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多数決を疑う?多数決は正しいのか?

2016-06-16 | 社会問題
 6月16日 木曜日

 こんばんは。 酒好きの思想家です。


ついに、舛添東京都知事が辞職しますね。

大丈夫でしょうか、舛添知事。 何か隠していることはありませんか?

あの、ぎこちのない会見は本来の舛添さんなのでしょうか?

誰かに「強気で行け」と言われて、謙虚さを忘れた模様でしたね。

なぜ、自らの良心のみ恐れ、それに従うことが出来なかったのでしょうか?

理由は舛添さんのみぞ知る、です・・・。


そうなると選挙です。

同じ過ちを繰り返さない為にも、初心忘れべからずです。


「多数決とは何ぞや」について、考えてみたいと思います。

大智(国民)に対し、良知(立候補者)の問題解決能力が適切なのか、

その解決策に同意できるかを問う多数決自体に問題があるのではなく、

むしろ問題なのは、良知と呼ばれる人たちの問題解決能力の無さと人格の低さが多数決の最大の問題です。

だから、票が割れて民意が何なのか解らなくなり、大智(国民)が多数決に関心が向かなくなる。

つまり、投票率の低さは良知(立候補者)のレベルの低さだと言える。

事実、優れた英傑が現れたら、間違いなく投票率が上がるに決まっています。


そんな優れた人物がいない時はどうするのか。


一つの社会問題を定義し、問題解決能力を戦わせることで、

お互いが切磋琢磨し、大智(国民)自身も同意し易くなるものと考えます。

そしてその問題解決の結果が多数決に反映されてこそ、民主主義が問う同意です。


例を挙げると、

英国のEU離脱投票です。

英国を二分する問題定義は、難民受け入れとISの脅威です。

経済やEUの存続などは二の次です。

なぜなら、EU離脱を望む50歳代以上の国民は、「古き良き時代」世代で、

一度、EUを抜けて難民やテロ問題が解決されたら、再びEUに加盟すれば良いではないかと考えている人達です。

この解決方法には、一度EUを抜けると二度と参加出来なくすることです。

「ギャンブルではないのだから、自分勝手はよしてくれ」と

日本人なら言いたいところです。


こんな感じで問題解決方法を討論すれば、お互いの良知のレベルが上がって行く様に、

世界で優れたアングロサクソンであるなら、逃げるのは紳士らしくありません。

同じ民主主義国家ですから、ぜひ英国人は全世界にその偉大さを示してもらいたいものです。


  つづく。