銭湯OL日誌~銭湯ガイドマイスターへの道~

お風呂。特に銭湯が好きです。現在「銭湯検定3級」を持ち、次回の2級に向けて勉強中。【関連】銭湯OL、銭湯、銭湯検定、

【北海道銭湯】札幌市 北34条 奥の湯

2015-09-27 23:26:02 | 銭湯レポート
~冷たい水風呂とあたたかな空間~

札幌に訪れる機会があり、
時間がなかったので、
札幌市地下鉄南北線北34条駅
五番出口のど真ん前!の 好アクセスな奥の湯さんに。

今年廃湯された、東京の奥野湯さんも
駅前の銭湯でしたね。
なんだか、懐かしい気持ちに。
やっぱり旅人に駅近は嬉しいです。



~熱く・寒い北の大地式~
奥の湯さんのユニークポイントは、
程よい熱湯と合わせ、極寒の地に放り出されたような水風呂だと思います。

サウナ前後、熱湯、シャワー後、
いろいろなタイミングで浸かったけど、
とにかく冷たい!!
雪の中に素足を突っ込んだ思い出が、素直に蘇りました!

常連さんぽい奥様に聞いたが、いつもこんな冷たさとのこと。
熱湯はよく名物になりますが、
冷水は新しい名物ではと密かに思いました。まだ札幌の秋ですから。


~安定のセンター湯船~
そして浴室自体は、センター湯船の奥にサウナという、関東の奥に湯船とは違うレイアウトでした。

北海道は移住者のエリアですから、いろいろなレイアウトがありそうです。しかし、センター湯船が多いと噂には聞いていますよ。

ついでに、スタンプ帳に北海道の銭湯歴史があったのでパシャリ。

札幌の浴場組合は明治38年に創設らしいです。
また、札幌のスタンプ帳には各銭湯の創業年と代数が記載されてます。
奥の湯さんですと、昭和40年創業の二代目とのこと。

こうして様々な細工から、歴史に思いを馳せます。


~熱湯とハーブ湯~
湯船には遠赤外線装置がお湯に潜っていて、なんだかマシーンっぽい佇まいにやや驚きました。
東京だと赤外線とかはライトで湯船を照らす式をみたことがありますね。本当にいろいろ種類があるもんです。
奥側の薬湯はハーブ湯で、ジャグジーにつかれます。

この2種のあたたかいお湯、
冷たい水風呂、
サウナをお客様はリズム良くこなしていました。常連さんが大半ですが、お客様も優しく、番台さんも丁寧で、余所者も決して肩身の狭くない銭湯です。
やっぱり駅前だからかな。


~札幌銭湯スタンプラリーに思う~
そんな心地よさを体にまといながら、奥の湯さんのスタンプをいただきます。
そこで「このスタンプ帳は有効期限が一年間なの」と言われ驚きました。
前行った銭湯では、日付けを書いていないから記入もしていただきつつ。

どうやら銭湯が減少したから、有効期限を設けたとのこと。
しかし、私のようなたまにしか帰省しない者が集めるのは厳しいなぁ。ちょっとしょんぼりしました。
別になにかを欲しいからなのではなく、
継続した記録・記憶が嬉しいからスタンプラリーをするだけなのですがね。。

寒い土地、日本で二番目に銭湯が多い都道府県、北海道。
この北海道の銭湯の魅力は、
もっと伝わるべきかと思うのですが、
やはり仕組み自体にも改善の伸びしろがあるのではと勝手ながら思います。

そんなふうに地元のこと、
銭湯のこと、やっぱり大好きな私でした。


*ケロリン桶あり
*牛乳販売あり
*無料シャンプーソープなし
*サウナ無料


やすこ。

【銭湯情報】銭湯絵師・丸山様個展のご案内

2015-09-12 13:26:06 | 銭湯情報
~銭湯絵師丸山様 個展のおしらせ~

銭湯好きにはたまらない、
銭湯絵師丸山様の個展のお知らせをいただきました。

日程:9/24(木)~10/4(日)
開廊時間:11時~19時
場所:国立駅前・ギャラリービブリオ
(国立市中1-10-38
電話042-511-4368)

*日本に三人しかいない銭湯絵師(公衆浴場背景画家)・丸山清人さん(まるやまきよと・80歳・国立市在住)の個展。

*10/4には記念イベントとして、「銭湯絵ライブペインティング」開催(ギャラリー中庭にて)。
国立駅前・富士見湯(昭和44年廃業)をルーツに持つギャラリービブリオの創業3周年記念イベントとのことです。

詳しくは下記リンクから
http://d.hatena.ne.jp/banka-an/20150811



ちなみに本などでも丸山様のペンキ絵の世界を堪能できますが、
私がお気に入りなのは丸山様の富士山Tシャツ。

今年の夏は大活躍でした。銭湯好きな方以外とも会話が弾ませられる、素敵デザインです。
次白地に富士山のデザインも狙っています。

どうにか予定調整して、
行きたいと思っています!!

やすこ。