さだやんのほろ酔い日記

落語家・立川 左談次

くさいねぇ。

2010年12月20日 10時43分38秒 | ほろ酔い日記
クサイねこいつ、
ある種の褒め言葉であります。

ギャグを必要以上に強調する、
分かりやすさ、
演技過多、
アホ向けの演出、
ってのは言いすぎだけど。
それも有る程度の芸を持っていないと出来ない。
場所や客によって使い分ける、
多かれ少なかれ噺家は演っているものだ。
決して善し悪しでは無い、
そういうことも有る、のであります。

女は女らしく、子供は子供らしく、サムライは・・・。
いちいち、役者みたいに表現する噺家もいる。
思いいれたっぷりに、である。
これはちょいと弱ってしまう。
噺とは程遠いものになっちまう。
右向いて演技して、
左向いて又演技して、
オオマになってね、
噺の雰囲気ずったずた。
らしく、程度で良いのにね。


このニュアンス、
上手く伝えられないオラ。
・・・・修業しなおして、
であります。
熱のせいか、まとまりませんな。



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