斉藤うめ子ブログ

新しいニセコの街づくりにとりくみます

自然の驚異

2013-02-08 21:33:50 | 自然の驚異
冬道の運転に想うこと                

ニセコの冬はほぼ毎日のように吹雪き、この時期には滅多に羊蹄山
を見ることがありません。
今年は特に吹雪く日がつづいているように感じます。
ニセコはこんなに吹雪く日が多く厳しい冬なのかと改めて思います。
雪国に住んでいると私のような体験をしたことのある方も
たくさんいるのではないかと思います。

今日も吹雪いていましたが、どうしても用事があって車で出掛けました。
途中何度か吹雪きに巻き込まれて一寸先も見えず、どこが道か、どこを
走っているのか、曲がる道がどこか判断がつきません。

毎年冬の運転には幾度か“九死に一生を得る”ような怖い思いを経験
したことがあるだけに、出来るだけ家から出ないように心がけて
いますが、出かける時、ニセコは晴れていても途中で猛吹雪に巻き
込まれたことも何度かありました。
こんな日に事故が起きると警察官も命がけで現場に向かわなければならず、
職務とはいえ本当に大変な仕事だとつくづく思います。

普段冬道の運転スピードはかなり遅くなるので、前後に注意して
走行車線の妨害ならないように少しでも車を寄せられる場所を
見つけると、対向車の様子を確認して車を寄せて止まるか、
スピードを落として車を寄せ後続車の道を開けるようにしています。
すると大抵抜いて行った車が、道を空けてくれて“ありがとう”と
いうサインなのかテールランプを何度かピカピカさせて先を走って
行きます。

冬の季節、特に今頃は天候をよく観察し、最悪の事態を想定して、
出かけない“勇気”を出すことも大切ではないかと思います。