これも11月2日の東郷神社骨董市で手に入れた。 500円だった。見ると余り使われて無い様だ。台の色からしてそんなに古い物では無い。切れないから出したと言うより仕事が無くなり、道具が保管出来ないので、売ったと考えた方が良さそうだ。 刃口が開いているので、埋木している。 刃には王将の銘以外に、開発特選 入選賞獲得 山長 と刻印がある。何かを開発しそれが優れていたので賞をもらったと言う事らしい。 まあ半分は売る為の宣伝であるにしても、刃の作り方で何か工夫をして、特に切れる長持ちする刃を作ったと言う事だろう。他の鉋と比較しても特に良い物だと言いたいのだろう。 台には 後のマークの焼印が有る。所有者は後藤さんだったのかも知れない。大工か家具職人だったが、職を失い道具も不要になったので手放した。 そんな想像が出来る。 刃を研ぎ直し、台を調整して切れ味を確認して見よう。 使った結果は残念ながら、なまくらだった。軽く引いても、刃がこぼれていた。 駄目ならコレクションにするか。
その後何度か研いで使って見たが良く切れたと思う。 この鉋を家具の学校に提供する事にした。 頑張ってしっかり働いてこいよ。
その後何度か研いで使って見たが良く切れたと思う。 この鉋を家具の学校に提供する事にした。 頑張ってしっかり働いてこいよ。