酒の三幸

閉店後もこれまで温かく支えてくださったお客様と繋がる場所として、ブログを継続させて頂きます。その後の生活やワイン情報等。

おすすめ「濃厚赤ワイン」パート2☆

2015-11-10 11:38:40 | ワイン

前回に引き続き「濃厚赤ワイン」のご紹介です。

まずは、ボルドー赤、たまたま大丸東京さんの催事で熟成ボルドーをお勧めする機会に恵まれ、久々に感動したワインがあります。

<メドック・サンテステフ村>シャトー・カプベルン・ガスクトン 2006 ¥5400(税込)

ワイン名のガスクトンとは、メドック格付け3級ワイン「カロン・セギュール」の元オーナーの名前で、その方が実際に住まわれていたシャトーのものです。「カロン・セギュール」は、バレンタインディでも大変人気、エチケットにハートが描かれていると言えば、皆さんお分かりの方も多いかと思います。

さて、このワイン、凝縮した果実味と熟成によるこなれたタンニンとの調和は申し分なく、何より風味、まだフレッシュ感を残しつつも、熟成によって生まれたエキゾチックな、なんとも言えない風味が大変心地よいのです。

少しお高くても、この味わいならと購入されるお客様も多かったです。

世界中のファンから愛されていた元オーナー、追悼の意も込めて、今バックヴィンテージに注目が集まっているとか。。。

そういう意味からも世界の大舞台で輝く「カロン・セギュール」と比べ、こちらのアイテムは、たいへん貴重な隠れアイテムと言えるでのでは?

<コート・ド・カスティヨン(ボルド―右岸)>シャトー・ペイロー 2011 ¥3996(税込)

フランスで最も広く流通している専門誌「ギドアシェット」で「クープ・ド・クール」(心に残るワイン)賞を受賞! 評価においてボルドー右岸の最高格付け「シャトー・ペトリュス」に勝ったと脚光を浴びたワインでもあります。80年以上の極上メルロー100%使用の目の詰まったような濃密感が魅力!ヴィンテージが2011なので若干元気の良さを感じますが、時間の経過でタンニンもシルキーに。飲み応えのあるボルドーです。

 

続いて、チリワイン。

こちらは、試飲即売の取扱品ではないですが、クイーンズ伊勢丹さん、ザ・ガーデンさんなどのお客様に大変人気の高い飲み応えのあるカベルネSです。まだ私もトライしていないのですが、お客様やお酒売り場担当者のお話をうかがい、ぜひおすすめしたいアイテムです。ご紹介したボルドーは、デイリーでいただくには高価なお品ですが、こちらはまだ手の届く価格帯です。

<チリ>モンテス・アルファ・カベルネ・ソーヴィニヨン2011 ¥2376(税込)

うかがったお話から想像して、濃厚な果実味に豊かで細やかなタンニンが溶け込み奥行のある深い味わい、おそらく香、風味ともに樽香のアクセントがあり、シンプルでないニアンス。

インポーターがエノテカさんなので、こちらは身近でゲットできそうです。

私も近いうちに試してみます。ご存知の方も多いかもしれませんが、まだの方はぜひどうぞ~!