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斉藤うめ子ブログ

新しいニセコの街づくりにとりくみます

闘い済んで日が暮れて・・・

2016-09-15 23:25:23 | 活動日誌
14日9月議会が終わりました。
今、「闘い済んで日が暮れて・・・」の心境です。
いつものことですが、議会が終わると、終わったという
安堵感より、うまくいかなかったことへの落ち込みの方が
ずっと強く感じます。
しばらく時間が経ってからまた気を取り直して、元気になって
次回に臨みます。

議員各人各様違いがあると思いますが、私は知り合いの議員と
時々話しますが、彼女も似たような心境を語ってくれました。
この心境を何に例えたら良いのかわかりませんが、これも
自分自身に対する「闘い」そのものであって、いつも負けて
ばかりいるわけにはいきません。

「いつか」という期待と希望をいだきながら、すこし休んで、
気分転換をして、次の準備にかかっていきたいと思います。

1月10から19日までの予定

2016-01-09 23:04:35 | 活動日誌
明日10日から10日間東京に行くことになりました。
しばらくブログはお休みします。

11日は母の実家の叔父が昨年4月に亡くなり、また近くに住んでいた
叔母も一昨年亡くなりました。葬儀にも参加していませんので今回
法要も兼ねての訪問になります。
東京へはまだ1歳にならない頃から、母の背に負んぶられて札幌駅から
汽車に乗って青函連絡船を乗り継ぎ、夜行列車で3日もかかって東京に
行った頃もあったと聞いております。幼いその頃のことはよく覚えて
おりませんが、私が結婚するまで東京には母とよく行った記憶があります。
それから数十年全くご無沙汰しておりました。

12日は全国フェミニスト議員連盟主催の第5回女性議員パワーアップ集中講座
に出席します。会場は衆議院第1議員会館です。
プログラムは「福祉政策と住宅問題」「改正派遣法の問題点と非正規雇用の実情」
「共通番号(マイナンバー)制度の課題」です。かなり中身も濃く専門的で
高度な内容と聞いております。

13日は行政視察があります。東京中央区と川崎市の動物愛護に向けた取り組み
について視察します。

14日か15日はスペイン大使館で姉の遺言書についての手続きをする予定ですが,
スペイン大使館から返事がきておりません。

16日は都合が合えばですが、もう20年以上も前のことになりますが、
ロンドンで約5年間ご一緒した友人(子ども同士は同じ年で交流があり、
今そのお子さんは音楽で博士号を取得しピアニストとしてニューヨークで活躍
しています。)とお会いする予定です。

17日~19日は「市町村議会議員特別セミナー」が千葉市の市町村アカデミーで
開催され、議会からこの研修会に他4名と共に参加します。

 新年明けましておめでとうございます

2016-01-01 23:49:16 | 活動日誌
新しい年が始まりました。
朝から雪がちらつく一日でしたが、風もなく穏やかな元旦になりました。
家族がそろって元旦を迎えられたことを幸せに思っています。
昨年で厄払いを済ませ、今年は良い年になることを願っています。

昨年は大変な年でした。3人の兄姉の内、2人が相次いで他界し、
また幼い頃からお世話になった叔父叔母も相次いで他界しました。
色々な事情もあり葬儀に参列することも叶いませんでした。
特に姉はスペインで急死したので、まだ実感が湧いてきません。
スペインを愛し、スペイン国籍を取得し、マドリッドで50年暮ら
しました。私も数度スペインを訪れたことがあります。
今年折を見て慰問のためにマドリッドを訪れたいと思っています。

4月には町議選もありました。かろうじて当選はしたものの予想を
はるかに超える苦戦を強いられる結果に終わりました。
1期目の4年間無我夢中で議員活動に専念してきましたが、
大変厳しい結果におわりました。

5月には夫が1か月ほど入院、庭や畑は荒れ放題に任せていましたが、
近所の元農家の方のお陰で手入れをしていただき大変助かりました。

7月半ば珍しく夏風邪から微熱が出て、体調を崩し、やっと良くなった
7月末に近くの山中で花(ラブラドールの愛犬)と散歩中、思わぬ
アクシデントが発生し、左膝の靭帯損傷・骨挫傷でギブス・松葉杖、
挙句は車椅子の助けを借りて、全治3か月ほどかかりました。
心身共に大変つらい3か月でした。

それにも拘わらず、すでにエントリーしていた9月20日のニセコマラソン
大会には当日出場手続きだけを済ませ、観戦、応援のつもりでしたが、
何故か?足を引きずりながらも、3.5Kmを約1時間近くかけて完走(完歩?)
してしまいました。歩き終えて気分は爽快でしたが、足には負担が掛かり
過ぎたと反省しています。

9月議会定例会では当初一般質問は諦めるつもりでいましたが、一問だけ
しました。「『子どもの貧困』の実態調査について」です。

10月に私に代わり、娘がマドリッドを訪れ、姉の遺灰と両親の遺影・
遺骨、写真・書簡など身の回り品を引き取りに行ってくれました。

11月8日には「未来のニセコを拓く会」の主催で「『子どもの貧困問題』
について考える」の講演会を開催しました。

11月21日・22日に「北海道女性議員協議会」総会が札幌で開催され
出席しました。同日22日の“いい夫婦の日”に東京にいる娘が
イギリス人と婚姻届を出しました。結婚式はまだです。

12月4日、4回目になる「議会報告会」町民との意見交換会が開かれました。

12月8日ラジオニセコに議員として「ニセコなヒト」に初めて生出演しました。

9月から始まった議員の勉強会も隔週で月2回開催され、これは私の
選挙公約でもあり、議員間の情報交換・情報共有の貴重な機会です。

振り返ると慌ただしかった1年が過ぎ、新たな年のスタートが今日から
始まりました。
今年1年がどんな年になるかわかりませんが、少なくとも昨年よりは
良いことの多い年になるようにと願っています。

ヒートポンプさま

2015-10-09 20:35:47 | 活動日誌
書く、言う、 (ヒートポンプ)

「貴方の考えを書く。
貴方の意見を言う。
せっかく頂いた権利大切にしてほしい!
期待して楽しみにこのブログを待っている人が居るんですよ。ファイト!」

ありがとうございます。
おっしゃる通りです。
私のブログを開いてみて下さる方にまた長い間お休み
してしまったことを大変申し訳なく思っています。
お詫びいたします。
ただこれには私なりの理由があります。
母につづいて叔母、兄、叔父、姉と身近な家族が1年余りの間に
相次いで5人が亡くなってしまいました。
この2か月余りの間、心身共にどん底に落ち込んでしまった
ような思いで生きてきました。
まだ立ち直るのにもうしばらく時間がかかりそうです。
申し訳ありません。
心身共に健全でなければ、仕事も上手くはいきません。
こうした状況の中で9月議会定例会では一般質問を諦めようと
思ったのですが、一問だけしました。
「『子どもの貧困』の実態調査について」です。

ニセコ町の教育委員会によるとニセコ町の就学援助費の割合は
厚生労働省の全国調査(2012年)の16.3%ととほぼ同率とのことです。
ニセコ町でも6人に1人の割合で子どもが何らかの形で貧困の状態に
おかれているということです。
「子どもの貧困」と言っても多岐・多面的に渡りかつ複雑です。
個々の子どもたちが異なる問題を抱えており、それも複数重なって
いるケースが多いことです。だからこそ実態調査の必要性があると
考えています。
ニセコ町の0歳から18歳までの子どもの数は800人余りです。
私はこれから未来を担う大切な子どもたち一人ひとりの健全な
育成と幸せを実感できる環境を整えるためにも実態調査の必要性が
あると考えています。まず調査をしなければ実態は掴めません。

町長と教育長の答弁からは消極的な姿勢が感じられ、残念に思っています。
確かにこれは正に「国の政治の貧困」が招いた結果ですから、まず国が
積極的に取り組んでもらわなければならない問題であることは確かです。
しかし現実に国が動いてくれるのを受け身になって指示待ちしている
ようではいけないと思います。

この世界に「貧困」の問題はたくさんありますが、私は「子どもの
貧困」問題は“待ったなし”に取り組む問題と考えています。
それにはまず私たちに一番近い自治体が調査に取り組むべきであると考えています。
「貧困の連鎖」を繰り返さないためにも急務を要するの問題ではないでしょうか。



赤十字奉仕団北海道支部 道南ブロック協議会総会・研修会

2014-10-03 22:51:11 | 活動日誌
10月2・3日、函館湯の川観光ホテルに於いて、赤十字奉仕団
道南ブロック協議会総会と研修会が開催され出席しました。
ニセコ町赤十字奉仕団から過去最高の12名が出席しました。
役員8名全員と会員4名でした。全体では約140名の参加が
ありました。
参加地区は函館、室蘭、苫小牧、登別、伊達、北斗の6市からと
松前、知内、森、鹿部、福島、ニセコ、余市、白老、豊浦、浦河の
10町でした。

1日目の研修会は「奉仕団の活性化について・奉仕団の役割」と題して
日本赤十字社北海道支部の橋田雄一事業部長からの講話がありました。

2日目の研修会は「防災について・災害時に求められるボランティア活動」
と題して函館赤十字病院の常田智子看護係長から東日本救護活動報告:
東日本大震災の実践活動について現地での活動状況と日本赤十字社の
こころのケア、災害時のストレス反応について具体的な活動内容の
詳しい報告がありました。

私は赤十字の活動には普段から共感して、会員として活動に参加させて
いただいておりますが、赤十字活動の基本である【ボランティア】の意味は
自発的な意思に基づき、何かに貢献するとあります。
このボランティアの精神と赤十字奉仕団の【奉仕】の精神とは矛盾する
ものがあるのではないかと感じています。

【奉仕】は謹んで仕えること。奉事。献身的に国家・社会のために尽くすこと。
 とあります。
【奉事】は長上につかえること。とあります。
【長上】とは年長、目上とあります。

私は赤十字のボランティア活動に楽しく参加させていただいていますが、
奉仕(目上の方に謹んでお仕えする)活動に参加する気はありません。
【奉仕】という言葉がどこから来たのか、語源は「Ministration」を
世話、奉仕、援助と訳したことにあるようですが、よく理解できません。

【ボランティア】と【奉仕】の意味には根本的に相反する、矛盾する意味を
含んでいると思っています。
ボランティア=奉仕と単純に結び付けて、何の疑問を持たずに活動することに
違和感を抱いています。
赤十字の【奉仕】の意味についてこれからもっと議論しても良いのではない
かと思いますが、いかがでしょうか。