「人狼ゲーム」にはまっている私は、誰かに会うたびに「人狼ゲームをご存知ですか?」と尋ねている。今日は年配のWさんに尋ねてみた。
「それはですね、善良な村人の中に「人狼」と言う悪い奴が紛れているんです。その悪い奴が誰だかみんな推理して当てるゲームなんですよ。」と言うと、「私、最近忘れっぽくて覚えられるかしら。」と言うので、「私も最近記憶力が弱くなりましたが、やっていくうちにできるようになります。6人ぐらいまでなら大丈夫だと思いますよ。」と言うと、息子にも頭の体操をするように言われているから、やってみたいわ、と言う話であった。
「それはなかなか頭を使うんですよ。その悪い奴は自分が当てられないように必死にウソをつくわけです。誰がホントで誰がウソなのかも分からないんです。(その中で自分の仲間を推理して、結集して敵のウソを暴くような感じ)」
するとWさんは「ウソ?!」とその2文字だけをピックアップして、「男って誰でもウソをつくのかしら?」と言う。
ハ?
この話題の飛躍の仕方に戸惑いながらも「男のウソですか?」と答えると、「sakeさん、男って誰でもウソをつくのかしら?」とWさんは繰り返し、「私が付き合ってた人って小さなウソを次々つく人だったの」と言う。
「どんなウソですか?」
「フェイスブックで女性の知り合いがいるでしょ、普通に正直に言えばいいのに断われず仕方なく登録したようなことを言うのよ。」
「はぁ。」
「それから元亭主も、こっちではああ、あっちではこう、都合よくペラペラとウソをついてて感心しました。」
「それは私が仲良くしているAさんと言う人もそうなんですけどね、物事を丸く納めたい時は、あっちとこっちで違う事を言っていることもありますね。それは浮気とか裏切りとはまた別に、相手を傷つけたくないための優しいウソじゃないでしょうかねぇ。」
「男って誰でもああなんですか?!」
「えっ・・・いや・・男は誰でも100%ではないと思いますが、その彼氏さんのような『ウソ得意グループ』みたいなのはあるのかもしれませんねぇ。」
「女もウソばかりつきます?!」
「女は(人にもよりますが)男のようにはつかないでしょうかねぇ。ほら、生物学的にも男は遺伝子をとにかくばらまきたいと言いますか広く浅くで、女は優秀な遺伝子を1個受け止めればいいと言うか、もともと相手にやましい所はないですからねぇ。」
そして私は
「私も昔最初に結婚していた時に違う人が好きになって、心はもうそっちだけだったのですが、形的にはフタマタになってしまっていて・・・あの時は歯ぎしりと金縛りがハンパなかったです。後にも先にもあの時だけだったんです、あんなの。あれは間違いなくストレスだったと思いますよ。」
と言い、
「だから元夫が不倫して出て行った時も、(そりゃ悲しく悔しかったですが、)その反面『奴も相当苦しいだろうな』と分かってたんですよ。だからあんな(われ先逃げる)行動になったんです。ウソをつくのはそれだけで相当なストレスになりますよ。」
だから私はそれ以来まっさらに正直に生きることにしたんです、と言おうとすると、Wさんは「そうですよね」と言い、「私、そのゲーム、やりません。」と言う。
ハ?
「私そのゲームはやらないわ。ウソは良くないから。」
Wさん違いますよ、そっちはただのゲーム=お遊びですから、その男どものウソつきと違って、相手を深く裏切るようなものではありませんから、と言っても、ウソは止めますと言う。
Aさんももしかしたら私の知らないところで、ウソばかりついているのだろうか。
でも経験上、過去に私を泣かせた男はその後ろくでもない運命(失業とか離縁)になっているので、人を騙せばその後に泣く目に遭うのはそっちだろう。
そんなことを思いながら、Wさんをお別れをした。
「それはですね、善良な村人の中に「人狼」と言う悪い奴が紛れているんです。その悪い奴が誰だかみんな推理して当てるゲームなんですよ。」と言うと、「私、最近忘れっぽくて覚えられるかしら。」と言うので、「私も最近記憶力が弱くなりましたが、やっていくうちにできるようになります。6人ぐらいまでなら大丈夫だと思いますよ。」と言うと、息子にも頭の体操をするように言われているから、やってみたいわ、と言う話であった。
「それはなかなか頭を使うんですよ。その悪い奴は自分が当てられないように必死にウソをつくわけです。誰がホントで誰がウソなのかも分からないんです。(その中で自分の仲間を推理して、結集して敵のウソを暴くような感じ)」
するとWさんは「ウソ?!」とその2文字だけをピックアップして、「男って誰でもウソをつくのかしら?」と言う。
ハ?
この話題の飛躍の仕方に戸惑いながらも「男のウソですか?」と答えると、「sakeさん、男って誰でもウソをつくのかしら?」とWさんは繰り返し、「私が付き合ってた人って小さなウソを次々つく人だったの」と言う。
「どんなウソですか?」
「フェイスブックで女性の知り合いがいるでしょ、普通に正直に言えばいいのに断われず仕方なく登録したようなことを言うのよ。」
「はぁ。」
「それから元亭主も、こっちではああ、あっちではこう、都合よくペラペラとウソをついてて感心しました。」
「それは私が仲良くしているAさんと言う人もそうなんですけどね、物事を丸く納めたい時は、あっちとこっちで違う事を言っていることもありますね。それは浮気とか裏切りとはまた別に、相手を傷つけたくないための優しいウソじゃないでしょうかねぇ。」
「男って誰でもああなんですか?!」
「えっ・・・いや・・男は誰でも100%ではないと思いますが、その彼氏さんのような『ウソ得意グループ』みたいなのはあるのかもしれませんねぇ。」
「女もウソばかりつきます?!」
「女は(人にもよりますが)男のようにはつかないでしょうかねぇ。ほら、生物学的にも男は遺伝子をとにかくばらまきたいと言いますか広く浅くで、女は優秀な遺伝子を1個受け止めればいいと言うか、もともと相手にやましい所はないですからねぇ。」
そして私は
「私も昔最初に結婚していた時に違う人が好きになって、心はもうそっちだけだったのですが、形的にはフタマタになってしまっていて・・・あの時は歯ぎしりと金縛りがハンパなかったです。後にも先にもあの時だけだったんです、あんなの。あれは間違いなくストレスだったと思いますよ。」
と言い、
「だから元夫が不倫して出て行った時も、(そりゃ悲しく悔しかったですが、)その反面『奴も相当苦しいだろうな』と分かってたんですよ。だからあんな(われ先逃げる)行動になったんです。ウソをつくのはそれだけで相当なストレスになりますよ。」
だから私はそれ以来まっさらに正直に生きることにしたんです、と言おうとすると、Wさんは「そうですよね」と言い、「私、そのゲーム、やりません。」と言う。
ハ?
「私そのゲームはやらないわ。ウソは良くないから。」
Wさん違いますよ、そっちはただのゲーム=お遊びですから、その男どものウソつきと違って、相手を深く裏切るようなものではありませんから、と言っても、ウソは止めますと言う。
Aさんももしかしたら私の知らないところで、ウソばかりついているのだろうか。
でも経験上、過去に私を泣かせた男はその後ろくでもない運命(失業とか離縁)になっているので、人を騙せばその後に泣く目に遭うのはそっちだろう。
そんなことを思いながら、Wさんをお別れをした。