ナウシカの続編

宮崎駿監督は引退会見で
「ナウシカの続編は絶対ない」と宣言したそうですが、
１ファンとしての思いも実は同じで、続編はできないと思います。

理由は簡単で
映画版は原作とはやや世界観が異なっているので映画の続編を作ったとしても原作の再現にはならないからです。

過去のブログ
『今こそクシャナ戦記ですよ』
http://blog.goo.ne.jp/seiki-v8/e/47370ea9dd4f07973791dc9a1c19c310
にも書きましたが、映画のラストは原作の2巻後半くらいまでの話ですし
映画一本に収めるためか重要なポイントはかなり変わっています。
なにより原作のクシャナ殿下は非常に魅力的に描かれています。

個人的には続編という位置づけではなく
３部作くらいで原作を踏襲した映画化、
そして番外編として『クシャナ戦記』で決まりだと思います。

東京オリンピックですか・・・

オリンピックが東京に決まったようで、
情弱の僕はてっきり次のオリンピックかと思ってたんですが
次の次だったんですね。

さて
僕の周りにはアスリートがたくさんいます。
本人だったり後輩だったりがオリンピックを目指している人もたくさんいます。
そういう『輪の中心付近』にいる人たちは喜んでます。
もちろん移動距離が短い方が体力的な負担も少なくて勝ちに行けるからというのもありますし
関係者や家族も生観戦しやすいというメリットもあります。

僕自身はといえば
基本的にスポーツはプレイヤー目線でしか見ないので
選手にとって都合が良ければいい、つまり日本開催なら治安とかも含めて集中できるし良い環境だと思うので
やはり日本開催で良かったと思います。

で、
もう一つの僕の印象としては
世論を動かせる怖さみたいなのもちょっと感じました。
原発の汚染水の問題だったり今すぐに予算を回さないといけいない問題も山積みですし、

五輪誘致に総理大臣や皇室まで担ぎ出してきていますが
某国の化学兵器に関する会議はどうなったの？と思ってしまいます。

昔のオリンピックはこんなに国民みんなが騒ぐようなものではなかったように思います。
ワールドカップとかWBCとか、
マスコミが流れを作ればみんながそれに乗っかるっていうのは
正直なところ危険な臭いもしないでもありません。

もちろんお祭りなんですから
決まった以上はみんなが儲かればいいと思うのですが
その一方で広告などにオリンピック関連を使うことはダメとJOCから横やりが入る報道も聞きます。

政治的な動きとは無関係であると強調しながらも
結局のところは誘致活動だったり、スタジアムの建設などの公共事業だったり
政権与党のイメージアップだったり、そして開催地の選挙には各国トップまで参戦するってことは
少なからず・・・途方もないほどの税金も投入してるっていうのに
恩恵にあずかれるのは一部の協賛企業だけっていうのもちょっと筋が通らないと思います。

どう取り繕おうが
商業主義の興業なんですから
JOCがどうのこうのではなく
みんなが儲かるように公共事業であることの方を前面に押し出して
ガンガン金儲けに走って、それを各種スポーツの助成金に回す、と、
スポーツの活動資金はスポーツで稼ぐのが正しい在り方だと思うのです。

「どうせなら太平洋上に無国籍の巨大スポーツ施設作って、出資金に応じた放映権をスタートラインにして
あとは成績によって放映権料やグッズ収入をもらえるようにすればいいのに」と思っていただけましたら
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