銭湯レポート
~大人と子供の夢が混じった湯~

銭湯って、明るい時間に行けば、
煙突目印に歩くことだってできるんですよね。
煙突をアテにして大通りを抜ける。これも銭湯の情緒でしょうか。



田端駅近くの宗湯さんです。
少しだけ年期を感じるタイルですが、なぜか清潔感ありますよね。お掃除の証かななんて思います。


木札の下足場を抜けると、
受付と休憩スペースがあります。
そこで休憩スペースで流すテレビ番組を相談するご夫婦が。
旦那様がザッピングし、奥様が番台から「今日は放送しないんじゃない?」みたいな。
日常のご夫婦の景色でもあり、銭湯の憩いの場をつくるご夫婦の景色でした。まずその景色だけでも、銭湯の味をじんわり感じちゃいました。

さて、脱衣所に入ると、
扇風機が回っています。
夏がきたのだ、と思います。
脱衣所は普通の場所より涼しくないと、クラクラしてしまいますもんね。
少し早い夏を感じました。

そして中。
正面壁画で、どどーんと晴れの中の富士山が見えます。
近付くと「戸田富士」と記載。
程よく島があってバランスが美しい。

スマホのお絵描きアプリでイメージだけでも伝えたいのですが、、ごめんなさい。でも壁面のダイナミックさは少しでも伝わるでしょうか。

うっとり、日本美に酔いしれようとしつつ、洗い場のタイルを見る。
り、竜宮城?に金魚が優雅に泳いでいる。


ここまでですと大人な創り、と思うだけですが、
意外にポップな創りが!!

手前洗い場タイルイラスト!
こ、これはかわいい少年。アトムにインスパイアされた少年というよりかは、アトム!

タイルでアトムが描かれてるんですよ。ごめんなさい、もう見なきゃ伝わらない世界ですが。

そしてシャワー蛇口を引こうとすると、赤い!まるでドラえもんのタイムマシーンのエンジンみたいなんですよ。

かわいい。こんなの初めて見ました。


なんて、大人の情緒と、
ポップで懐かしい子供の世界が混じった浴室内でした。


また休憩場所には、ゆっくり休めるソファとテレビと。
旦那さんがザッピングしたテレビを囲むご近所さんたちが笑いあっていました。

大人と子供が混ざりあった銭湯空間の〆は家族団欒のようにテレビを囲むことなんですね。宗湯さんで改めて、感じました。

ちなみに宗湯さんから徒歩一分の場所に、
北海道富良野のイメージショップがありまして、生乳ソフトが泣くほど美味しかったです。
湯上りに是非!



やすこ。