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世紀の大問題。なぜ、マルクス主義が失敗に終わったのか?

2017-03-27 | 社会問題
 3月27日 月曜日

 おはようございます。 酒好きの思想家です。


社会を変える研究をやるにあたって考えなければならないことは、

過去の教訓から学ぶことに一理あるが、その一理に、なぜ社会主義、共産主義が崩壊し

資本主義が生き残ったのかを解き明かさなければ、何だか腑に落ちないし、やぶさかじゃない。


結論から言えばこうなる。

この世は地獄だからである。私達はけっして楽園なんかに生きているのではない。

私の「地獄論」(未発表)によると、

欲望社会が成功を収めることは理にかなっている。

なぜなら、この世が楽園ではなく、地獄だからだ。

地獄においての成功哲学は、社会がより複雑化し、苦しみが増せば成功だ。

何処まで行こうが苦しみから逃れられないのはお釈迦様の言う通りである。

事実、資本主義が本当に正しいのか、誰にも判らない。

マルクス主義者たちから見れば、なぜ悪徳社会が栄えるのか、首を傾げる。

カール・マルクスは悪人ではない。むしろ善人である。

マルクスは言います。

「個人の働きが社会理由となり、社会的価値が個人に役立つことを考えなければ」と。

なるほど、確かにマルクスは立派な人だと理解できますが、

問題なのは資本主義を敵に仕立て上げたことにある。

これが社会主義、共産主義の敗北だと考えます。

地獄のルールでは、敵のいないミッションに革命が成立しないように、

正義であったものがいつしか社会混乱を撒き散らし、

地獄での方程式に上手く乗せられたわけである。

なるほど、そうするとマルクス主義の欠点は、

この世が地獄であることに気づかなかったことかもしれない。

マルクス主義の発展には、いや、全ての発展には地獄論の認識が必要不可欠かもしれません。

実際、社会が、この世が、地獄であると理解した方が上手くいく。

なまじ、楽園だなどと思い違いをしているから頭がおかしくなるのである。

21世紀の資本主義やマルクス主義には、この地獄論が人類にとって大きな発展を約束すると声を大にして言いたい。

この世に神がいないと科学で証明された以上、

私が問う「地獄論」に耳を傾けるのも一理あると考えます。







  つづく。