大分、命名の形式が整ってきたと思います。
次は、安定というか、バランスの話しです。
左右のバランスで、どちらかというと、偏りがないほうが良いとされています。
偏とか、作りとか漢字には色々とありますね。
右側ばかりの画数が多くて、あまりにも差があるというのは、なるたけ避けたほうが好いわけです。
そして、最後の文字にもよりますが、すわりが良いというか、見た目で安定した様な容が良いとされています。
さて、大分出来上がってきたでしょうから、昔から有る問題について考えましょう。
それは、画数の問題です。
桜という文字は、画数も数えやすいわけですが、櫻という古い文字だと画数が増えます。
また、三ずいは3画とするか、4画くとするか。
草冠の画数とか、結構気になると思います。
略字を使う場合は、いつでも略字で、元の古い字を使う場合は、必ず古い字でやることです。
命名ですから、姓名判断ではありません。
姓名判断の場合は、色々と流派があって、その流派の判断は尊重されるわけです。
ところが、たとえば、古い文字を使う流派には、同数とかはないわけで、流派の垣根を越えて、別の原則を入れるとヘンな話になります。
命名するときははっきり、画数を決めてください。
また、できるだけ、その後、文部科学省が改定しないような文字を使ってください。
なお、文字が最初にできたときの画数を使うという研究が始まっています。
昔の画数の多い文字に直しての判断です。
ただし、まだ実例が乏しいのか、この後の研究がどうなるか興味深い話です。
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