清純blog

本門佛立宗 常住寺住職・高野清純のブログ

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きいて、かんじとって、おこなう

2016年04月22日 | 日記

地元の民生委員をつとめる方から連絡が入った。とある児童の生活を心配する声であった。

国からお役をいただいていても、よその家庭に介入するのはむつかしいものだという。

この方は、ウチのかみさんをとても可愛がって下さる。本当にありがたくおもう。

いつも声をかけて下さり、引っぱって下さるのである。

そして、結果、尊いコトをする場面に居合わせることができるようになる。

地域全体の幸せをねがって活動する。

「お手伝いさせていただきたい」そう思ってしまう活動内容を聞かされる。

あたたかな協力の和が広がる。なかよく、地域の平和を守る人が増える。

じつに尊い連鎖だとありがたさで一杯になる。

昨夜、見識の深いご信者に、このことを話した。

「手をつないでやってください」

「子どもは、頭をなでてやるのもいいけど、手の温もりっていうのはすごいパワーです」

そう、教わった。

そうか!手を繋ごう。

そして、目をみて話しをしよう。

やさしい言葉をかけるようにしよう。

そうやって、慈しみのこころを、ひろげていこう。

そう、思った。

他愛もない会話だった。しかし、一言ひとことが重い、大事な言葉だった。

自分で気づいてもおかしくない程度の内容だったが、それが、人からアドバイスを受けたときに、なるほどと気づく。

しっかりと、言葉に耳をかたむけようと思う。

真実のことばに、耳をかたむけることができるようになろう。