【大阪銭湯】新大阪 日の出温泉

～お高くとまらず、楽しくお風呂～


大阪に私用で来たので、
ここぞと銭湯に行きました。
北海道出身で関東以北にほとんど行ったことがない私は
大阪に観光したことがなく、
初大阪に近いので その初心者感はご了承ください。

新大阪は、
新と付くくらいだから
あまり銭湯はないのでは
というゼロに近い大阪知識ではありましたが、どーにか検索して銭湯にありつけましたよ。

～大阪商人魂～
ちゃんと大きな通りに銭湯の看板が。

これは銭湯の通りから一歩手前の通りですから、ご自身の土地か、
許可を得ているのですね。
しかし通りに、このラインナップと値段を出すことは かなり正解ですよね。
近所にスーパー銭湯もあるらしいし。
早速、商人の魂をみつけました。


日の出湯様。
どうやら2001年くらいにリニューアルしたのですね。



新し気な佇まい。



～安定のお風呂クオリティ～
正直大阪の銭湯なので、
食い倒れ人形の服みたいな派手なアプローチがあるかと思っていました。
が、そりゃ偏見で、全うなお風呂でした。

ビル銭湯ですが天井が高くて、
上に男湯があるとは思えません。

また、湯船も広々。

温度はちょいぬるめ。
すると、壁に「当浴は、お身体に負担の少ないぬるめのお湯です。ご理解下さい。」に近い内容の看板が貼られていました。まぁ、熱湯好きですが、幅広い年齢層の方々が出入りする新大阪ならば全うな考えに思えてきます。
旅先で熱すぎて入れない事に萌える人は、相当な銭湯好きくらいなはずです。。

そんなワケで、安定のお風呂クオリティが保たれた浴場です。


～細々と色々と～
そんな安定のお風呂クオリティを絵にして見たら、案外説明をつけなきゃいけないことに気付きました。
ほら！


まず銭湯で初めて見た、サウナ横の
足つぼのエリア。
石ころの感触がきもちえー！

更にジャグジー横の普通の湯船は、
一段深くてちょいと沈む。
やや悟りの境地。

そして備長炭が隅に浮かぶ
ゲルマなんちゃら湯には、
しずしずと落ちる壁の滝が！


いゃいゃ、小細工が過ぎる。
細々と楽しみがある。


～大阪の玄関口らしいお客様～
住宅地なので、常連様が多かろうと思いましたが 意外と私も含む初心者さんも多かったです。

わかるのは「明日、USJでさあ」とか
「ホテル帰る前にストッキング、コンビニで買わなきゃ。」とかいう会話。
旅行ならではですね。でもほんのり関西弁ということは、比較的近いとこからなのでしょうか。

そんな中でも神々しい、常連様らしき人を発見。ゲルマなんちゃらのお湯で、滝が注がれる湯船にはスポットライトがあたっているんです。
そのお客様がスクッと、立ち上がった瞬間、その奥様がスポットライトをさんさんと浴びていました。

神々しい。そりゃ絵では伝わらないかもです。そんな空間に馴染んだ奥様から、旅の一晩を癒す若者たちまで。うまーく混ざり合うような安定の空間。
それが安定のお風呂クオリティです。


やすこ。