斉藤うめ子ブログ

新しいニセコの街づくりにとりくみます

後志教育講演会「これからの教育を考える」

2016-08-04 23:54:50 | 教育
後志管内教職員夏季研修会が早川信夫NHK解説委員を講師に迎え、
倶知安町のホテル第一会館プラザホールで8月4日(木)に開かれました。
私はニセコ町の後志教育研修センター組合議会議員をしています。
センターから講演会の案内があり参加しました。

講演「これからの教育を考える」は結論から言うと2つのポイントがあります
1つは 教育とは=生涯を通じて生きる力をつけること。
    自分で考え、判断して、解決力をつけること。
  教育は結果を出すのに10年、20年という時間かかるがその先の教育を
  目指していくことである。
2つ目は「わからない(こと)」が「わかる」ということは「わかる(こと)」
の入り口になること。
「ちょっと難しい」のレベルを上げて「わかる(こと)」が楽しいを目指す。

「教育」の基本はいつの時代も変わっていないことを感じました。

講演中に講師から会場へ向かって質問がありました。
「解説」とは何か、「ゼネコン」とは、
「社会科の先生はいませんか」との問いかけに一人として答えはありませんでした。
ついに一番前に座っていた主催者の一人の後志教育研修センター事務部長が立って
「『解説』とはわかりやすく伝えたいことを説明すること」です。と発言していました。

会場はシーンと静まり返ってなぜかその様子が日本の教育の姿を象徴している
ように感じました。

◎ 自分の意見をはっきり伝える。
  積極的に発言する。

「これからの教育」に求められるのはこの発言力かもしれません。