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斉藤うめ子ブログ

新しいニセコの街づくりにとりくみます

お年玉大抽選会

2018-01-03 21:03:54 | 地域活動
ニセコ綺羅カード会主催のお年玉大抽選会が町民センターで
3日(水)午前10時から午後2時まで行われました。


昨年は抽選会を忘れてしまいましたが、今年は忘れずに参加しました。
抽選でお年玉賞2つとお楽しみ賞が当たりました。カラくじ5本に付
ティシュペーパー1箱で、9箱いただきました。
抽選会は新年恒例のお楽しみイベントの一つになっています。



人と動物が共生する社会の実現をめざして

2018-01-03 00:00:06 | 政治
神戸市は2017年4月1日から、
<人と猫が共生する社会の実現をめざして>
「神戸市人と猫との共生に関する条例」を施行しました。
施行してまだ1年足らずですが、“猫”も“犬”と
同様に確り条例を実行して幸せな猫にしてほしいと思います。

14年ほど前のことですが、「神戸市人と犬との共生に関する」
私の体験談について少しお話ししたいと思います。

神戸市に住んでいた2003年2月末に神戸市動物管理センターから
生まれて2か月半の仔犬(雄)を譲り受け“ラッキー”と名付けました。
3歳半の時に私たちと一緒にニセコに移住して来ました。
(ラッキーは2014年5月29日11歳半で旅立ちました。)

神戸市は犬の飼い主になることを希望する者に以下の条件を義務
付けています。(私が体験した記憶から)

①神戸市の保健所へ譲度の手続きに行き、申請書を数枚提出します。
 申請書が受理されると
②神戸市動物管理センターで飼い主になるための講習を受けます。
獣医さんから、飼い方や、しつけ、予防接種や病気のこと等、犬に
関する詳しい説明を3時間ほど受け説明書が渡されます。

毎週決まった曜日に譲度会があり、何回でもご縁のある犬と出会う
までセンターに通うことができます。
*ラッキーと出会うまでこの管理センターへ3~4回ほど通いました。
管理センターにはいつも数十頭の犬がいて、よく管理されていました。
センターには立派なゴールデンレッドリバー犬もいました。
大型犬ゆえに飼えなくなってセンターに引き取られたようでした。
         
いつも動物愛護協会のボランティアが数名いて、いろいろ相談に乗って
くれました。ラッキーをもらった日は他に3~4頭ほどの犬に飼い主が
見つかりました。飼い主が見つからないと見つかるまで何か月も
ボランティアが家に引き取ってお世話をしている犬もいて、毎週
この管理センターに連れて来るとのことでした。

*神戸市はこの時すでに“殺処分”0ゼロを掲げ、動物管理センターでは
動物愛護協会と連携して、飼い主を探す運動をしていました。
その努力にはただただ頭が下がるしかありません。どんなに大変なことか、
お話を伺うと胸が痛くなりました。

③センターから半年後に飼い主と一緒の写真を送るように言われました。
④確か1年後には動物管理センターの方が家庭訪問に来られ、ちゃんと
 飼われているか見にきました。
「よくお世話をされて幸せですね」と言われました。
⑤毎年?犬のしつけ教室が開催され、講習料は2,000円で、犬と共に生活
 するために必要な訓練を行います。いつもたくさんのワンちゃんが参加
 していました。犬の悩み相談も行います。犬も人間と全く同様です。
 性格もみな違います。犬にも精神病があります。
 
*神戸市は飼い主が犬を家に置いたまま5時間以上留守にすることを禁じて
 います。1日5時間のパートの仕事をしている知人は犬を飼いたくても
 神戸市は許可しませんでした。

神戸市は犬と同様に猫に関しても徹底した飼い方を条件に猫の譲渡を行って
くれると思います。

3年前の2014年1月半ばに佐渡市、三鷹市、東京都、成田市、名古屋市、松山市、
北九州市、そして私ニセコ町の議員9名で「殺処分ゼロ自治体」である、東京都
中央区と川崎市の動物愛護センターを視察しました。
中央区は猫の不妊去勢のために助成する頭数に制限を設けず、財政的な支援が
充実していました。
また川崎市は古いセンターでしたが犬と猫が数10頭いて、とても良く管理されて
いました。猫の習性をよく理解して猫が入っているケージも高さがあり、
運動しやすいように工夫されていました。翌年には9億円かけて新しい動物愛護
センターが完成するというお話でした。新しいセンターには殺処分施設はありません。
(現在の古い施設にはありますが、全く使用していていないとのことでした)

ニセコ町も「人と動物が共生する社会」の実現へ一歩でも理解を進めて欲しいと
思います。まだまだ遅れています。