“なぜ女性議員が増えないのか”、これまでも何度も何度も議論されて
きたことである。
人口の半数は女性であるから女性が女性を応援すればすぐに解決できそうな
問題である。しかし現実にはそうはいかない。
未だに年齢に限らず女性自身がジェンダーバイアス(社会的、文化的に形成
される性別偏向)の意識から抜け出られないのである。
女性が女性(ジェンダーフリーを推進しようとする)を蔑視し、足を引っ張る、
虐める、一方で男性や力の強いものに靡こうとする女性も少なくはない。
いやむしろ多いのではないかと思う。男性のすることを真似て、男性化する
女性も多い。特に男性が多い男性中心の職場では女性であることを止めて、
男性的思考に追従しようと努力し、男性とは根本的に違う女性の思考の仕方
に対し威圧的に押さえつけようとする女性が巾を効かせる傾向がある。
こうした女性に対してもっとジェンダーフリーの感覚を持つ教養のある思慮
深い男性もまだ多くはないが、徐々に増えてきているように思う。
地球上を俯瞰すれば自ずとそうなるのは自然である。
むしろ女性自身の意識改革が必要なのではないかと思う。
国連の女性差別撤廃委員会の調査結果によると、「人類の自然の発展・
発達・歴史の流れに任せて行くと、地球上のあらゆる国々で男女平等が
実現するのは475年後になると推定している。」とある。
(2008年の報告)
人類に男尊女卑、女性差別が始まってから数千年の歴史の流れが
あることを考えれば450年余りの年数は仕方がないのだろうか。
しかし、それによる人類の損失と犠牲は大きすぎる。
それは女性のみならず男性にとっても同じである。
だから国連は何とかそれを打破すべくあらゆる方策を検討し、
紛争解決のために介入し男女平等の憲法制定にも関わっている。
10数年前になるが、大阪で上野千鶴子さんの講演を聞いたことがある。
その中で上野千鶴子さんが「日本で男女平等が実現するには
100年はかかる。」という話に驚いたのを覚えている。
しかしこのままではそれもありかと思われてくる。
女性自身が“平等とは何か”“なぜ平等でなければならないのか”
という根本的問題に真摯に向き合っていかなければ前進はないと思う。
きたことである。
人口の半数は女性であるから女性が女性を応援すればすぐに解決できそうな
問題である。しかし現実にはそうはいかない。
未だに年齢に限らず女性自身がジェンダーバイアス(社会的、文化的に形成
される性別偏向)の意識から抜け出られないのである。
女性が女性(ジェンダーフリーを推進しようとする)を蔑視し、足を引っ張る、
虐める、一方で男性や力の強いものに靡こうとする女性も少なくはない。
いやむしろ多いのではないかと思う。男性のすることを真似て、男性化する
女性も多い。特に男性が多い男性中心の職場では女性であることを止めて、
男性的思考に追従しようと努力し、男性とは根本的に違う女性の思考の仕方
に対し威圧的に押さえつけようとする女性が巾を効かせる傾向がある。
こうした女性に対してもっとジェンダーフリーの感覚を持つ教養のある思慮
深い男性もまだ多くはないが、徐々に増えてきているように思う。
地球上を俯瞰すれば自ずとそうなるのは自然である。
むしろ女性自身の意識改革が必要なのではないかと思う。
国連の女性差別撤廃委員会の調査結果によると、「人類の自然の発展・
発達・歴史の流れに任せて行くと、地球上のあらゆる国々で男女平等が
実現するのは475年後になると推定している。」とある。
(2008年の報告)
人類に男尊女卑、女性差別が始まってから数千年の歴史の流れが
あることを考えれば450年余りの年数は仕方がないのだろうか。
しかし、それによる人類の損失と犠牲は大きすぎる。
それは女性のみならず男性にとっても同じである。
だから国連は何とかそれを打破すべくあらゆる方策を検討し、
紛争解決のために介入し男女平等の憲法制定にも関わっている。
10数年前になるが、大阪で上野千鶴子さんの講演を聞いたことがある。
その中で上野千鶴子さんが「日本で男女平等が実現するには
100年はかかる。」という話に驚いたのを覚えている。
しかしこのままではそれもありかと思われてくる。
女性自身が“平等とは何か”“なぜ平等でなければならないのか”
という根本的問題に真摯に向き合っていかなければ前進はないと思う。