大工道具の蒐集

骨董市で集めた大工道具類の入手の経緯、使った感想を報告

0437 政勝鉋の台を打つ

2021-09-18 20:47:13 | Weblog
台風は関東にも接近して 朝から雨が降る。  しかし雨も風も予想した程の事は無い様だ。
今日は散歩に行かず家で過ごす。  少し時間も取れるので 久し振りに鉋台打ちを行う。 これは 以前町田骨董市で購入した物だ。 そこそこ切れると言う記憶がある。 何れ台を打ち直して 使って見ようと考えていた。  さて材料は何か良く判らない。 記憶もあいまいだ。  まあ目が詰んで居るので 使えるだろうと判断した。 樫の木では無い。 アサダでも無いしボセでも無いと思う。 追い柾と言う感じの材料だ。 八分勾配で穴を掘り 取敢えず刃を入れた。 現状後5ミリで 刃が台下端に出る所で止めて 様子を見ている。 気が付くと 刃を入れる脇溝を切る鋸が切れなくなっている。 目立てが必要だ。 今回も一枚刃で
仕立てて 少し使ってから二枚刃に直すつもりでいる。 台は幅85ミリ 全長280ミリ有る。 ここまで仕込むのに半日掛った。 まあ比較的上手く出来た方だ。 鑿も研ぎ直して整備した。  湿度でかなり錆びていた。 まあ一週間程度置いたら 使える様に刃を仕込んで使って見よう。 切れる様なら 二枚刃に変更する。 折角なら 樫の木で打てば良かったかも知れないが 材料不足だ。 こうして気が向けば鉋達は徐々に新しい台に替わって行くと思う。  まだまだ時間が掛る。
コメント
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