小春奈日和

赤ちゃんは、人間は、どのように言葉を獲得するの?
わが家の3女春奈と言葉の成長日記です。

言葉は自分に返ってくる

2015年05月22日 01時38分34秒 | 日記
2012年8月28日(火)(4歳3か月)
 
 
 幼児が言葉を話し始める時期というものは個人によって
異なる。
 
 早い子もいれば遅い子もいる。
 
 それでも小学校に上がる頃にはほとんど差は見られない。
 
 話し始めるのが遅くてもすぐに追いついてしまうものなのだ。 
 
 このことはすべての、人間という生物に言葉を話す能力が
備わっているからだ。
 
 ただ、話し始める時期については、全体的に見て男の子
よりも女の子の方が早いようである。
 
 春奈はかなり早い方だった。
 
 これは、8歳も離れたお姉ちゃんがふたりいること、春奈が
日常的にたくさんの人に会ってきたことが影響しているように
思える。
 
 なぜなら、幼児が言葉を獲得するのは、周囲の人が口にして
いる言葉をマネっこするからだ。
 
 だから、春奈も、大人が使うような言葉をよく口にしていたし、
お姉ちゃんたちが使うギャル語も口にすることが多かった。
 
 だから、ゆうきやりえにとっては、時々、
 
 「なんで、そないにえらそうやねん」
 
と、なることも多々ある。
 
 
 そんな春奈が今日もゆうき相手にいろいろと話しかけている。
 
 もっとも、その内容ははっきり言ってとりとめのないものだ。
 
 ゆうきも次第に聞き流すようになってくる。
 
 すると、春奈がゆうきに、
 
 「おい、聞いてるか?」
 
と、つっこんだ。
 
 その言い方、ゆうきにそっくりだ。
 
 結局、春奈に言った言葉はそのまま本人に返ってくることになる。