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きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

ここで頑張れなければ

2008-01-07 | その前の会社
仕事始め。
初詣は前の会社と同じ所。

「sakeさんは今まで来たことなかったの?」
「前の会社では留守番だったんです。あ、でも一度だけ一緒に来たことがあって、その時はトイレに行っている間(ちゃんとOROに断って行ったのに)みんなが帰ってしまって、大慌てした私は見知らぬ人に携帯を借りて電話するものの社長の番号しか覚えてなくて、【もう降りてんだよ!】と言われたのがその一度でした。(それは⇒ここ)

と言うと、IさんとK女史は「それで留守番になったのね。」と大笑いした。
 
新年会。

前の会社の時にケツを触られて、「スケベオヤジ!死んでしまえ!」と思ったら本当に病気になってしまった社長と久しぶりに会った。
「ここに拾ってもらってよかったね。頑張るんだよ」と言ってIさんに「この子ちゃんと仕事できてる?オレ、よく怒ったんだよ、前の会社の時に」と言った。

泣きながらスーパー事件のI田さんにも会った。
「北澤のトコ、もうすぐ子供が生まれるんだろ?」
「◎◎え?できちゃった婚だったんだ、今まで知らなかった!」
「本当は秀に彼女を作る合コンだったんだよな~?」
「よくご存知ですね。^^;」
「まぁな、sakeさんトコは息子なら安心だな、娘だと心配よ。」そんな話をしてた。

OROに「みんな元気?nanuさんとか・・」と訊くと、「元気だよ、電話してみりゃいいじゃん!」と言われて
「だって用事ないのに?」
「普通じゃん。」
「YKさんから年賀状きたの、現場に電車で通ってますって書いてあった。」
「あの人、また現場に戻ってきたみたいだね。」
岸部シロー似の社長が隣の席にいて不思議そうな顔をしてたので、実は前、いっしょの職場だったんですよ、と言った。

帰りのバスで席に困っていると、ここどうよ?と言われたのも知っていた社長で、「みんな前の社長の所に戻ってきたんだよ、nanuもAも。」
「あ、今度自宅をあそこで建替えるって聞きました。」
(ってほんとは昼間社長が愚痴ってたんだけど^^;)
「あぁ、社長のツテで引越し先も借りてね・・確認申請に時間が掛かって大変だった。間に合わないから孫も春までは車でお迎えだよ。」
「二世帯住宅ですね。」
「でも、あそこも景気はそれほどでもなさそうだ。事務所に車が何台もあるよ。」

みんなどうしてるかな・・。
昔を思い出すばかりで、前に進まないよ。
やっぱり9年は長かったよ。
気がつかなかったけど、積み上げてきたものがあったよ。
だから、nanuさんもAさんもこの業界に戻ってきたんだろうなぁ。。。
あの終わり方はなかったよね。
その前にもっと考えればよかった。

情けない!!

私はみんな忘れて切らないと、前に進まない。
腹が立つ。

年賀状で贈り物

2007-12-26 | その前の会社
私は前の会社のAさんに会った。

みんなは相変わらず元気そうだった。
今日も契約が取れたばかりだ、でも、大変だよと言った。
私は、取れてればお金が回りますからまだどうにかなりますよ、と言った。
 
「sakeのコト、よく話に出てるよ。」
「え!そう?!みんなもうすっかり忘れていると思ってた。だから、年賀状昨日みんなに書いたの。だって書いた人と書いてない人がいると困るでしょ?だから前の会社の人みんなに書いたの。それで、少しづつ違うことが書いてあるんです。」
「何が?」
「運転してること!少しづつみんな中身が違うの。それでね、新年の顔合わせで、みんなが私の事思い出して、アッハハハ!って笑えるようになってるの。まぁ酒のツマミにしてください。」
「オレのには何が書いてあるんだよ。」
「それはお楽しみです~~」

そう。クロスワードパズルのようになってるんだ。

右折しそこなって横断歩道で立ち往生した話、窓ガラスがどんどん曇って見えなくなってエアコンをつけ方をコンビニで教えてもらった話。コンビニで「ここどこですか?」と地図を出して場所を教えてもらった話。それから車線変更が苦手だから、バスが停まると自分も停まる話とかね、みんな違う話が書いてあって、つなげ合わせるときっと新年から楽しくなるよ。
 
私はそう思って、今年の年賀状はなかなかナイスだと思った。
 
今年はどうにか、kekeと正月モードでツーショットの写真を撮ってもらいたい。誰かに。
そして、次は家族写真の年賀状にする。
今までぶっちあけ、家族写真のあけおめなんて、ダサイと思ってた。仕事に関係ねーし、結婚子供居なきゃイヤミだと思ってたから。
さ来年は【ひとり親家庭】最後の年だ。今まで一度も作ったことがないから、サプライズにしたいのだ。(もちろん普通のノーマル版も作って相手によって使い分ける!)

なんて、今から再来年の年賀状は鬼が笑うかな。

kekeに正月に、妹にうちらの写真を撮ってもらおう、と言った。
kekeはあーとかうーとか言った。
「次の年賀状は、それで作るんだよ。^^」と言ったら、「キモイ~サイテイ・・ゼッタイヤダ」と言われた。

まだそこまで理解はないらしい。。。言わんでおけばよかった。
ツーショット写真も消えた・・な。

【おっさん】の再登場

2007-10-03 | その前の会社
いよいよIさんが怒っていた。OROの建替えの件だ。
あれだけいろいろプランを練ったりモデルルームの見学もしたのに、これは一体何なんだ?ってことである。

「しかも携帯に電話しても出ないんだよ。。。前から都合が悪くなるといつもそうなんだから。」
「そうですか・・・。」
「sakeさん、結婚式の二次会の時にあの社長とOROさんが話してた感じだった?」
「いいえ~そんな風ではありませんけどね。。披露宴かも。」
「MTに訊いたら、披露宴ではそんな話している風じゃないって言ってたんだよ。じゃぁ、nanuさんかな?・・たぶんAさんだ。きっとAさんに引っ張られたんだよ。信じられない、こんなのあり得ないよ。筋が通ってないって。子供じゃあないんだから。」
「社長は話をしたんですか?」
「あぁ、話はしたらしいよ。それもこっちから電話掛けてまでして・・・。それでしょうがないから、他の物件を取りに行こうって言ってる。」

OROも電話くらい出ればいいのに。。。
でも案の定、社長は恨まずこだわらず、次の仕事を取りに行こう!と考えているらしい。しかし、その原則はポスティングによる客寄せなので、私は正直、乗り気でない。


そんな帰り道、あるお人に会った。
ブログに何度か登場したこの【おっさん】である。
前の会社で下請けの仕事をよく、していただいていた。(リンクを遡ると3日分くらい読めるようだ)資金繰りが悪いから、今月もう少し早くもらえないかな~と言われて、よくうちがムリヤリ値引きさせてもらっていたあのオッサンである。

「○○さぁ~ん!」
「おぉ!今どうしてるの?」

と言う話から始まって、私は30分くらい立ち話をした。

「あれから大丈夫でしたか?」
「でも、倒産ボウシキョーサイって所で掛けていたから、そこから借りることができたの。月1万で10年掛けていたから120万くらいになってて、その10倍までなら損した分だけ借りれるのよ。利息もつくけどね。」
「借金なんですね。」
「そう・・・それだけならどうにかなるけど、それまでの借金もあるから大変よ。。もう怪しいと思ってたよ。どんどん手形が増えて行ったでしょ?あの頃どうかなぁ~と思ってたのよ。」
「そうですよね・・・(スミマセン)」
「ところで、あの会社に行くんじゃないの?事務員まだ居なくて大変そうだよ。ほら、営業Aも入ったよ。今ではほら、居ないのはあれだけ。」
「YKさん。。」
「そう、YKだけだね。」←実は断られた
「私は先に今の会社の社長から声を掛けていただいたんです。それにしても景気良さそうですね、あちらは。」
「どうかなぁ・・評判はそうだけど・・・オレはそうは思わないな。全部の仕事がうちに来てるわけじゃないからハッキリ言えないけど。取引断られた銀行もあるらしいよ。」
「え?!メインバンクが変わったのは、支店が近くにないからって聞いてたけど?」
「そうじゃないのよ・・・断られたの。前の会社と無関係ではないからね、ああなってから。」
「そうだったんですか・・・。」
「だから、どこも大変だよ!うちもまた一つの仕事ばかりしてると痛い目に遭うから、不動産屋の口利きで引越しの手伝いもしてるんだよ。自分でも仕事を取ってるしね。じゃ、ここに荷物を運ぶ所、じゃぁね。」
「は~い。(^o^)丿」

やっぱ、こちらも状況は厳しい・・・か。(ーー;)
この状況では呼ばれないだろうな。。。
次は一生安心できる所に勤めたいと切望しつつ、そんな桃源郷は私には不釣合いなのでしょうかねぇ。せめて人並みの平穏無事を私にください。

関係ないないけど、郵便局は民営化になってどうして制服を変えなくてはならないのかが、よく分からない。無駄金使わず、服はそのままで構わないのではなかろうか。


【写真】
もうだいぶ前だが、クールミントのサイダーを見つけて買ってみた。
kekeは最初は「えぇ~~」と言ったが、それほどまずくはなかったようだ。たしかにちょっとミントの香りがして甘いサイダーだったような記憶がある。

ウエディング・ブルー

2007-09-14 | その前の会社
週末は連チャンで北澤の二次会とK女史の披露宴があるのだ。

「3次会もあるんだけど来れる?」と訊かれて、「うん!みんなに会えるのはめったにないものね!行く行く!(^o^)」と返事した私だが、返事をした後でハタと気がついた。

北澤のオクサンって、いつかあの会社のA夫婦が企画した合コンの彼女なんだよね。。。
ってことは、アイツ等みんなペアリングで来るんだよ。。。

私は誰と一緒にいればいいだろう~~?><
どうして返事をする前にこの事に気づかなかったんだろう。
2次会はともかくとして、3次会まで行く事はなかったのに。次の日K女史の披露宴の受付もあるから、って言えばよかったのに。。。

くそぉ。昔の仲間(?)のロマンシズムにうかつにも浸ってしまったが、現実的に考えれば、ヤツラが私に対してそこまで思っているワケがないじゃん。
そして、おもむろに気づくが、私はあの手のパーティが心から苦手なのである。今まで苦心して誘われないように誘われないよう周りと一線を置いて付き合ってきたのも、誘われると断れない性格だからなのだ。

せめて、YKさんでも居ればなぁ。。。寂しいもの同士キズをなめ合うことができるのに。二次会、来るのかなぁ~。。。(こう言う状況の場合、彼は私にとって非常に心強い存在だった・・こう言う状況だけであるが)でも、あの人の性格だと、披露宴行けば二次会パスって可能性は高い。

しかし、せめてもの救いは、行く前にこの状況に気づいたことである。
行ってからこの状況になるのは悲しいが、行く前に気づけば決死の覚悟で臨むことはできる。
もう返事をしてしまった以上仕方ない。腹をくくる。
お金を払って数時間過せばいいだけの話だ。私は一人ぼっちならそれなりに、新たな旅立ちをする彼らのため、壁の花になりましょう。

そして壁の花になりながら、せめて人間観察をしていよう。
と思いながらも、これが慣れてないから上手にできない。この前も電車に乗って人間観察を試みたが、元々そう言う視点がないから、何も思いつかないまま電車に揺られて終わった。

Iさんも人間観察が得意だと訊いて一度そのポイントを伺ったことがある。Iさんの場合はまず服装や髪型を見て「あれはないだろう~」とか「あれはオシャレだ」とか判断するそうだ。そして次に読んでいる本をチラっと見て、その人のおおまかな趣味を把握するらしい。
私もそれを聞いて真似してみようと思ったが、まず服装を見てもそのセンスがいいのか悪いのか分からない。そこにはそう言う服を着た人がいるだけである。それから本や新聞を覗き見しても、それが何なのか分からない。そこにはそう言う本を読んでいる人が居るだけなのだ。要するに私は、他人が何をしてようが全く興味がわかないし、それをどうだと判断する能力がないのだ。

それでも私は同じ時間を過すのであるから、壁の花になりながら、慣れない「人間観察」を試みたいと思う。そして、これからもう職場の彼らとは二度と会うこともないかもしれないので、できる限り付き合って、北澤も同期の桜なので一応心から祝福してあげようと思う。

「心から祝福」と書いてみたが、つくづく私は人を祝福する能力もないのだと気づく。でも、言わなければ誰にも分からない。

ひさしぶりのAさん

2007-09-12 | その前の会社
事務所の時計は4時も回ってソワソワする頃、ピンポンが鳴った。

「Aさん!!」

Aさんは新しい名刺を持って挨拶回りにきたのだ。
「もう名刺ができてるんですね!」

するとIさんが、「この名刺をまだ持ってるんですよ」と昔の会社の名刺を何枚もどばどば出してきた。
A 「コレ懐かしいなぁ。」
sake「あ、BRさんの名刺もある。IさんはBRさんとたまに会ってるんですよ。ね?」
I 「あぁ、ちょっと絡みもあって・・」
sake「BRさん、白髪が増えたみたい。」
A 「この前家の前で車洗ってたよ。」
sake「へぇ~」

それじゃ、とAさんが言うので、私は玄関の外までついていった。
「みなさん元気ですかねぇ~?nanuさんは?社長は?どうしてるのかなぁ~」
「みんな元気だよ。」
「YKさんはどうしてるんですか?」
「うん、ハケンで部品の製造をしてるらしい。来たいみたいだけどあの人は今のうちの会社じゃムリかなぁ。。今は何から何まで1人でやらないとならないから・・・。北澤の二次会どうする?」
「今からでも席があるんですか?」
「平気だよ。それで3次会はうちうちだからね。」

私はちょっと楽しみになってきた。
みんなどうしてるかなぁ~

・・なんて。
往々にして、こっちが思うほど相手は自分を思ってないって言う事はよくありがちなパターンではあるのだが。。。
みんなに会えるのは楽しみだなぁ~(^o^)丿


【写真】
週に一度は作っているカレー。
今日は高めのルーで極上風に作ってみました。
テンプレの上のアヒルはクリックすると向きが変わるようです。なかなか楽しいです。

某事務所のヒト

2007-06-12 | その前の会社
4ヶ月持ってみた携帯だが、今週でプリペイドが切れることとなった。
プリペイドが切れても1年間は掛かってきた電話と短いメールは受け取れる。返事はパソコンから送り返す。社内の人にはパソコンのメアドで対応してもらう事にした。(皆さん怪訝そうな顔をしていたが・・)

それから営業Aさんはたまにメールが来るから連絡しとこう。
やがて返事が来て、nanuさんは会社を辞めて前の社長の会社に移ったらしい。Aさんは忙しそうだった。「メアドの件は了解したよ。落ち着いたらまた飲もうぜ。」と書いてあった。
秀クンや北澤もあれからどうしてるのかなぁ。。。
YKさんは新しいメアドが分からないから送れないや。電話で言うほどの用事でもないものな。
 

社長に「sakeくん」と呼ばれて、何ですか?と思ったら、「某センセイの所のヒトがあとでカラーコピーをしに来るから、そしたら使わせてあげて。」と言う話であった。
その某センセイと言うのは前の会社でもお世話になっていた某事務所のセンセイだった。

午後になるとその某センセイの弟子みたいな人が「カラーコピーを使わせてください」とやってきた。
「代わりにコピーやりましょうか?」と言うと、いいですやりますと言うのでやっていただいた。
それでコピーを取り終わると「やはりカラーコピーはいいですねぇ~今度自分の所でも買ってほしいです。」とお世辞を言いながら帰ろうとするのであった。

「あ・・あのぉ~・・・BRさんはお元気ですか?」
「え?」
「あのぉ・・ワタシ・・前にあの会社にいたんです。」
「そうですか。。担当じゃないからよく分からないけれど・・まだバタバタして忙しいようですよ。」
「そうですか。。。」

BRさんもどうしておられるのだろう。
このまま何もなければ、たぶん会う事はないかも。

でも、そんな気がしない。
いつかどこかでバッタリ会えるような気がする。
それでまたいっぱい話に花が咲くに違いない。

思えばみんな、けっこういい人達だった。
それぞれもう別々の道を歩き始めている。
これで、よかったんだ。

K女史がお休みの日

2007-04-21 | その前の会社
今日はK女史がお休みをとっている。

朝から誰も戻って来ないし、電話もほとんどない。
K女史が居ると、暇でも「こんなお気楽にしていてはいけない!」と自制が働くのだが、1人なので隅から隅まで暇なのであった。

そんな時、年配の下請けさんが請求書を持ってやってきた。
お茶でも入れましょう~と言うと、「アンタ、前も建築会社に居たんだってね」と言う。
「そうなんですよ、○○会社に居たんです」と名前を言うと彼は、なんだ知ってるよ、社長を追い出してからパッとしなくなったあそこだろ、と言う。

「え?!追い出した?・・追い出した訳じゃなくて、どっちかって言うと出てっちゃったと言うか・・あのぉ、・・・まぁ、そうなんですよ。」
「去年、一緒に仕事をしたんだよ。腕利きの社長がいいのを連れて行っちゃったんだろ。何て言ったっけ。」
「いいのを連れてった?どちらかと言うと出てっちゃったんだけど・・・う~ん。」
「そうそう・・・アンタの事もエート誰だっけ?聞いたんだよ。。。ま、追い出された社長の方が客連れてうまくやってるみたいだな。」
「その・・追い出したって言うのは・・・何と言うか、う~ん(悩)。。。いったい世の中ってそんなものなんですかぁ~?どう思いますぅ???」
「そうだな~(困)・・・今は強いものが勝つって言うか・・弱肉強食って言うだろ?・・・そんなものよ。それであまりやり過ぎりゃ、また人は去っていくしな。」
「そんなものですか。。。。」
「アンタも良かったじゃないの。ここに入れて。」
「えぇ、あぁそうですね。たまたまですが社長に声を掛けられて良かったです。」

そして、グイとお茶を飲むと、今日は一人でネズミに食べられないように気をつけなよ、と出て行った。(ここは夏にゴキブリがよく出るとK女史が言っていたが、なぜネズミ?)


巷では「追い出した」事になっているとは少々ビックリだ。
且、腕利きのイイのを連れて行ったとか。(なんじゃそりゃ)
それが真相かもしれないし、そうじゃないかもしれん。
当事者ながら、私自身も事の真相は何も分からん。

そんな中で頭の回転が鈍い私にできることは、毎日コツコツ誠実に生きていくことしかない。
真面目に、でも程よくガス抜きをしながら、誰も裏切らず、できれば傷つけずに、自分がされたら嬉しいようなことをコツコツ積み重ねていこう。それしかない。
鈍い私が、この先どんなに惨めになってしまっても、そこまで誠実にやってきた事だけは間違いないから、たぶん胸を張って歩いていけるだろう。男と違って、どんなにビンボウになっても、悲しい仕事をするようになっても(そもそも仕事に悲しいなんていう定義もおかしいのだが)、子供を育て上げりゃ立派なのさっ!・・・そう思いたい。そう思おう。

そんな事を言いつつ、今日はブログを書いて仕事終了。(すみません・・)
とうとう事務所には誰も戻らず。
電話数本有り。来客は2名と宅配業者。

以上。



【写真】
製氷皿で凍らせた生姜のすりおろしを取ろうとして、菜ばしを割りました。。。
もともと長い箸なので、それでも不便なく使えるようです。捨てようと思いつつ、まだ使えるのでそのまま使っています。^^;

ここから

2007-03-31 | その前の会社

もう、前の会社の事を思い出すのは止めよう。

どうしてもそう思わないと、前に進めないらしい。
他のみんなのように、うまいバランスで時々ポケットから取り出して眺める、と言うことが私にはできないらしい。

やっぱりアレは終わったことなんだ。
みんな、もう今の仕事や家族でいっぱいなんだ。
 
私も忘れよう。
できなかったら、軽くにくんでみよう。
今度の会社の仲間は、前の会社と切り離して私を受け入れてくれる。
ここが私の来る場所なんだ。
 
もう、会うことも無いかもしれない。
それならそれでも、いいや。もう誰もここには残ってないのだから。
私は今度の職場で働いて、今までと同じようにkekeと暮らして、料理や歌のレパートリーを増やしたりしてみよう。

周りの景色が変わるけど、私は今までと何も変わらない。
ここから、また始まるね。

YKさんと話す

2007-03-29 | その前の会社
今日、北澤が書類を取りに来た。

「元気そうですね」と言うから、「まぁ」と言った。
空気が張ってる。
みんなも聞いているし、あまりしゃべれなかった。

それでも、YKさんが運送サービスを始めてるんですよ、と聞いて、夕方電話してみた。


「稼ぐ大変さが分かったよ・・」とYKさんは言った。
何日かやってみたけれど休みも不定期で夜も遅いからもう辞めるよ、他の人にはナイショだけどね。と言った。

「あ・・前にAさんが、今勤めてる会社の労務だったらって言ってましたよ。」
「知ってる。でも、オレあの液体の臭い苦手なのよね~」
「・・・それに、自分等がデスクワークでYKさんだけ労務じゃむかつくよね・・。」
「そうよぉ~~このオレにもプライドがあるのよ。なんだかんだ言ったってヤツラは見下してるんだよ。」

それから私達はくだらない愚痴を言い合った。

「私だってこの業界に残ってさ、前の会社の嫌な話、何度も聞いたよ。業者はカブってるしあの会社の事務員だって気づかないで平気で言う人もいた。でもさ~あの人達は二言目には『前の事は忘れて』とかさ、『前向きに』とかさ、そりゃ~あんたらのように今までと全然違う世界で、何ンにも関わらずに全然違う人達と前より休んでいい給料もらえればぁ~昔の事はスッカリ忘れられますわな!」
「アイツらも自分が一番可愛いんだよ。」
「そうだったのよ。しかもそれを隠してて。『オレ達これからは本当の友達』って言ってる日から嘘の演技までして。バカにしてる。感謝しなきゃいけないのは分かってる。でも、今までのやり取りを一つ一つ思い出すとむかつくんだよね。」
「今度は週休二日だから、アイツら金曜に飲みに誘うんだよな~」
「YKさん!アイツらに負けないいい所に勤めてください。私も今すぐとは言えないけどもっといい所を探すわ。今度は自分の手でね。」
「そうだよぉ~sakeさんだってもっといい所があるよぉ~。決まったら電話するから。飲んでいろいろ話そうね。」
「うん。」

「うん。」と言ってみたものの、ジバラでYKさんと飲んでまで話す気はない私だった。

「うちの会社の人達」

2007-03-04 | その前の会社
昨日は元会社の人達と会った。
秀クンから連絡が来て、私は駆けつけた。

簡単に書くと、社員のほとんどが会社を整理するために解雇されたのだ。
法的に必要なものは渡されたが。
 
しかし当初、私が聞かされていた内容とは違って
会社の車はこれからゆっくり売却できるそうで
BRさんの家も奥さんの車も普通にあるらしい。

だとしたら、あんなに大騒ぎしなくても他に方法はなかったのか。
他の人間に相談はできなかったのか。プライドが許さなかったのか。
一体どこまでが本当でどこからがウソだったのか、よく分からなくなった。


離婚の時もダメージはあった。
しかし、今回のはキョーレツだった。
自分でも不思議だが、ある意味あれよりキョーレツだった。
当時私が苦しんだのは「離婚」ではなくて、目の前にあった現実がみるみる崩れていく様だったのだ。
私はそれを乗り越えたつもりで、どんな事にも立ち向かえるくらいの驕りでいたけれど、そんなでは全然なかった。
だから、これから私は同じ現象が起きれば、また同じように崩れる。
大災害もそうだし、事件や事故に巻き込まれることもそうだ。
 
二度ある事は三度ある。
まだまだこれからこんな事は何度もある。
それを私は一人でどうすればいいのだろう。
つぎはぎだらけの最後はどんな風になっているのか分からない。
こんな風を望んで生まれてきたわけじゃない。


話はさておき、そんなこんなでバラバラになった元会社の人達と会ったのが昨日だった。
YKさんは昨日飲みすぎて酒を見たくないから来ないらしい。

ただ、ここに集まった者の気持はたぶん同じで
離婚記念日と同じでたぶん、私もその日を一生忘れる事はないだろう。
 

自分が見たくないから、過去ログは見えなくした。
でも、いつまでもずっとそうしておくつもりはない。
私は少しづつ台所に立ち始めている。

しかし、それにしても私はろくでもない記念日が残りすぎる。