銭湯OL日誌~銭湯ガイドマイスターへの道~

お風呂。特に銭湯が好きです。現在「銭湯検定3級」を持ち、次回の2級に向けて勉強中。【関連】銭湯OL、銭湯、銭湯検定、

【北海道銭湯】千歳 末広湯

2018-02-18 20:26:34 | 銭湯レポート
〜旅の疲れも癒してくれる、機能的にも楽しい銭湯〜

北海道の玄関、新千歳空港から車で10分くらい、最寄りは千歳駅から徒歩5分くらいにある、末広湯さん。



〜ちょい熱めが北国にマッチ!〜
メインの浴槽はお湯はちょい熱めなので、銭湯が初めての方は右にある薬湯浴槽からのスタートがおススメです。
薬湯は宝寿泉(じっこう湯)です。この香りはいつ嗅いでも懐かしい。。

また、右側の浴槽は鉱石を入れた浴槽でありがたみが増します。

そんなオプション浴槽ではありますが、そもそも浴槽のお湯は全て地下水で、湯上りはお肌もすべすべします。(この地下水は、入口近くにある水飲み蛇口でも飲めます。贅沢。)

両側の浴槽は、岩からお湯が出てくる造りです。視覚的に贅沢ですね。



〜北国らしい凸天井にホッコリ〜
天井は青森でも沢山出逢った、部分的凸型湯気抜きです。
浴室の後ろ部分から凸になっていると、単純な三角屋根よりも雪が積もった時になだらかに落雪されそうです。
この屋根の秘密はもっと探りたいものです。

浴槽を楽しみながら、天井をボーっと眺めます。



〜ご当地サウナでポカポカ〜
銭湯好きと限らず、ご当地系は嬉しいもの。なんと末広湯さんはご当地サウナ。

横一列で3人〜4人座れるサウナは、「カルストーンサウナ」。このサウナは「発祥地:千歳市工業団地」と記載もありました。そう、千歳市は工業団地があるのです。他食品メーカーの工場なども多く、様々な技術が生み出された場所とも言えるかもしれませんね。

そんな千歳市生まれのサウナを、千歳市で入れるのは幸せです。

私はサウナにはあまり詳しくありませんが、壁は木製ではなくコンクリのような石でできていました。温かみはどうやら壁面にあるヒーティングから出ている模様。ヒーティングは道内だと部屋に付けている住宅もありますが、もちろんサウナ用かと思います。あまり熱すぎないので、ゆるゆる長く過ごせるのが良いところです。

地元の方が「垢がよく出るようになった!」とサウナのことを自慢げに話してくださりました。



〜脱衣所は和気あいあい。野菜販売もあり。〜
女湯の脱衣所には、野菜販売箱がありました。立派なごぼう、おじゃがが各120円とお買い得でした。ちゃっかり購入。


※写真はフロント前の休憩スペースのテーブルにて撮影。
時期にもよるそうですが、このような場があると会話が弾みますね。

また、脱衣所の中心は北海道ではよくあるプラスチックの脱衣籠を置く二段の棚がデンと構えられています。もちろんロッカーもありますが、みんな籠使いです。
改めて籠は便利ですね。混雑してきたら、籠ごと移動できるし。うまく融通きかせて、パパッと着替える身のこなしが気持ち良い脱衣所でした。


***空港にもスーパー銭湯はありますが、北海道の地元の空気を感じながら帰路に着くにはここがおススメです。
身軽になった身体で乗る飛行機は気持ち良いものです。


*番台式ですが、脱衣所は見えにくいので、初めての方も安心です。
*牛乳あり
*野菜販売時期によってあり



やすこ。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
おかえりなさい。 (野良ヤス)
2018-02-23 16:35:45
今年は雪が多く、びっくりされたのでは。
そのぶん、冷え込みの厳しい日は少ないよう感じます。
踏みしめる雪をキュッキュ音をさせながら銭湯に向かった幼少の日々を思いだしました。
いつも楽しいご紹介ありがとう。
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Re:おかえりなさい。 (sentou-yasuko)
2018-02-23 23:55:42
野良ヤス様
ありがとうございます。千歳は多く感じましたね。一方、札幌は少なめな印象でした。まだ雪が白くて、、仰る様にキュッと踏みしめる感触がわたしも懐かしさいっぱいでした。寒いからこそ、染み渡るお湯の熱さですよね^^
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