酒の三幸

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チーズの味わい表現☆

2016-10-04 08:49:38 | チーズ

先日開催のワイン会でも質問に出たのですが、「チーズのテイスティングコメントって?」

ワインと比べ、チーズの味わいを表現するボキャブラリーは少ないです。

でも、チーズをテイスティングする上で把握すべき項目は、あります。

チーズの場合は、風味を試す前に外観から入ります。

表皮があるものは、表皮の色、どんな表皮か(凸凹がある、カビの状態、しわ等)、次に中身(生地)の様子(色、均一か不均一か、アミノ酸の白い結晶が出ているか等)、テクスチャー(触感/食感・・・弾力があるか否か、硬いか軟らかいか等/ねっとりしている、もちもちしている、張り付き感がある、キシキシする歯ごたえ等)、そして、香り、味わいとなります。

香りは、ミルクの香り、乳製品にたとえてヨーグルトの様(生クリームの様)な香り、独特の香り(青カビ、山羊乳、羊乳等の場合)、ツンとする香り、漬物の様な香り(ウォッシュタイプ)、複雑な香り等。。。

特に熟成期間の長いチーズには共通してナッツの香りがありますし、干し草、キノコの香りや、熟したフルーツ、ハチミツ等を連想する香りもあります。また、白カビはマッシュルームの様な香りもあります。

味わいは、ミルクのコクや甘味の他、旨味、酸味、複雑な味わい、余韻が長いなどシンプルな表現。

テイスティングは今回の試験でも出題されていますが、ポイントは、そのチーズの特徴を押さえていればOK!

表現がシンプルでも、昨日は手が震えて字がうまく書けませんでしたね~

チーズの試験は選択問題もありますが、解答が全て筆記なので、ワインとはそこが大きく違います。合格発表に時間がかかるのも、協会講師の方が受験者一人ずつの解答用紙を採点するからです。

あと9日、仕事が忙しいのが唯一の救いです。

 

 

 

 

 


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