花・うらら♪

身近な花の写真を撮りながら 日々の事を気ままに・・・
おしゃべりしましょ♪

キクイモ

2008-09-28 | 山野草
菊芋 キク科 北アメリカ原産


多年草の帰化植物で当初飼料として持ち込まれ、その後食用として栽培されたのが野生化しました。

荒地や土手などに咲いているのを見ます。

子供のころ良く見た花に似てると思い、以前から気になり調べてみました。

地下茎が膨らんで出来た芋にはイヌリンという、健康成分があり食べることも出来ることを知りました。

健康食品にこの成分が多く利用されているそうです。

「自然のインスリンだ」と言った方がいるそうで、糖尿病にも効きダイエットにも良いそうです。


背丈が高く1,5~2mあります。
上にたくさんの花を咲かせ、風が吹くと大きく揺れてました。
子供の頃も見上げてた記憶があります。
10月頃まで咲いてるのでまだ見られますね。
キクイモはヒマワリの仲間です。
濃く鮮やかな黄色い花は、向日葵のように太陽に眩しく輝いて見えました。



一番下の写真は↓「キクイモモドキ」です。
キクイモのように地下茎にお芋に当る部分が出来ません。
開花時期もキクイモより早く見ますし(7月初めに撮影)、園芸用として植えられてます。
キクイモモドキは昨年UPしました。

マルバルコウソウ(白花)

2008-09-27 | 山野草
白花丸葉縷紅草 ヒルガオ科 熱帯アメリカ原産



マルバルコウソウの白い花を見ました。

昨年オレンジ色のマルバルコウソウを始めて見てUPしましたが、今年は白花も見つけました。

オシロイバナにも似た形をしてますが、花の大きさは小さいです。

7月頃から咲き始めますが、今くらいの方がたくさん咲いてるのを見ます。

朝顔と同じ種類ですから咲いてるのも朝のうちだけ、今日は撮るぞと気合を入れて早めに家をでました。

実際撮影したのは少し前のことですが。。。


葉が虫食いで穴だらけでとても痛んでましたが、花はたくさん咲いてました。


オレンジ色のマルバルコウソウも近くの場所で咲いてました。
昨年写したのとは違う所、白花と一緒にまたUPしてあげよう~。
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<マウスオンで3枚の画像があります。Sakura様よりソースをお借りしました。>




アレチヌスビトハギ

2008-09-26 | 山野草
荒地盗人萩 マメ科 北アメリカ原産


外来種である帰化植物、高さ1m程になる多年草です。

道端や空地、荒地などに生育します。

私が見たのはそれほど大きくなく、他の雑草に倒れ掛かってました。

傍に露草があり、そちらの方を気にしていたら、この花の存在に気付きました。

細い茎は枝分かれして、紫色の小さな花をまばらに付けます。

写した花は閉じているのが多く花の形が良く分かりませんが、マメ科の花は同じような形をしてます。



「ヌスビトハギ」と言う日本に分布する良く似た花がありますが、果実の豆の数が違うことで見分けが付くそうです。

私はまだ見つけてないので比べられませんが、写してきた写真をよく見たら果実が偶然写ってました。

それで「アレチヌスビトハギ」と分かりました。

ツルマメ

2008-09-25 | 山野草
蔓豆 マメ科 日本全土分布




北海道、本州から九州と朝鮮、中国、シベリアに分布する1年草の野草です。

ツルマメという名前のようにツル性の植物です。

淡紫色の花は5mmくらいのとっても小さな花です。

自分でも良く見つけたと感心しました。(笑)

そのくらいよく見ないと、気付かずに通り過ぎてしまいます。

ツルマメは大豆の原種と言われています。

ツルマメを改良して大豆が出来たというわけですね。

秋に生る果実は小さな枝豆のようだそうで、是非見てみたいです。



茎は細いのですが丈夫で周りの草木や、フェンスなどに絡んでいきます。

花だけを見るとカラスノエンドウに似てると思いましたが、カラスノエンドウはソラマメ属でツルマメはダイズ属、同じマメ科でも属が違います。
葉は3枚大きな細長い形をしています。

ツルマメに似たヤブマメと言うのがあるそうですが、葉の形が少し違うようです。






ホオズキ

2008-09-24 | 木・実
鬼灯 ナス科 東南アジア原産



鬼灯の袋が網目模様になって中の赤い実が見えてます。

自然の状態でこのようなレース柄になったのって、あまり見ないのでなんだかとても嬉しくなりました。

ホオズキの花は6月から7月頃咲きます。

7月には「ほおずき市」があり、朝顔やホオズキは夏の風物詩。

朝顔同様季節外れかと思ったのですが、今は赤い実がまだ見られます。

ホオズキと言えば花よりこちらの実の方ですね。

そもそも鬼灯は観賞用として入って来ました。

子供の頃は実の中に入っている種を取り出し、口に含んで鳴らして遊びました。



下2枚の写真は先日行った立山で見かけ写したものです。
花がひとつだけまだ咲いてたので写すことが出来ました。

黄緑色ぽい花は小さめで下向きに咲いてるので、撮影しにくいです。

マルバアサガオ

2008-09-23 | 山野草
丸葉朝顔 ヒルガオ科 熱帯アメリカ原産



朝顔のUPは季節外れかと思ってたのですが、昨日見ていただいたので今日も続いて、野草の朝顔をUPしちゃいます。

ピンクのヒルガオの色違いかと思いましたが、昼顔とは違うらしいです。

江戸時代に観賞用として持ち込まれたのが野生化したそうで、マルバアサガオは園芸用にもあります。

葉が丸くハート型をしてますが、先のほうが長く尖ってます。

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マウスオンでもう1枚見られます。


ソライロアサガオ

2008-09-22 | 
空色朝顔 ヒルガオ科 メキシコ、熱帯南アメリカ原産



昨日はお墓参りでお寺に行く途中、朝顔があまりに綺麗に咲いてるのを見て驚きました。

季節的にもそうですし、しかも昼近い時間です。

調べてみたら普通の朝顔とは異なり、秋に咲く朝顔があるんですね。

秋空の青い色をしたヘンリーブルーと言う西洋朝顔で、朝から夕方まで咲いているそうです。

澄んだ青空を思わせる綺麗な色です。

一瞬少し降った雨の雫が残ってました。


色々調べているうちにオーシャンブルーと言う、琉球朝顔にも似ているので迷ってしまいました。

琉球朝顔も日本の朝顔より咲く時期が遅く、9月以降でも咲くことがあるそうです。

夏場でも昼まで咲いていて、秋には夕方まで咲いてるそうです。

強い朝顔で繁殖力もあるとか。

さーて、どっちなのかしら??

                                「バイオレット」
↑↓の朝顔が一緒に咲いてました。

こちらはどうも琉球朝顔らしい。

葉の形が変わっているのがありました。

モミジ葉朝顔と言うそうです。
                               「ブラックナイト」

アレチウリ

2008-09-21 | 山野草
荒地瓜 ウリ科 北アメリカ原産


大型ツル性植物1年草の帰化植物で、特定外来植物に指定されています。

花は可愛いのですが繁殖力の凄まじさに、生態系に影響を及ぼしているそうです。

確かに凄い数を見ました。

先日UPしたクズの花と同じ場所に咲いてるのがあって、どちらなのか分からない有様でした。

水辺の辺りで繁殖する植物のようで、私が見たのも川や池の周りでした。




この花は雌雄同株になるそうで、私が写してきたのはどうやら雄花のようです。
雄花は1cmほどの大きさがありますが、雌花は2~3mmととても小さいらしいです。
写していて気付きませんでした。(~_~;)



雌花が受粉した後の果実です。
周りには鋭い刺があり衣服も貫いて射すこともあるらしい。
あまり近づかないで良かった~。

葉は大きく密集して辺りは埋め尽くされてます。



いつも通る橋の上から撮影しました。
河川敷がアレチウリに占領されてます。

その中にヒガンバナが咲いてました。
一面の緑の中、赤い彼岸花が良く目立ちます。

今週は秋のお彼岸ですね。
今日はお墓参りに行ってきます。

ヤブツルアズキ

2008-09-20 | 山野草
藪蔓小豆 マメ科 日本原産


本州から九州に分布するツル性1年草の野草です。

9月になっていろいろな野草に出会いました。

初めて見る花が結構あって、このヤブツルアズキもそうです。

黄色のクルクルとねじれたような花の形が変わってて、どうなっているのかしらと思いなが写しました。

調べてみて名前が分かりました。

小豆の原種といわれてることも分かりました。

よく似た花でノアズキがあるそうですが、葉の形や開花時期でヤブツルアズキの方だと思います。



花の下に2本サヤのようなのが下がってます。

果実でしょうか?

この中に小豆に似たマメが出来るのかな。

その頃見に行って見ます。