ユーチューブの動画を見ていると、下に「あなたにお勧めの動画」なるものが紹介される。
たまたまそれを見ていたら「大正天皇の生涯を振り返る」という動画があったので、さっそく見てみることにした。
https://www.youtube.com/watch?v=bKY29YVevT0
この動画を見てみると、大正天皇はもともとナイーブな方だったようだ。とても国民思いの優しい方だったのではないかと思う。だが明治天皇と比べられ、政府要人への指示がうまく行かず自信を無くしてしまったのではなかろうか。
これを見て、今度は明治天皇の人生もさらに知りたいと思う。（文章をひたすら読むより動画解説の方が最初に入りやすい。）
政治を知るには、日本の歴史を知ることが大前提ではなかろうか。
かの戦争だって、単純に「日本が悪いことをして原爆を落とされました」と長らく思っていたが、ハルノートあり、あの東京裁判で無実を主張したインド判事あり、朝鮮戦争の指揮をクビになった後のマッカーサーの言葉などなど・・・ちょっと歴史を知ると、見方が変わってくるのである。
なぜ私が保守系にだんだん近くなったかというと、左側の方々は具体的な歴史を語らないからなのだ。つまり「細かく調べていくと、だんだん説得できなくなるのでそうなるのでは？」と疑い始めたのである。
私は右とか左以前に歴史が好きなのだ。
そして歴史を追いかけていくうちに、だからそしてこうなった、そこからそしてこうなった、だからその後こうなった・・・と積み木が重なるように原因と結果がつながっていく。
（つまりそれが「事実」なのでは？）と思っているのである。
それを知らずに、この先どうすればいいかは答えが出ない。
それを出すには、やはり過去にどういうことがあって、その時どうなって、そして今があるのか・・それを解明しないとならないのである。
ただ単純に「日本が悪かったからこうなった」では説得力に欠けるのだ。
だから私はもっと歴史の勉強をしたいと思った。
こちらの動画が正しいのかどうか分からないので、wikiなども参考にしながら、また勉強して行こうと思う。
ちなみに（前にも書いたけれど）、自分の父親はずっと「あの戦争は石油を止められて仕方なくやったんだ。日本が悪かった訳じゃない」と言っていた。
そして私と妹は「兵隊学校で洗脳されたんでしょ」とろくに話も聞かずにずっとバカにしていた。
洗脳されていたのは、自分たちの方だったのではなかろうか。
もうちょっと父が長く元気だったら、もっと戦争の話も素直に聞いていたと思う。それはちょっとした後悔になっている。