私の仕事先は、町中の小さな酒屋からデパートさんや高級スーパーさんと、来店客の多い大きな売り場へと移りました。
その中で目につくのは、同じステージで働く従業員さん達やパートさん達の姿です。
食品といっても、生鮮もの、調理品、製品化された食品等様々で、それぞれ担当する場所で、皆さん一生懸命にお仕事されています。
特に食品売り場は、冷蔵ショーケースがたくさん店内に設置され、一日中その中での仕事は、大変体が冷えてキツイです。
私も、特にスーパーさんの時は、防寒対策万全にして向かいます。
売り場は、綺麗に商品が並べられ気持良く整っておりますが、一歩裏の作業場、荷出し場に入ると、そこは戦場のごとく、殺伐として皆さんの動きも非常に早い! 事務所も商品倉庫の一角にあるような、ほんとうに冬場はキツイだろうなと思うようなひんやりしたところに、パソコンとデスクが並んでいて。
そして何よりも遅くまでお仕事されている方が多い。デパートもスーパーも営業時間が長くなったことにも起因しているのでしょうけれど。
皆さん規定に合わせてシフトを組んでお仕事されていると思いますが、デパートさんなど、仕事が終了して夜9時近くに従業員の出入り口に行くと、惣菜やお弁当、生菓子等の売れ残り品を売り子さん達がセールして販売していたり。この子達は一体何時まで仕事しているのかなぁと、老婆心から心配したりして。事務関係のお部屋もまだ明かりが点いていて。
自営でやっていたときは、自分でもよく働くなぁと思うほど労働時間が長いと思っていましたが、何のその!どの世界も厳しさには変わりないことを改めて感じています。
いつも持ち場で、「本日は○○をご紹介しておりまーす! ぜひお立ち寄りくださいませ~」と大きな声でアナウンスしつつ、周囲で働く方々に心の中で「ほんとうにご苦労様です!」とつぶやいているこの頃です。
先日伺ったデパートさんでは、裏方の通路で従業員さん同士がすれ違うと必ず「お疲れさまです!」と声をかけるのが習慣になっており、これって気持ちいいなぁと思い、これからは私も行く先々で実践しよう思っています。