大工道具の蒐集

骨董市で集めた大工道具類の入手の経緯、使った感想を報告

竹割り鉈

2010-09-14 16:28:35 | Weblog
これも桐生骨董市だったと思う。 刃は細く長く 両刃になっている。 竹を割ったり、竹の皮を薄く剥いだりする時使うものではないかと思う。 研いで見ると日本刀の様な、刃紋が浮かび上がる。 上手く研げばきれいな仕上がりになりそうだ。 柄は割れていたので似た形に自分で作り交換した。 群馬は竹細工も盛んだし、そんな関係で出て来たものか。刃幅は本来はもう少し広かった物と思う。 使い込んで巾が狭くなり 使いにくくなったので出て来た物では無いだろうか。 長い刃渡りの一部に鋼が研ぎ減り無い部分があるので そうだろうと思う。
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鉈 その2

2010-09-14 16:18:56 | Weblog
これも多分桐生の骨董市で手に入れた物だと思う。 整った形で刃は肉が厚く使い安そうに思われた。 柄は無かったが購入した。 自分で柄を付けて見た。 使って見ると刃が少し鈍だと思う。 欠ける事は無いが、 刃先がつぶれた様になってしまう。 硬い節にでも当たると刃が負けてしまう。 もしかすると焚き火にで放り込まれ焼が戻ったのかも知れない。 研げば一応刃が付いた感じはするが、使うとすぐ駄目になる。 殆ど使わず しまって有る。 農家の人は切れない鉈では仕事できないから 見放されて私の所まで流れて来た物か。 まあ駄目でも見放さず 手元に置いて置こうと思う。
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2010-09-14 16:07:57 | Weblog
これは桐生天神骨董市が開催される様になって間もない頃に 市で購入した物だ。 農家の庭にでも転がって居た物を持って来ましたと言った感じで、錆びた鉄の板にしか見えない物だった。 値段は忘れたが 安く買ったと思う。 柄も無かった。 しかし錆を落として研いで見ると まあ使えそうなので柄を付ける事にした。鉄の桂もどこかで手に入れた物だが忘れてしまった。 まあ色々有ったが 鉈として使える状態になった。 これで金槌の柄の棒の荒取りをするのに具合が良い。 案外切れる刃でそんなに大きく欠ける事も無い。刃幅も広く使い易い。 多分田舎の鍛冶屋さんが作った物だと思う。 有名な刃物産地から来た物では無いようだ。 しかし数ある鉈の中でも一番切れる使い易い鉈だと思う。
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