きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

携帯のある暮らし

2004-07-18 | 日記
やっと、最近kekeさんが携帯を外へ持ち歩くようになった。
今までは家の中で大切に使っていたのである。

10時ごろ、急にkekeさんが着替えだしたので、
「あれ?今日は午後から出かけるんじゃなかったの?」と尋ねた。
この一言が面白くなかったのだろうか。

なんでいちいち親に断らなきゃならないんだ?と言うから
「急に何かあったら行き先がわからないと連絡取れないでしょ?」と言うと、
携帯に連絡すれば済むじゃないか、と言う。
「そういう問題じゃないだろう」、とここで親子でバトる。

行ったら行ったで、今度は昼になっても帰ってこない。
この前までは昼過ぎには家に戻ってきたし、遅くなる時も連絡の一つはあったものだが、ここでも「携帯に連絡すれば済む」と思っているのだろうか。

試しに携帯に掛けてみると、何故か違う人の声だった。
(番号違いだったのだろうか、なんだかがっくし)

そう言えば、ちょっと前の保護者会で、こんな話も出た。
今時の子供は待ち合わせしても、時間をきっちり守らない。「携帯で連絡取れば遅れても平気だから」と言うそうである。

kekeさんの持った携帯が、我が家では第1号である。
それまでは古典的な連絡方法を取ってきた。たしかに不自由ではあったけれど、不自由であるからこそ、どうにか相手に連絡を取ろうと言う気持がそこにはあったような気がする。

我が家に携帯がやってきた。
本来はそれで便利になったはずなのだが。

何となく家庭内のコミュニケーションが、そこから崩れてきたような気がする。
元々の「あれ?出かけるのは午後じゃなかったの?」も、電話で連絡が来たのなら、会話である程度の察しがつくから、本人も隠しようがないのだ。メール連絡だから、このような事になるのである。

なんだかな~
家の中の空間が急に広くなった気分だ。