さだやんのほろ酔い日記

落語家・立川 左談次

黒紋付羽織袴。

2010年12月14日 11時10分09秒 | ほろ酔い日記
これが板に付くようになると
噺家として一人前と言えるかも知れない。

昔は黒紋付の着流しで高座へ、
なんてのに憧れましたわ。
先代の小さん師匠の格好良さ、
ったら、たまりませんでした。

三平師も黒でありました。
軽やかな袴をつけて。

高座姿は好対照だが、両師とも、
ぴたっと嵌っておりました。

黒紋付は、その人間の本質?
そう大袈裟なものでは無いが、
そんなものを浮かび上がらせるようなチカラが
あるのかも知れない。

今日は、黒紋付羽織袴。
談大のお別れの会であります。