地元の民生委員をつとめる方から連絡が入った。とある児童の生活を心配する声であった。
国からお役をいただいていても、よその家庭に介入するのはむつかしいものだという。
この方は、ウチのかみさんをとても可愛がって下さる。本当にありがたくおもう。
いつも声をかけて下さり、引っぱって下さるのである。
そして、結果、尊いコトをする場面に居合わせることができるようになる。
地域全体の幸せをねがって活動する。
「お手伝いさせていただきたい」そう思ってしまう活動内容を聞かされる。
あたたかな協力の和が広がる。なかよく、地域の平和を守る人が増える。
じつに尊い連鎖だとありがたさで一杯になる。
昨夜、見識の深いご信者に、このことを話した。
「手をつないでやってください」
「子どもは、頭をなでてやるのもいいけど、手の温もりっていうのはすごいパワーです」
そう、教わった。
そうか!手を繋ごう。
そして、目をみて話しをしよう。
やさしい言葉をかけるようにしよう。
そうやって、慈しみのこころを、ひろげていこう。
そう、思った。
他愛もない会話だった。しかし、一言ひとことが重い、大事な言葉だった。
自分で気づいてもおかしくない程度の内容だったが、それが、人からアドバイスを受けたときに、なるほどと気づく。
しっかりと、言葉に耳をかたむけようと思う。
真実のことばに、耳をかたむけることができるようになろう。