GWのイベントパートⅡは、念願だったワイナリー訪問🍇
2年前のFOODEX(国際食品・飲料展)で飲んだルミエールのテンプラニーリョの色濃くまろやかな味わいに感動して、いつか行ってみたいなぁと思っていたのですが、興味を持ってくれた母と妹一家と一緒についに実現いたしましたー
到着してすぐにワイナリー見学ツアー1時間コースを予約、見学までの待ち時間30分ほどを利用して有料テイスティングを楽しみました
通常はプリペイドカード利用でお好みのアイテムと容量を選びボタンを押すと自動的にグラスに注がれるシステムですが、見学コース予約の方は料金を後精算できるカードが利用できます。全部で20アイテム程だったでしょうか? 一番少量で30ミリ100円からなので、けっこうトライできてしまうのです。私だけでなく母も勝手がわかると次々と試し始め、お会計したらナント!4100円にまでなってしまいましたー
でも、今年80歳になった母がまだワインを美味しいと感じ、楽しめている姿を見てとても嬉しかったですぅ
さて、見学ツアー1時間コース、スタートです
まずは、畑から、
ご覧のように、草ぼうぼうですよね、母は親戚のマンションのお掃除やお庭のお手入れ等のアルバイトをしており、根っからの綺麗好き、
真っ先に「なんでこんなに草を生えたまんまにしてるんですか?」と質問、実はナイスクエスチョン
実は大切な意味があるんですよね、一番の理由は、日本は梅雨や台風の影響で雨が多い、水分を多く含んだブドウは凝縮度を欠いた水っぽい味わいになってしまう、そのため草が水分調整の役割を果たすのです。草生栽培といいますが、他にもブドウの根が地表に這うのを防いだり、微生物環境を整えたりと様々な利点があります。ルミエールさんのモットーである自然の力を生かしたブドウ栽培ですね。
雨対策としては、もうひとつ、写真の三角形のワイヤーに雨除けシートを張り、果房を守るのだそうです。
ブドウ樹の脇にバラの木が植えてあります。デリケートなバラは病虫害のサインを真っ先に知らせてくれるのです。
今、棚仕立ての甲州種、まさに展葉、新梢伸長期。開花前のブドウの赤ちゃん達も見られます。
カベルネ・ソーヴィニヨンは、垣根仕立て。
その他、メルロー、ミルズ(バラ、ライチなど豊かな香りが特徴の白ブドウだそうです)、テンプラニーリョなども見られました。
次に施設内に、
明治時代に造られ国の登録有形文化財に指定されている石造りの発酵槽があります。石はワイン色に染まっています。
ワインの抽出口です。
今もいくつかの発酵槽で当時と同じ独特の醸造方法で造ったワイン「石蔵和飲」が販売されています。
地下貯蔵庫は、一部以前使用していたコンクリート製貯蔵槽を壊して樽を収納しています。ひんやりとして一年通じて温度が保たれているそうです。
続いて工場内に、幸運にもスパークリングワインの瓶詰め作業を拝見することができました。
ルミエールさんのスパークは全て瓶内二次発酵。澱を瓶口に集めるための台、ピュピトルもありました。
作業は、瓶口を冷却し澱を除去、次に目減り分を同じスパークリングワインで補充(ルミエールさんは全てのスパークリングワインにこの方法を取っていらっしゃるとのこと)、最後に打栓の一連の流れを拝見、冷却した澱を除去する際に発する大きな音が印象的でした。
こちらは、スティルワインの瓶詰め作業、オートメーション化されていました。
見学は以上で終了、
売店に戻る通路で素敵なものを。。。
樽の廃材を利用して作られたフェンスです。湾曲したカーブラインもまたオシャレです
地下の貯蔵庫もそうですが、古いものの再利用が随所に見られ、ものを大切にするルミエールさんの姿勢にとても感動しました
さーて、お腹も空いてきたとこれで、併設レストラン「ゼルコバ」で、リッチなランチでーす
次のブログでご紹介いたしますね~
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます