里山人雑記

PCからの閲覧をおすすめします

久しぶりの更新@南阿蘇ビジターセンター

2013年12月01日 11時55分18秒 | Field Note<観察>
更新が遅くなり申し訳ありません…
今回は、先週(11月26日)、南阿蘇ビジターセンターで観察した時のことを書きたいと思います。
あ、文字がでかくて邪魔な方、文字が小さくて見づらい方は、このブログの右上付近にある"文字サイズ変更"で文字の大きさを調整してみてください!

↑空も風も山の様相も、最高でした。風はかなり強めで、すごく冷たかったですけど(笑)

ウバユリ Cardiocrinum cordatum (Thunb.) Makino です。花もいいですが、花が落ちてからも変化が楽しい植物です。
この写真のものは、果実が割れて種子を飛ばしてしまったあとの様子です。光が程よく透けて、きれいでした。

↑種類名わかりません…ごめんなさい。でもきれいだったので載せました(笑)
以前は植物の名前もたくさん書いていたのですが、植物はまだ慣れないため、ウソの情報を発信しないためにもちょっと名前挙げるの減らします…笑

マミチャジナイ Turdus obscurus です。変な名前ですよね(笑)
この鳥は、主に春と秋に見られる旅鳥です。夏は日本よりも北、冬は日本よりも南の地域ですごすため、日本で見られるのはその通過途中の個体なんです。
いやー、それにしても、こんなにきれいな色の個体を見たのは初めてでした♪

↑地面から空にかけて、どこを見ていてもおもしろいです。

イカル Eophona personata です。
これまでにも何度か説明したと思いますが、この太いペンチのような形のくちばしで、硬い木の実も割って食べることができるんです。
くちばしの形から、鳥の食べ物を推測していくと、観察の幅がまた広がりますよ。

↑サギの仲間の頭みたいな形の枯れ木。おもしろかったから載せました(笑)

シマカンギク Chrysanthemum indicum L. です。
寒くなってきましたが、まだちらほら花が見られます。

クヌギ Quercus acutissima Carruth. も色づいてきれいでした。

ヤマガラ Parus varius です。きれいですよね。
身近にいる鳥で、立田山や金峰山など、ちょっとした山ならばたいてい見られ、その他公園などで見ることもあります。
ぜひ探してみてください。

↑山の上に見える木の形がおもしろかったです。風景って、眺めれば眺めるほど、いろんなことに気づいておもしろいです。
空の様子や光など、数分の間に風景がどんどん変化していました。こういう変化もおもしろいですよね。

↑いろいろな植物の紅葉がきれいでした。小さな植物や、見逃しがちな(?)イネ科植物の色の変化も、ほんとにきれいです。
もみじだけでなく、いろいろな植物の色の変化に目を向けてみてくださいね。

↑帰り際に、近くからハイタカ Accipiter nisus が飛び立ちました。
冬に近づくにつれ、見る機会が多くなっているように感じます。熊本では、主に冬鳥として見ることができる鳥です。
"鷹"="身近には見ることができない"といったようなイメージを持たれる方が多いかもしれませんが、実は、坪井川遊水地や江津湖、立田山、熊本城周辺など、身近な環境でも見ることができます。特に、ハヤブサ(厳密には"鷹"じゃないですけど)などは、熊本市中心街付近でも観察できることがあります。

ススキの穂がふさふさでした。

以上、南阿蘇ビジターセンター周辺での観察報告でした。
毎日、また、よく見てくださっているみなさん、本当にありがとうございます。
今後もよろしくお願いします。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿