銭湯OL日誌~銭湯ガイドマイスターへの道~

お風呂。特に銭湯が好きです。現在「銭湯検定3級」を持ち、次回の2級に向けて勉強中。【関連】銭湯OL、銭湯、銭湯検定、

【ご紹介】テレ朝・グッド!モーニング様でのご紹介 第2弾(本駒込ふくの湯・日の出湯・入谷福の湯)

2016-02-28 20:26:00 | メディア・イベント出演
~テレビ朝日「グッド!モーニング」様 「ちょっと得した気分になれる銭湯」~

この度、前回の「グッド!モーニング」での銭湯紹介に反響があり、
第2弾・第3弾を取材させて頂けました!
こんな幸せな事はございません。

さて、1月に放送した2回目は「得した気持ちになれる銭湯」という切り口。
と言っても、どの銭湯も「得した」はあるのですが、
この寒い季節に ちょっと旅行気分に近い
ありがたさを突出して感じられるとこを紹介させて頂きました。

◎日の出湯さん@上野
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相変わらず清潔な浴室内、そして古代檜風呂。
あとテレビでは出ていませんが、私は日の出湯さんの天井の開放感が好きです。
1階でも2階でも天井が吹き抜けている・・これはビル銭湯ではとても珍しいのではと思います。
そして、初めて行った時にはなかった炭酸シャワー、ブログでは紹介していないスチームサウナ等。
常に進化する日の出湯さんは、やっぱり定期的に行きたくなる。
また、番台の田村さん、相変わらず明るくて心地よい御対応でした。

◎富久の湯さん@入谷
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シンプルなようで、なかなか無い3温度の浴槽。
そして威勢のいいジャグジーが魅力的です。湯の圧って個人的には大事かなと思います。
あと、美しい和調度とミニ庭園ですね。
この和風趣に対する初めて訪れた時の感動は、何度めでも感じます。
そして何より、開店前にも「介護入浴」を行っているのでバリアフリー。
ですから親子3代超えて、4代でもお世話になれる様な銭湯なのです。

◎ふくの湯さん@本駒込
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デザイナーズ銭湯として有名なふくの湯さん。
週代わりの男湯・女湯に、2人の銭湯ペンキ絵師、丸山絵師さん、中島絵師さんが描くペンキ絵。
また側面には新鋭デザイナーさんが描いた七福神のポップなイラスト。
といった見応えのある芸術がひしめく浴室です。
また、湯船もラドン泉の浴室(大黒天の湯)、薬湯と壷湯の浴室(弁財天の湯)
があって浴槽にもご利益気分が満載です。

と・・・私が紹介を書かせて頂きましたが、
是非皆様の脚を運んで、目で観て、感動してみて下さい。
そして私が紹介している銭湯はほんの一握りであるという
しごく当たり前の事もご理解下さい。

また今回、銭湯特集を3回も実施できました。
それもこれも、ご協力頂いたお店の皆様、スタッフの皆様のお陰でございます。
営業時間外にお湯をコンプリートな状態にしておく事がどれだけ大変な事か。
またカメラさんも色々映えた画にするため工夫をしてくださるので、そこで店主さんも更にご協力をなさって下さっています。
私の身では体験できないのですが、想像しただけでも時間と気苦労を要する事です。
まず、ここに改めて御礼させて頂きます。


やすこ。

【東京銭湯】神楽坂 第三玉の湯

2016-02-21 21:26:34 | 銭湯レポート
~さりげないリノベーションの快適さ~


飯田橋駅から神楽坂を上りきり、大きな通りを右折。
神楽坂をたのしみながら上がれば、あっという間に着く。交番並びでわかりやすい場所にある銭湯、第三玉の湯さん。

夜で雨だったので、この看板を見たらホッとしました。

今更だけど電照式看板は親切ですね。

第三というから、第一、第二もあったのかな。聞けば良かった。。

「コミュニティセントウ」の軽やかな文字につられて中へ!

~女湯はラッキーな壁画の愉しみ~
早速浴室。
壁画は中島さんの能登半島でした。
中島さんの富士山は言うまでもなく好きですが、能登半島も好きです。

特に水平線の透き通るような水色が好きです。松や島が、どうしてかとても心地よく見えて。

ちなみに湯船から、男湯の富士山がチラ見できます。チラ見できるスポットは、薬湯の湯船でちょいぬるめなので、がんばって背筋伸ばしてみましょう。
男湯からは、見附島は見えないかもです。そう考えたら、女湯はオイシイ。


~リノベーションの快適さ~
浴室は、浴槽や洗い場をリノベーションしている様子でした。
だからタイルも綺麗。

そしてリノベーションの成せる技?かと思われる、、スペース活用に感心しました。

まず、奥の湯船の右側。ここだけ横向きなんですよ。横向きでジェットとエステ風呂が2個あります。

入ってうなりました。
ジェットもエステ風呂も、脚を思う存分投げ出せる!
エステ風呂は、ジェットに向かって身体を浮かす浴槽ですが これを設置するためには横向きが必要だったのかなとしのばれます。

さらにレイアウトでうなったのは、
浴槽からすぐ側の洗い場の列があることです。

ここなら、浴槽から洗い場がしっかり見えて、ご高齢な方、小さな方は安心かもしれないです。

~備考~
入口前にあったラインナップの貼り紙です( ´ ▽ ` )ノ



***神楽坂という立地もあって、海外の方もご家族で楽しまれていました。
奥様はゆっくりとお風呂を愉しみ、お子様はやはり熱くなって一足先に脱衣所でマッサージ笑。
また、そこそこなお客様がいたのですがレイアウトが工夫されているから、
あまり混雑感は感じなかったです。
坂の上の銭湯、是非。


*リンスインシャンプーあり
*牛乳あり


やすこ。

【東京銭湯】本駒込 ふくの湯

2016-02-20 20:26:10 | 銭湯レポート
~2富士でご利益気分な銭湯~

デザイナーズ銭湯としてずっと前から知っていた(というか有名な)、ふくの湯さん。

友達にも勧めたりした事もありました。
※let's enjoy TOKYOでの銭湯特集紹介

でも、なんと・・・私は行った事が無かったのです笑(2016年正月の初湯までは)。
私が行かなくても賑わっている様子が伝わってきていたので。
しかし、こちらも銭湯フォーラムでオーナーさんと知り合い、
とっても気さくな店主さんなので行ってみようと思いました。
まさにきっかけが人柄銭湯。

※今回は取材で特別に撮影許可を頂きましたので、
 折角なので写真を使って掲載させて頂きます。

~2大富士山~
ペンキ絵好きにはたまらないです。
片方は丸山絵師さん、もう片方は中島絵師さん・・・豪華すぎです。
レトロ銭湯の壁面よりはサイズは小さめですが、
綺麗にライトアップされているので
2つの富士山がこの空間自体を守ってくれている様な気分になります。
で、各浴室から反対側の富士山もチラ見えしますから これも醍醐味です。
1富士2鷹・・・じゃなくて2富士です!

~こだわりの湯船~
大黒天の湯はラドン泉。弁財天の湯は薬湯です。
また、弁財天の湯の浴室には、壷湯があるのです。

最近できたハイクラスな旅館の個室露天風呂にありそうな壷湯。
手前からお湯がジャバジャバ出てくるので、そこに手を添えてみたりして
私は1人で行きましたが、友達らとちょっとした相談話、ちょっとした愚痴をはくには
ちょうど良いプライベート感です。親子で入っている方々は微笑ましかったですね。

もちろん、大黒天の湯の方も、マッサージジェット、
ラドン泉が出てくる口がとても心地よいので・・・是非両方制覇しましょう。


それに各浴室に七福神のありがたい名前がついている事からしても、
とってもありがたい気持ちになれる湯船&浴室です。


~デザイナーズ銭湯の醍醐味~
デザイナーズ銭湯の定義は解らないけれども、
空間も、絵も、照明も、デザインするという点ではふくの湯さんが
デザイナーズ銭湯の代表と言える事は納得です。

そして。個人的にデザイナーズ銭湯であるポイントは、照明だと思っています。

浴室の美しい壁画も、空間も、そして人間も、ライトアップされると すんごく魅力的。

湊湯さん、南青山清水湯さん、とかに共通して今回も、
女性の身体がとっても輝いて、艶かしかったですよ。老若問わず、です。
(男湯でもきっとそう。人の肌がキラリと輝くってなんか素敵です。
 共感できる人がいたら、是非お声がけ下さい。。)

***ふくの湯さんの店主さんはお茶目で気さく。
フロント前のテレビを観ながらいろいろおしゃべりをするお客様も多いです。
また、入り口の階段に、椅子ゴンドラがあるので脚が不自由な方でも入浴できます。

そんな内観のご利益さだけでは語り尽くせない、心温まる銭湯です。

*牛乳自販機あり・ラムネ・ビールあり
(牛乳自販機だけは脱衣所内にあり、着替えがてら飲めます)


やすこ。

【東京銭湯】押上 資生堂TSUBAKI湯(大黒湯)

2016-02-11 23:26:30 | 銭湯レポート
~資生堂TSUBAKI湯(大黒湯さん)~


~資生堂TSUBAKI湯~
2016年02月11日から、東京押上の大黒湯さんが
資生堂TSUBAKIさんとタイアップして「資生堂TSUBAKI湯」として営業をされています。
プロデュースはなんとっ、蜷川実花さん!
銭湯にTSUBAKIと・・・蜷川実花さんのかけ算はなかなか想像できものですよね。

普段は下手絵で銭湯のご紹介をしていますが、
内覧イベントに案内頂けましたので、開業前の様子ではありますが写真をもってご紹介させて頂きます!
(ちなみに開店初日にも入浴しに行きましたので、そのレポートも混じっております)

~吸い込まれる様な椿の世界~
入り口の暖簾から、もう既に椿。

中の椿は大柄なものが多いのだけど、入り口は敷き詰めた様な小柄なお花たち。
ここからもう異世界は始まっています。。
ちなみに下足箱1つ1つも椿が咲いているのですよ。


~待ち合い室も~
浴室も気になるとこですが、お代を払う時に番台の方とコミュニケーションを取るのも銭湯の楽しみの1つ。
回数券をつかっていない方は券売機で券を購入するワケですが・・・

きゃー 既にここからお花の世界。
そして番台もこのように、大黒湯さんのベースを活かしながらも世界が広がっているですよ。
て・・徹底された空間です。

~椿ワールド~
で、女湯の暖簾をくぐると
こうやって椿の世界にグワっと包まれるのです。

もともとある大黒湯さんのフレームに、ここぞとばかりに咲き乱れた花々。
木目と花々の共演。

女性はテンションあがる人は多いハズ!
だってこうゆう世界観は観ることはできても、包まれることはできないですから。

~中島さんの椿~
銭湯ファンからは椿湯のペンキ絵が気になるポイントかと思います。
中島絵師様が金富士に、椿を添えて描かれた!
美しくしなやかな椿が、女湯男湯の両サイドからしっかり咲いています。

とても魅了されます。。中島様にかかると富士と椿はこんなに相性よく咲くのだなと、、感動ものです。
そして気持ち良く高い天井から椿の花が垂れ下がる、、椿の花吹雪に包まれたような心地です。


~大黒湯さんを愉しむ~
大黒湯さんは
「高濃度炭酸泉」がある右側の浴室、
「大露天風呂」と「塩サウナ」がある左側の浴室の2つがあるのですが
その日は女湯は「高濃度炭酸泉」の方でした。
こちら炭酸泉湯船。

まず、炭酸泉は私史上最大なくらい炭酸が肌に着くスピードが速い!
ぼーっとしてたら、あれよあれよとお肌に炭酸粒がついちゃいます。
温度もぬるめで、浴槽も広いから、脱衣所に次いでの喋り場でした。

やはり話題は、椿湯について。
常連さんはテレビで見た!等
馴染みの大黒湯さんの変身に驚きな様子。
他にはチラホラと常連さんではなさそうな人たちが(お一人様も多い印象)、椿湯の世界観に浸っていました。

また、ジェットやマッサージも充実してありますので機能的な湯船が好きな方も満足でしょう。


これにさらに露天風呂があり、
スカイツリーが観えます!

もう、見処、愉しみ処がありすぎて、
椿の世界観がさらにありますから、、
またとない贅沢感です。


~TSUBAKIは10周年らしい~
今回のような特別なタイアップは、資生堂ツバキが10周年記念という周年きっかけなので、資生堂ツバキを楽しめるポイントが沢山あります。

浴室はツバキ完備!
しかも3種全部試せます。


またヘアオイルなどが脱衣所にはあり、
周年記念のヘアオイルも試せます。

私はツバキのヘアオイルは最近買ったのですが(ボリュームアップのやつです笑)そちらのユース率も高かったです。よい香りです。
銭湯帰りはついついヘアスタイルに無精になりがちですが、、ちゃんとしなくては!

また今回番台さんのヨコでは撮影スペースがあって、
撮影をしたら資生堂TSUBAKIのサンプルボックスが貰えます。
サンプルはまさに銭湯セットにピッタリな程よいサイズ。

是非行けた方は撮影を投稿して、サンプルもゲットしてみましょう。
私は・・1人だったのでさびしくて顔隠しました笑。

もちろん男性もおっけいで、私の次は男性2名が撮影をされていました。

銭湯まるごとのタイアップは
03月31日までの期間限定ですから是非!

足を運んでこそ染み入ってわかる、
椿湯の大胆さ、美しさ、
ツバキのクオリティ、
あと大黒湯さんそのものの素晴らしさが生き生きと感じられると思います。

大黒湯さんリンク
資生堂ツバキリンク



やすこ。

【掲載情報】全国浴場新聞様

2016-02-01 06:26:46 | メディア・イベント出演
~全国浴場新聞様~

「全国浴場新聞」様にインタビューして頂きました。
東京のみならず、全国に言の葉が飛んでゆく事はとても光栄な事です。

ちなみに銭湯サポーターフォーラムの様子も記事になっておりました。


また、インタビューアーさんはとても細かくヒアリングして下さり、
それを とてもまとまった文章として出してくださって・・・嬉しいです。
さすが、ご自身も銭湯がお好きな浴場新聞様専属のライター様!と感動。

記事中にも起こして頂けたのですが、
私は「ちょっとした気遣いや演出」が好きです。
立派な設備やタイル、ペンキ絵も大好きなのですが、
銭湯という空間そのものが特別だから、特別なものがなくても
何かしらの工夫を観ると嬉しくなるのです。

そんな些細なようで実は大変な工夫に包まれるため、
私は銭湯に今日も出向きます。
もっと全国の浴場を知りたいなあ。。しみじみ思いました。


やすこ。