銭湯OL日誌~銭湯ガイドマイスターへの道~

お風呂。特に銭湯が好きです。現在「銭湯検定3級」を持ち、次回の2級に向けて勉強中。【関連】銭湯OL、銭湯、銭湯検定、

【東京銭湯】蒲田 蒲田温泉

2016-12-30 06:26:14 | 銭湯レポート
【東京銭湯】蒲田温泉

〜黒湯から湯上がりまで、最適な身体が仕上がります〜

「昼のセント酒」のロケ地、蒲田温泉。
ひときわインパクトの強かった、濃い黒湯を求めて。

蒲田温泉は銭湯好きも地元の方からも
とても有名な銭湯なのですが、実はまだ行った事が無かったのです。


〜黒黒黒湯〜
都内で一番濃いと言われる吹上湯さんよりは薄め?だけど、とにか〜く濃い。黒っ。

やっぱり手にすくって、眺めたくなるパターンです。

黒湯で肌は当然つるつるに。
黒湯の浴槽は熱めと普通の2つの浴槽があるのですが、
どうも熱くて動けない・・・20秒程数えて出ました。
普通温度の浴槽は適温で、肩迄じっくりとほぐします。
浴槽含む浴室のレイアウトはこんな感じ。


ちなみに恐らく今は使用しない、謎のマッサージ鉄が黒湯浴槽には入っています。

埼玉鈴の湯でみた様な浴槽に先端が入ったマッサージ機と姿が似ているので、
恐らくその2本の鉄?を肩の左右に当てるのかな。


〜黒湯だけでは飽き足らない〜
黒湯の反対側に浴槽があり、
1つはジャグジーに、スイッチ式ジェット(2機)。
もう1つはガリウム湯に、電気風呂。
と、贅沢なラインナップ。
大半の人は黒湯に浸かるけど、ちょこっとは白湯も楽しみます。

女湯はジェットに当たっていると、この浴室の天井(梁がしっかり交差)の景色がよく見渡せます。
お湯に目がいきがちですが、2階の宴会場を想わずにいられない構造でお腹が空いてきてしまいますね。


〜浴槽だけでは飽き足らない〜
これでもか、という位ですがサウナも無料です。
サウナはそんなに熱くなく、その気になれば長居もできそうですが
皆さまちゃんと譲り合う感じです。
(銭湯の無料サウナってそういう秩序が有料サウナよりも保たれている気がする)
ところどころタイルが抜けているのですが、震災などの影響かな。
サウナの角はガラス窓なので、閉鎖的な感じのしないサウナでした。
水風呂で〆て、黒湯から仕上がってきた身体の集大成という感じでした笑。
ちなみに水風呂なのに、水枕があるという丁重なつくり。



〜湯上がりの楽しみ〜
蒲田温泉さんの食事スペースは、気まぐれでお客さんが途絶えたら閉店の方式。
なので覚悟の通り、仕事終わりの私はご飯にはありつけず。
本当は黒湯で炊いた釜飯を食べたかったけど、それは次の楽しみに。
でも、黒酢ジュースを飲みました。

心身ともにサッパリ、いい仕上がりです。
次は色々食べたいです。


***銭湯好きなら誰もが知る、黒湯の楽園・・・という感じです。
宴会場のイメージが強かったですが、当然ながら宴会場使わなくても満喫できます。
ちなみにオリジナルTシャツを購入しました。私の後にも買っている男性がいました。
奥様もとっても明るくて丁寧で、愛さずにはいられないですね。




やすこ。

【イベント報告】東京浴場組合抽選レディ努めました!

2016-12-23 04:26:50 | メディア・イベント出演
〜東京浴場組合主催・ラベンダー湯まつり&ゆっポくんを探せ の2イベント、抽選レディを努めました!〜


東京浴場組合さん主催のイベント、
「ラベンダー湯まつり」と
「ゆっポくんを探せ」の抽選をしました。



①「ラベンダー湯まつり」は10/10(銭湯の日)を記念とし、東京の各銭湯の入浴でアンケートハガキで応募できるもの。


②「ゆっポくんをさがせ」は、都内銭湯にランダムに割り振りされたナンバーを9つ集めると、大人気のゆっポくんぬいぐるみが当たるもの。

真ん中にいる私が手にしているのがゆっポくんぬいぐるみ。なかなか大きいです。
ちなみ②と同時進行で9回銭湯に入浴すると、ゆっポくんバッジが必ずもらえるキャンペーンもあり、私は4つバッジをゲット!

それでも、ゆっポくんぬいぐるみ用に番号を揃えられた台紙は一枚だけでした。それ位ハードルが高い応募条件ですが沢山の応募があり、圧巻の景色でした。


全ての抽選をランダムにしていますが、なるべくエリアが散らばるように心がけています。何れのキャンペーンも、既に当選した方には届いているハズ。。おめでとうございます!!


***ちなみに、抽選時はラベンダー湯とゆっポくんをイメージした浴場ネイルにしました。抽選用紙をかき混ぜる際にネイルチップが外れるため、結局は早々に外しましたが笑。



今回は町の銭湯の常連さんも、ファミリーも、銭湯好きな人も、銭湯好きになりかけな人も、参加しやすいキャンペーンだったと思います。特に同じ銭湯でもOKなバッジプレゼントと、ハイレベルなゆっポくんぬいぐるみキャンペーンの同時進行はとっても良かったと思います。

これから寒くなり、年末年始の出先に銭湯が入るとうれしいですね。



やすこ。

【東京銭湯】ひばりケ丘 みどり湯

2016-12-18 16:26:08 | 銭湯レポート
〜進化系レトロ銭湯〜

ひばりケ丘にあるみどり湯さん。
レトロ銭湯ならではの破風や浴室内の気持ちよい凸湯気抜きを残しながらも、
設備が盛りだくさんで満足できる銭湯です。
スマホの電池が切れ・・・道ばたで人に聞くとちゃんと一発で到着できました!

〜看板が親切〜
通りから少し奥まった場所にあるみどり湯さん。

だからこそ通り沿いに「ゆ」の看板があり、
更に通りから折れる道の真正面に大きな看板があります。

これで初めての人は迷わないし、近所でふらっと行きたい人も行きやすいですね。
看板の文字も大きいし、親切。

〜レトロ要素は表の造りと丸山さんペンキ絵〜
その看板に導かれ、姿を表すのは堂々たるレトロ銭湯。

暗くてよく見えなかったけれども、千鳥破風?かな。
入浴後に思ったのは、中をリニューアルしながらもここまで表の造りを残す心意気の素晴しさ。

更にレトロ要素で言うと、脱衣所は格天井。
また浴室からは見通しよく、浴室のペンキ絵もみえます。
そして浴室は気持ちよい凸の湯気抜き。

ペンキ絵は丸山様が平成25年に描いたもので、美しい富士山が観えます。
また私が個人的に好きな富士山麓に靄がある姿です。


〜充実お湯装備〜
レトロ銭湯のレイアウトをうまく活かし、”「型”の浴槽配置。
※浴室は日替わりだそうです※

ジェット2穴×1、マッサージ×1、寝風呂×2と豪華に並ぶスイッチ式のマッサージ系。
マッサージエリア奥にはジャグジーがあり、ここは懐かしさが増すお湯中ライト。
赤と緑で並んで信号っぽいですが、ジャグジーに溶けていい感じのキツくない見え方。
一番右側の浴槽だけ、浴槽が分かれていて薬湯です。


〜贅沢な露天風呂〜
と・・・これだけでも十分なお湯ですが、なんとなんと・・・露天風呂があるのです。
これも岩風呂じゃなくて、空が直下にある露天風呂です。贅沢。
がんばれば20人くらい入れるかなという位の広さで、足を伸ばせる度は高いです。

はじっこにトーテムの様な岩が2本立っていて、浴槽から不思議に思っていたのですが、
どうやら岩が手すり代わりの様です。オシャレですね。
この岩手すりの手前にも 浴槽に入る段差が1カ所あるので、
広い浴槽に一気に人が来た時でも順番待ちせずに浸かれる事が想像できます。
すごいホスピタリティですね。


〜サウナ〜
サウナは有料で入り口手前にあります。
すごくきれいな木目のサウナで、テレビ付き。
テレビ前のガラスとかもきれいで、サウナまでぬかりないなと感動しました。
奥まっていますがちゃんと窓もあるので、安全面もケアされていますね。


**銭湯がはじめての人と一緒に行く場合、デザイナーズ銭湯がお勧めという話はよくありますが
このみどり湯さんの様な空間こそが 初体験に相応しいと思います。
後で いちまるいちまるに掲載されているみどり湯さんのインタビューを拝見しました。
なんとあのデザイナーズ銭湯・練馬久松湯さんの経営者さんの息子さんだそうです。
すっごく納得。。久松湯さんも大好きですが、みどり湯さんもいいですよ。


*牛乳、ビールあり。脱衣所にも自販機あり。


やすこ。

【東京銭湯】北区 梶原 橘湯

2016-12-17 23:26:50 | 銭湯レポート
〜ジワジワ面白い!ザフザブ銭湯〜

東京都北区の橘湯。都電荒川線の「梶原駅」から徒歩2分と便利な立地にあります。
回り込む場所によっては発見しにくい位置で、商店街からは細い道を抜けないと入れません。

特に裏側に入ると、湯気抜きの高い天井だけ観えるのでホッ。

こちらが橘湯さんへの入口。




〜ザブーン浴槽〜
なぜか橘湯さんの浴槽は、手前にお湯を流す用に低くなった枠があります。
ここからザバザバとお湯がこぼれています。まさに滝の様に圧巻の景色。
この滝壷に入る様な気分で浴槽に入るのは、ちょっと豪快な気分。

またこんなにお湯がこぼれていたら、お湯がぬるいんじゃないかと思ったりしますが
このこぼれている手前は深湯で・・・むしろ逆にしっかり!熱いです!
この熱さに感動しながらついつい、腕で枠を押さえてみました笑。

なんだかもったいない様な気分になりましたたが、この豪快さは気持ちよいです。
しかも形も、ちょっと宇宙戦艦みたいなかっこいい形だし(発想はプールに近いのかも)。
大人でもわくわくするのだから、小さい子供とか絶対嬉しい形状の浴槽です。


〜ザブーン浴槽の奥〜
お湯がこぼれている手前の深湯の奥には、
まるで操縦席の様に座湯とマッサージがあります。
ここは深湯よりはぬるめですが、当然お湯の勢いは良く、
やっぱりこの浴場の浴槽の一体感は半端ないです。


〜がんばるサウナ〜
決して新しくはないけど、ちゃんと無料で入れて嬉しいミストサウナ。
ミスト具合は程よくて、浴槽とサウナを合わせると短すぎず長過ぎずの浴室プランを過ごせます。
こうしてがんばってサウナを提供しようとしてくれる気持ちに感謝です。
そしてサウナと合わせて次のシャワーもご堪能下さい。


〜冷え冷えスイカシャワー〜
水風呂がないかわりに、立ちシャワーがあります。
個人的に、立ちシャワーのいつ出てくるかわからない感にいつもビクビクする私。
やっぱりここもいきなりシュバーっとシャワーが。水風呂代わりだから水です。
サウナ後にしゃっきりと眼が冷めてよいですよ。
そしてこのシャワーのタイルの色が・・・どうみてもスイカ。

シャワーの穴が黒いのは種っぽいし、際が緑で中が赤いのは意図的に感じられて楽しいです。


***いかにもなキャッチーなものでは無いですが、個人的にとーっても面白い銭湯だと思います。
滝の様な浴槽、スイカシャワー、持ちうるものはすごいから、ここはちゃんとアピールさえすれば地域以外の人も来るのではと思うのです。
地域の人も子供とかが来るといいですね。
ちなみに店主様と奥様も面白くて、奥様は女性に優しい方で嬉しいですよ。
私も遠くはない場所なのでまだ行こうと思いますし、皆様も是非。


やすこ。

【東京銭湯】三鷹 アサヒトレンド21

2016-12-10 06:26:57 | 銭湯レポート
三鷹のアサヒトレンド21さん。かっこいい名前。


〜浴槽充実〜
浴槽のレイアウトはこちら。

浴室はマッサージ系浴槽の充実が充実しています。
寝風呂が2機あるのは、なんだかいいですね。
寝風呂ってどうしても身体が浮いてきて、ちょっと間抜けな姿になるので(私だけ?)、
友達や家族と寝風呂に並んだら楽しくくつろげる様な。

熱湯は電気風呂とジャグジー。
ジャグジーは岩泉で、岩の滝からお湯がジャバジャバ出ています。
熱湯浴槽だけど、そんなに熱くはないです。


〜水風呂と岩風呂と〜
岩風呂は外気の入る岩風呂ですが、外気の通気性がとっても良いです。
ちゃんと風を感じながら入浴できました。
また、岩風呂や水風呂はガラス窓で全体の浴室からも見えるのです。
万一具合悪くなっても安心だし、混み具合もわかるからガラス窓は便利です。
また、水風呂はピカピカに綺麗。
思わず見渡してしまいました。



〜嗚呼サウナ〜
サウナが有る事を知らず、浴室で気付く。
しかもサウナ、すごく入りたくなる様な見え方なのです。
浴室から岩風呂に行く際の出口ドアを空けると、まず右手にサウナ。
「森林浴」と書かれています。窓ガラスからは見るからに清潔感のある木目が見え。
すぐ手前には浴槽がピカピカの水風呂が。
しかも、水風呂から一歩奥に進むと岩風呂があり、
その奥には「サウナ専用休憩室」があるのです。
むむ、サウナがすっごくうらやましく思えてしまう。
後で脱衣所には「森林浴用」の装置を発見。すごい本気の設備の様です。
嗚呼サウナ。次回くる時はサウナに入るぞ。


〜ホームメイドに心あたたまる〜
息子様が書いたとおぼしき注意書きが浴室にありました。

注意書きってその銭湯の人柄の見せ所ですよね。
注意という、本当は避けられるなら避けたい事を書く時に
どれだけ優しくなれるかって大事かと思います。
それを愛息子に書いてもらい、どうやらポールもつくってくれたみたいです。
注意書き内容は「鍵は大事はものだから持って帰らないで下さい」という内容。
ついついスルーしちゃうかもな内容も、この文字を観たら注意深くなりますね。
とっても素敵な注意書きでした。


***今回驚いた事は、たまたまかもしれないけど客層が自分に近い女性が多かった事。
20代から30代の女性が一人でゆっくり入っている様子。
年配の方が多い銭湯だから珍しいこと。
温度設定も熱すぎじゃないし、その様な点もポイントかもしれません。
あとはタイルが異様にピカピカでしたから、そこもポイントかな。

次回はサウナも行くべし、です。

*黄色い色の桶あり(NOケロリン)
*お釜ドライヤーあり


やすこ。